Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

RRWポイント:91点

Delas Ventoux 2018

ドゥラス(Delas)のAOCヴァントゥー(Ventoux)です。
ローヌのAOCはいろいろクリアしてきましたがヴァントゥーはまだでした。
コート・デュ・ヴァントゥー(Côtes du Ventoux)の表記も見かけますが、
2009年にヴァントゥー(Ventoux)のみに改名されてます。
南ローヌですから、グルナッシュ主体でしょうね。楽しみ~。


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ドゥラスは創設が1835年という北ローヌ、タン・レルミタージュにある老舗。
当初は創設者2人の名を取って「Audibert et Delas」と呼んでいたそうですが、
1924年後継者のHenriとFlorentinのDelas兄弟が、Delas Frères(ドゥラス兄弟)
に改名をして、今もこれが会社名になっています。

1993年、なんとシャンパーニュのルイ・ロデレールを所有するルゾー家が、
ドゥラスを買収します。以降、ルイ・ロデレールが誇る卓越した技術と、
160年のローヌでの歴史を融合し、新たなローヌのスタイルを確立させ、
世界が注目のワイナリーへと進化を遂げているそう。(インポーター資料より…笑)


公式ページはルイ・ロデレール譲りか、おしゃれにできています。

ワイン情報もしっかり載っています。ただ、ローヌあるあるですが(笑)、
セパージュ%が載っていません。今日のも「グルナッシュ主体+シラー」とだけ。
どこかのショップサイトに「通常はこれぐらい」として載ってたのがこれ。
・グルナッシュ 80%
・シラー 20%
まあ、そんなとこでしょうね。(笑)
また、シラーは品種の特徴を生かすため、しばしば全房で仕込むとあります。
ブレンド後は空調の効いた部屋にあるステンレスタンクで6~8ヶ月熟成だそう。


タン・レルミタージュ(Tain-l'Hermitage)の街中にあるドゥラス訪問。
Ventoux00
敷地はそこそこ大きいですが、市街地なので何となく手狭そうです。


さて、
今日のワインはAOCヴァントゥー(Ventoux)なので例によって調べてみます。
前述の通り2009年コート・デュ・ヴァントゥー(Côtes du Ventoux)から改名。
(隣のAOC Luberonも同時期にAOC Côtes-du-Luberonから改名しています。)

AOC Ventouxの範囲ですが、ヴォークリューズ県(Vaucluse)の真ん中。
Ventoux02
AOC Luberonとの境はカラヴォン(Calavon)川になってますね。

え~い!結局、ネットの拾い物地図を貼って見ましょう。(笑)
Ventoux03
まだCôtes du Ventoux表記のままですね。しかし、Ventouxは広いですね。
ローヌは北と南を合わせると長いですが、それで見てもVentouxはでかい…。


さて、例によってGoogle Mapに書き込みします。
Tain-l'HermitageのDelas Frèresと今日のAOC Ventouxとの位置関係を確認。
Ventoux01
北ローヌ(Nord / Septentrional)と南ローヌ(Sud / Méridional)をカバー。
主要AOCの名前も書き込みました。あわせてご確認ください。


エチケット平面化画像。
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裏ラベルを隠さない、えらいインポーターシールです。


さあ、抜栓。
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ワイナリー名、紋章入りのキャップシールとコルク。

コルクを平面化するとこんな感じ。
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Alc.14.5%。(pH:3.69、Brix:7.0)
ガーネット。涙は形がありません。
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カシス、チェリー、黒糖、鉄。
甘みを感じますが、辛口アタック。
また、酸味とまでは感じないんですが、
フレッシュ感を出す要素がありますね。
やはりですが味は軽め。厚みは弱いんですが、
苦味様の複雑味が出てきていい具合になってきます。
余韻もタンニン成分をはっきり感じながら、しっかり楽しめます。

2015年と2017年にパーカーおじさんは90点をつけています。
なるほど、そこそこうまい、そんな感じです。


*****


Delas Frères
Ventoux 2018
RRWポイント 91点


Chateau Ste. Michelle Indian Wells Cabernet Sauvignon 2016 Columbia Valley

アメリカはワシントン州、コロンビア・ヴァレーのカベソーをいただきます。
ワシントン州と言えば、オレゴンのまだ北側、カナダとの国境の州です。
そんな冷涼地のカベソーはどうなんだとお思いでしょうが、ところがどっこい、
ナパなんかのように甘やかされていない(!)力強いカベソーが見つかるところ、
そんなふうなことが最近わかるようになってきました。(笑)


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シャトー・サン・ミッシェルは前身が1912年に遡る、この地のパイオニア。
アメリカの禁酒法時代(1920~1933年)を切り抜け、ワイナリーを再開。
(なので、創業を1934年としてあるものもあります。)1967年伝説的な醸造家、
Andre Tchelistcheff氏をコンサルとして招き、近代的なワインメイキングで評価を得、
サン・ミッシェル・ヴィントナーズを名乗って今の発展の礎を築いたそうです。
1976年フレンチ・スタイルのシャトーを建て、シャトー・サン・ミッシェルに改名。
旧世界の伝統的ワイン造りと新世界の革新的技術を織り交ぜるのがポリシーだそう。
即ち、ワシントンを今の一大産地にしたのがシャトー・サン・ミッシェルということ。
ゴイゴイスー。


公式ページはしっかりしててカッコいいんですが、ワイン情報はショップ兼用。

このパターンは、現行ヴィンテージ、もしくは在庫のあるものしか載ってません。
アメリカのワイナリー公式サイトあるあるです。(笑)
で、今日のカベソーは売り切れらしく、赤ブレンドとメルローしか載ってません。
仕方がないので、ネット情報を探る旅が始まります。
いろんな情報があり、絞り込むのが大変ですが、たぶん以下になります。
・カベソー 88%
・シラー 12%
新樽率51%のフレンチ/アメリカン混成の樽で20ヶ月熟成。
(新樽率32%で14ヶ月という情報もあり。)

ブドウの出どころも、
・Horse Heaven Hills AVA 45%
・Wahluke Slope AVA 22%
・残り33%は自社のCold CreekとCanoe RidgeのVineyardから。
あとで調べるとしましょう。


ワイナリーはシアトルの市街から車で30分ほど北へ行った所にあります。
SteMichelle01
広い敷地に立派な「シャトー」ですが、コロンビア・ヴァレーじゃないんですね。
一応、シアトル周辺もPuget Sound(ピュジェット湾)というAVAにはなってます。
(AVA=American Viticultural Area)

シアトルもAVAの中だったんですね。シアトルと言えばこのスタバ1号店。
SteMichelle04
去年シアトルを訪れた際は、ここへ行った後、イタリアワインを飲んでます。
せっかくならワシントンのワインをいただけば良かったですね。(笑)


さあ、この地図でワシントン州のAVAを見ておきますよ。
SteMichelle02
シアトルのあるPuget Sound AVA以外は、カスケード山脈を挟んで内陸側、
コロンビア川流域の、いわゆるコロンビア・ヴァレーAVAになります。
その中に内包されて狭域のAVAがあるという関係になっています。

今日のワインの、Horse Heaven Hills AVAWahluke Slope AVAも確認。
どちらもコロンビア川流域の割と大きな範囲のAVAですね。

コロンビア川はカナディアンロッキーを水源にワシントン州を広範囲に流れ、
Horse Heaven Hills AVAのあたりで、オレゴン州との州境となり西へ向かい、
オレゴン州最大の都市ポートランド(オレゴンの州都はセイラム - Salem)で
Willamette Valley AVAから来たウィラメット川と合流し太平洋に注ぎ込みます。

まあ、うだうだ書いていても頭に入らないのでGoogle Map転記を断行。(笑)
SteMichelle03
Chateau Ste. Michelleの所在も書き込んでます。ほぼシアトルですね。
公式サイトによると、シアトル近くのシャトー・サン・ミッシェルでは、
主に白ワインを作り、赤ワインは別途にHorse Heaven Hills AVAにある、
Canoe Ridge Estate winery(所在不明…)なるところで作っているそうです。
確かにシアトルはコロンビア・ヴァレーからはちょっと離れすぎですもんね。


ラベル平面化画像。
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裏ラベルを隠さない控えめインポーターシールはエラいです。


さあ、抜栓。
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キャップシール、コルクともに「Indian Wells」専用デザインですね。

コルク平面化。ロゴマークとURL入り。
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無印の集成コルクですね。こんなのもブショネないんでしょうか。

Alc.14.5%。
濃いガーネット。涙はくっきりで色付き。
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ブラックベリー、スギ、スパイス、フッと黒糖。
辛口アタックと思ったら、後から甘みが舌の上に乗ってきます。
始終甘みはパレットに居座ってるんですが、
味のストラクチャーはしっかり感じるので問題なさそうです。
この甘みはなぜかタンニンと拮抗し、
相当あるはずの収斂性を和らげてくれています。
余韻まで引きずる甘さですが、
「重み」と両立する「甘さ」は初めての感覚です。
スモーキーな感じが始終あるのがいいのかもしれません。

ワシントン、奥が深いですね~。


*****


Chateau Ste. Michelle
Indian Wells
Cabernet Sauvignon 2016
Columbia Valley
RRWポイント 91点


Telish Cabernet Sauvignon & Merlot 2013

KALDIで1000円ほどで買えるTelishというブルガリア・ワインです。
以前、Castra Rubraというのを同じくKALDIで買って割と良かったんですが、
その時、Castra Rubraの前身がTelishだったなというのが記憶に残ってました。
案の定、店頭のPOPは「あの、ミシェル・ロラン監修!」みたいな…。(笑)


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1960年創設の官営ワイナリーが民間に払い下げられ、現オーナー、
Jair Agopian氏が購入、1999年に「Telish」ワイナリーをスタート。
その後、2006年に新ワイナリー「Castra Rubra」を建てたそうです。

Telishというのは首都ソフィアの北側に「Telish」という町があり、
そこにある(あった?)ワイナリーというのはネットで調べました。
ワインの裏ラベルには「Telishにあるテリッシュ・ワインセラーで生産、
Kolarovoにあるカストラ・ルブラ・ワイナリーで瓶詰め」とあります。
どうやら、テリッシュもカストラ・ルブラも個別に存在してそうですが、
2つの所在はソフィア経由で車で4時間の距離です。
ブルガリアの北の端と南の端ですから、なんとも不便な位置関係ですね。


公式ページでいろいろ調べようとしたら、なんと工事中です。

タイミング悪いですね。結局ネット情報を探るしかありません。
インポーター、オーバーシーズのサイトに作り手紹介はありました。
ワイン情報が見当たらず、結局得体の知れないドイツのショップサイトで、
・カベソー 50%
・メルロー 50%
らしいことはわかりました。樽は不明です。お値段的になしかな?


テリッシュの町を散策しましたが(笑)ワイナリーらしきものは発見できず。
しかたないので再訪ですが、カストラ・ルブラへ行ってみます。
Telish01
これだけの施設ですから、実質こっちが本拠地なのでしょうね。
1999年テリッシュをスタートした時植えたのがカベソーとメルローと言います。
今日のワインからすると、畑だけは残ってるって感じでしょうかね。

因みに、Castra Rubraの名前ですが、すぐ近くにローマ時代の要塞の遺跡、
Castris Rubrisがあり、そこから取ったそうです。今は石垣が残ってるのみ。
どうりでワイナリーが石造り風情になってるわけですね。


さて、ネットの拾い物ですが、こんな地図がありました。
ブルガリアのワイナリー名が(多分ほとんど全部)地図上に示されてます。
Telish02
テリッシュの町のあたりにはTelishというワイナリー名は書かれていません。
Castra Rubra他、今まで飲んだブルガリアのワイナリーに印をつけました。
Logodajはいいとして、Enira(Bessa Valley)はまた飲んでみたいですね。


さあ、抜栓。
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キャップシールはラベルに合わせたデザインですが、コルクがまさかの無地。
当然ながらコルクの平面化はしません。(笑)

Alc.13.5%。
ガーネット。涙は形がはっきりしません。
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ブラックベリー、ブラックチェリー。
生っと熟成された樽香のようなものを感じます。
辛口アタック。
味の厚みは若干物足りないんですが、
カベソーとメルローのブレンドのお手本のような旨味は出せてます。
嫌味や欠点も見当たらないので、そこそこハイレベルと思われます。
タンニンも十分シルキーで余韻にスムーズにつないでくれますね。
若干の軽さだけ、どう評価するかです。


*****


Telish
Cabernet Sauvignon & Merlot 2013
RRWポイント 91点


丹波ワイン 京都丹波 Pinot Noir 2017

久しぶりに京都・京丹波の丹波ワインを訪れ、ピノ・ノワール 2017を購入。
すぐに冷やして夕食に抜栓。今日まさに見てきたテロワールを思い出しながら…。
自宅から行けるワイナリーとしてよく訪れ、昔からいろいろ試していますが、
ここのピノ・ノワールはピカイチだと思っています。さて、2017はいかに?


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奇しくも、雑誌「ワイン王国」の最新号の特集で丹波ワインが紹介されてました。
「日本ワイン 注目のグラン・クリュ」と銘打って、全国11ヶ所の産地を選び、
日本のグラン・クリュ級のすごい産地とする、すごい企画です。(笑)
そこになぜか(失礼!)京丹波の丹波ワインが選ばれ、紹介されていました。
それも今日のこのワイン、ピノ・ノワール 2017がです。特級畑なんだ…。(笑)


公式ページはここですが、公式ブログの方が面白いです。(笑)

で、さらにワイン情報はショップサイトの方を見ることになります。
しかし、木樽で熟成以外の情報はないんですがね。
2017年は過去5年で一番日照時間が長かったそうです。ただ病害虫の被害で、
収量は減ったそうですね。


さあ、丹波ワイン訪問です。Google Mapじゃないですよ。(笑)
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昔、見学ツアーも行きましたが、今はコロナでやってないんでしょうね。

沿道にもブドウが植えてあって、花芽が出ているのが間近で観察できました。
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そうそう、今日はピノ・ノワールの畑に行ってみようと思ってたんでした。

これが丹波ワインの畑をGoogle Map上に示した地図です。
Tamba01
ワイナリーに隣接した畑はピノ・ブランやセミヨンが植えられてますね。
今日は黄色の矢印のように、タナが植えられている畑を横目で見ながら、
少し離れた平林圃場まで行ってみました。

中には入れないので外から眺めていますが、いい景色です。
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ここはカベソーやメルローも植えられていて、どれがピノかわかりません。(笑)

しかし、快晴の上天気に、葉や花芽の緑、美しいです。何気に感動。
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この青と緑のコントラストを脳裏に焼き付け、ピノ・ノワールをいただくとしましょう。


ラベル平面化画像。
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2016のヴィンテージは「京都丹波」ではなく「丹波鳥居野」になってました。
平成30年から「日本ワイン」の表示基準が適用になったのと関係あるのかな?
限定1,918本。2016は2,239本でしたから、14%も収量が減ったんですね。


さあ、抜栓。
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キャップシールはカッコいいです。コルクはいつもの合成コルク。

コルク平面化。
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見た感じ、ノマコルクのような気がするんですが、表示はなし。

Alc.12%。(2016は13%でした。)
クリアに澄んだ薄いルビー。
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フランボワーズ、かすかにフレーズ。
複雑なノリの佃煮香。(笑)いいことですよ。
酸味を先に感じますが、辛口アタック。
2016VVの記憶との比較ですが、少し味の貫禄が減った気がします。
苦味に似た複雑味はあって、素性はやはりよさそうです。
余韻は短めながら、いいバランスで続きますね。

いやあ、うまい。やはりいい線行ってますよ、これは。
京丹波のテロワール〜!!!



*****


丹波ワイン
京都丹波 ピノ・ノワール 2017
RRWポイント 91点


Nino Negri Valtellina Superiore DOCG Riserva 2015

ヴァルテッリーナ・スペリオーレDOCGキアヴェンナスカをいただきますよ。
Valtellina (Superiore) はピエモンテのお隣、ロンバルディア州のDOC (DOCG) で、
Chiavennasca(キアヴェンナスカ)はネッビオーロのシノニムでしたね。
キアヴェンナスカはヴァルテッリーナ地元での呼び名ですが、響きがカッコいい。(笑)


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Valtellinaの地域はロンバルディア州の北端、スイス国境に近い山間にあります。
ネッビオーロを主体としたValtellina DOCが1968年にDOCとして認められますが、
1998年にValtellina Superiore DOCGという単独DOCGが派生します。
どちらもネッビオーロ90%以上ですが、Valtellina DOCが6ヶ月熟成なのに対し、
Valtellina Superiore DOCGは2年熟成、内1年は木樽熟成が義務付けられます。
今日のワインはRiservaなのでトータル3年以上の熟成をしています。

2003年更に、Sforzato di Valtellina DOCGという、陰干しで凝縮させた濃いワイン
(アルコール度数14%以上)が単独のDOCG化をしています。


作り手は1897年創業というニノ・ネグリ社。公式ページを見るとわかるのですが、
Gruppo Italiano Viniというイタリア全土をカバーする大グループに属するようです。

あれれ、今日のワインズバリが載っていません。インポーター情報ですが、
・キアヴェンナスカ(ネッビオーロ) 100%
スロヴァニアンオークの大樽にて36ヶ月+ボトルで6ヶ月の熟成です。
ちゃんとValtellina Superiore DOCGのRiservaの規定はクリアしてますね。

ファーストヴィンテージは1959年と古く、優良年しか作られてこなかったそう。
ワイナリーがキウロ(Chiuro)の町の城跡にあることからCastel Chiuro(キウロ城)
と呼ばれていたそうですが、1967年からこのニノ・ネグリ・リゼルヴァに改名。
現在ラインナップのトップキュヴェが「Castel Chiuro」の名を冠してることから、
トップキュヴェの準ずるクオリティなんじゃないかと勝手に想像します。


さあ、キウロの町の作り手訪問。立派な建物だけど路地が狭い。
Valtellina02
ラベルのイラストに似た城壁があります。これがキウロ城?…しょぼ。


さあ、Valtellinaの位置関係を確認。ChiuroとNino Negri見つかりました?
下の北イタリア地図の赤枠部分。スイス国境近くの険しい山間の産地です。
Valtellina01
Valtellina Superiore DOCGのはサブ・ゾーンがあり一緒に表記できます。
Maroggia、Sassella、Grumello、Inferno、Valgellaの5つです。


ラベル平面化画像。
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インポーターラベルは裏ラベルを避けてありました。エライ。
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さあ、抜栓。
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ワイナリーのマーク、ロゴが入っています。

コルク平面化。
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Alc.13.5%。
透け感ある薄いガーネット。
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カシス、ブルーベリー、プラム。
さすがの3年熟成、いい具合の樽感が香ります。
酸味のしっかりある辛口アタック。
味の厚みはあるんですが、こじんまりとした印象で、
パレット隅々まで広がる感じではないですね。
しかし、お陰で重々しくならず、
フィニッシュまでいいまとまりで続きます。
最初の酸味が重要な構成要素というのがわかる味です。

キアヴェンナスカ、確かにネッビオーロです。(笑)
しかし、上等なバルバレスコのような美味しさで驚きます。



*****


Nino Negri
Valtellina Superiore DOCG
Riserva 2015
RRWポイント 91点


Emiliana Coyam 2016 Los Robles Estate

チリのビオワインの草分けと言ったらこのエミリアーナじゃないでしょうか。
以前このブログでも、お手頃入門シリーズのカルメネールを試していますが、
エミリアーナはその随分前から「ビオ」や「オーガニック」で売り出してます。
10年以上前ビオなんて珍しかった頃にも、若干敬遠気味に何度かいただいてましたが、
(笑)今日はそのエミリアーナのフラッグシップ「コヤム」をいただきますよ。


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COYAMというのはチリの先住民族マプチェ族の言葉で「オークの木立」の意味です。
何だか樽をガンガンに効かせたワインかなと想像しますが、なんのことはない、
コヤムが作られるビオディナミの畑がオークの古木に囲まれていたからだそうで。

インポーターの情報ですと、エミリアーナは1986年にギリサスティ家が設立、
90年代後半から有機栽培を実践、2001年にチリ初のオーガニック認証ワイン、
Coyam 2001をリリース。今日のワイン、その15年目のヴィンテージって訳ですね。


公式ページは大手らしく立派。ビオな画像があふれてます。(笑)

データシート完備ですが2017のものしかありません。
しかし、裏ラベルにセパージュがあって助かりました。
・シラー 49%
・カルメネール 22%
・カベソー 16%
・ムールヴェードル 5%
・マルベック 4%
・グルナッシュ 3%
・テンプラニージョ 1%
シラーがベースにがっつりカルメネール、いい感じです。
しかし、なんとたくさんの種類のブレンドでしょう。
これでもすごいですが、2017年のヴィンテージではこの上さらに、
プチヴェルドとカリニャンもブレンドしています。(笑)
醸造もグラヴィティ・フローや樽内でのMLFなど自然な方法を取っています。
樽熟は75%がフレンチオークの新樽、20%がフードル(2000Lと5000Lの大樽)で、
残り5%はセメントタンクで、14ヶ月間になります。

パーカーおじさんの評価はと調べると、2012年が91+点、2013年が92点。
過去もだいたい90点以上ですから好評価は安定してそうです。


エミリアーナは、カサブランカ・ヴァレーを中心に、マイポ、カチャポアル、
コルチャグア、ビオビオなど各地に自社畑を922ha所有、契約畑は334haを管理し、
内オーガニック認証受けた畑はほとんどの1200haにもなるそう。ゴイゴイスー。
今日のCoyamの畑は、最初に有機栽培化した所有畑の内で最良のところで、
Los Robles Estateと呼ばれます。Robleはスペイン語でオーク。即ちコヤムです。
コルチャグア・ヴァレーの、そのLos Robles Estateに行ってみましょう。
Coyam01
ナンカグアとサン・フェルナンドの間のティンギリリカ川沿いです。
この周りの木がオークの古木ですね。Coyam専用の畑&ワイナリーです。

いつもの広域地図でColchagua Valley他の位置関係を見ておきます。
Chile _Rapel_Valley
見にくいですが、ティンギリリカ川沿いの四角い黄色印がLos Robles Estateです。

カチャポアル川流域が、カチャポアル・ヴァレー。ティンギリリカ川流域が、
コルチャグア・ヴァレー。合わせてラペル・ヴァレーになるんでしたね。
ちゃんと2つの川が合流するとラペル川という名前になります。
ティンギリリカ川もコルチャグア川って名前だと完璧なんですが、少し残念。(笑)
ついでなので、ティンギリリカ川とはどんな川なのか見ておきましょう。
Coyam02
Los Robles Estate近くの橋から覗いてみました。普通の川です。(笑)


ラベル平面化画像。
CoyamY
ユーロリーフのマークがありますが、このマークをつけるときには必ず、
管理団体のコード番号と農業原料が生産された場所を併記する必要があります。
このワインの場合、CL-BIO-001Chilean Agricultureと書いています。
最初の「CL」は管理が行われる国のISO国名コード、すなわちチリです。
「BIO」は明白ですね。そして「001」はおそらく認証第1号なんでしょう。

EcocertもEcocert Chileの認証となってます。Ecocertはフランス発ですが、
世界80ヶ国に認証機関を置いています。チリにも当然あるってことですね。

尚、ラベルにはありませんが、エミリアーナは2005年に中南米で初めて、
厳しいビオディナミの認証機関であるDemeterから認証を受けています。


さあ、抜栓。
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キャップシール、コルク共にCOYAM専用品ですね。

コルクも平面化。
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あんまり大したことなかったですね。

Alc.14.5%。
濃いインキーなガーネット。
IMG_2528

ブラックベリー。
黒糖、モカ、ビターなチョコ…。
酸か甘みか、そんな風味がしっとり乗った辛口アタック。
味の厚み、ボリューム、構造感はありありです。
それでいて重々し過ぎずエレガントなのは、
酸+甘みのアクセントが始終効いているからでしょう。
ただちょっと甘味成分が少々くどい気もしてきます。
新世界のカベソーなんかで感じる、果実味というか…「甘さ」です。
これをサラッとドライに仕上げてくれたらバッチリ好みなんですが。
パーカーおじさんと同じくらいの点数になりました。(笑)


*****


Emiliana
Coyam 2016
Los Robles Estate
Valle de Colchagua
RRWポイント 91点


Renato Ratti Barolo Rocche dell’Annunziata 2015

「上等バローロも飲んでおこう!」のコーナー(笑)。レナート・ラッティです。
1965年からバローロ地域のラ・モッラに本拠地を構える家族経営の作り手ですが、
創業者レナートさんは「偉大なるバローロの改革者」と異名をとるとか。
ラ・モッラで最も有名な単一畑の一つ、ロッケ・デッラヌンチャータからの一杯です。


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レナートさんは1988年に急逝していますが、若かりし頃、アルバで醸造を学び、
ブラジルに渡ってスパークリングワインとチンザノのベルモットの生産に携わり、
1965年ピエモンテに戻ってからMarcenascoの畑を取得しバローロを作り始めます。
こういうちょっと変わった経歴が革新的な作り方の発想に結び付くんでしょうか。
発酵や熟成の期間を短縮したり、オーク樽での熟成を2年までに抑え、代わりに、
ボトルでの熟成期間を延ばすなど、モダン・バローロの基礎を作ったそうです。


公式ページはモダンな感じ。伝統的なイタリアらしさはあまり感じません。

そこそこ情報はありました。バローロですから、そう仕様は変わらないですが。
・ネッビオーロ 100%
除梗・破砕後の発酵、温度調節付き発酵槽にて30度で7~10日間。
マロラクティック発酵はオーク樽内で行います。
ただ、樽はフレンチオークのバリックと25ヘクトリットルの大樽を併用。
樽での熟成期間はやはり2年です。
で、今日のロッケ・デッラヌンチャータ2015はパーカーおじさん95点です。おお。


ラ・モッラのアヌンチャータ(Annunziata)教会横のレナート・ラッティ訪問。
Ratti034
2002年に最新設備に更新したそうなので、モダンでカッコいい建物です。

バローロDOCGを俯瞰して見ると、この辺りにあります。
Ratti03

公式ページにはレナート・ラッティの所有畑の地図がありました。
Ratti01
しかし、あまりにもザックリし過ぎで面白くないですね。バローロの形…。(笑)

今日のロッケ・デッラヌンチャータの畑に行ってみましょう。
Ratti03
レナート・ラッティのすぐ裏手がこの畑でした。いい眺めです。
ストビューでうろついてみましたがレナート・ラッティの区画はわからず。
たぶんワイナリーに近い方(この写真あたり)なんじゃないかと。


ラベル平面化画像。
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裏ラベルはあるんですが…エノテカさんが丸隠し。
IMG_1941
いつも言わせていただきますが、これはイカンです。


さあ、抜栓...じゃなくてCORAVIN(コラヴァン)です。
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グラスワインでも抜栓仕立ての風味が保てるなら非常にありがたいシステムです。

Alc.14%。
透明感あるガーネット。
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カシス、ブルーベリージャム、ブラックベリー。
エレガントな辛口アタックです。
軽さを演出する酸も感じるんですが、
ボディーはしっかり重みがあって均衡しています。
喉元の収斂性もドラマチックに余韻へ流れていきます。

うん、おいしいバローロです。ただ...
パーカーおじさんの95点とまではいかないな~。(笑)


*****


Renato Ratti
Barolo
Rocche dell’Annunziata 2015
RRWポイント 91点


Philippe Bouzereau Château de Cîteaux Beaune-Teurons Premier Cru 2014

シャトー・ド・シトーという所のワインです。ブルゴーニュでシャトーって?
シトーというのもかつてコート・ドールを開墾したシトー派修道会を思いつきます。
このあたりは後ほど確認するとして、今日のはボーヌのプルミエ・クリュ。
コート・ド・ボーヌのテロワールを感じながら試してみたいと思います。


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Château de Cîteauxを名乗ってますが、Domaine Philippe Bouzereauが作り手。
ムルソーで9世代に渡る家族経営のドメーヌでフィリップ・ブズローさんが現当主。
シャトー・ド・シトーは11世紀にシトー派修道会がワイン造りを始めた頃から、
ムルソーに建っているとのことで、代々ブズロー家が受け継いで来たんだそうです。
ただ、2005年に売却してしまって現在はホテルになっているようですが、
ワインだけは「シャトー・ド・シトー」を名乗り続けているんですね。


公式ページは完全FLASHベース。カッコいいんだけど使いにくし。

ムルソー他、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェ、
オーセイ・デュレスに1級畑を持ち、コルトンのグラン・クリュもありますね。
ラインアップも白が多いです。
今日のボーヌは「Les Teurons」という1級畑で、0.4ha所有しているそうです。
・ピノ・ノワール 100%
熟成はオーク樽(新樽率不明)で18ヶ月です。
インポーターの情報もご参考まで。


さて、ムルソーの市街地にあるドメーヌ訪問。
MeulsaultCB
門の奥の方に、例のシャトーと、間に大きな畑が見えます。この畑は、
「Vieux Clos de Château de Cîteaux」と言ってこのドメーヌのモノポール。
ここからムルソー村名の白を作っています。

畑の裏手に回ってシャトー・ド・シトーをのぞいてみましょう。
MeulsaultCCB
ブルゴーニュのシャトー、こういうことだったんですね。
門構えからして立派。まあワイン作りには必要なかったのでしょうけど。(笑)

今日の畑を確認します。1級畑ですから簡単に見つかりました。
Beaune_1erCru
黄色で囲ったところになります。市街地と山手の間ですが割と広いです。

恒例のGoogle Mapによるドメーヌと畑の位置関係確認です。(黄色印)
MeursaultBeaune
ボーヌからムルソーまでの1級畑、村名畑、AOCブルゴーニュの分布も確認。
山の際の傾斜地が1級になる感じですね。村名は県道D974号線が境界。

さあ、ボーヌの1級畑「Les Teurons」に行ってみましょう。
Teurons
山手に向かってなだらかな傾斜になってるのがわかります。いい感じです。
このストビューを見ながらそのワインをいただく。なかなかオツなもんですよ。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_2439
裏ラベルはありませんでした。

インポーターシールは別撮りです。
IMG_2447
このブログではよく出るインポーター。リカマンで買ったとわかりますね。


さあ、抜栓。
IMG_2477
まあ、汎用品ではあります。

コルク平面化しておきます。
IMG_2473
ドメーヌ名とか入れると高くなるんですかね。

Alc.13%。
ルビー。エッジ少しオレンジかかってますね。
涙は細かめで、しっかり形がありました。
IMG_2471

フランボワーズ、チェリー、リコリス。
香りは華やかで多め。
辛口アタック。
酸味がしっかりあるんですが、
味は複雑味深めた熟成を感じて、
全体としてうまく調和している気がします。
このバランスが絶妙なことは余韻でも再認識できました。

酸が強めは苦手でしたが、うまくバランスを取ってあると、
その酸が楽しめるもんですね。少し成長しました。(笑)


*****


Philippe Bouzereau 
Château de Cîteaux
Beaune 1er Cru "Les Teurons" 2014
RRWポイント 91点


Cycles Gladiator Pinot Noir 2017 California

カリフォルニアのピノで面白いのないかなとネットでゲットしたものです。
いわゆるジャケ買い(ラベル買い?)というやつで、気持ちはわかるでしょ?
お値段も1500円ほど。これでおいしけりゃ儲けモンです。(笑)


IMG_2370
2004年が初リリースというこのブランドは、新しいしまだ無名ではありますが、
元ハーン・ワイナリーの注目の醸造家、アダム・ラザールさんが立ち上げました。
ラベルはベル・エポック時代の現存するポスターで、当時の発明品である自転車と、
それによって自由を得た女性が「Gladiator(剣闘士)」として描かれています。


公式ページは非常にシンプルでワイン情報はラインアップしかわかりません。

ネット情報は割とあって、
・ピノ・ノワール 100%
新樽率20%のフレンチオーク樽で12ヶ月の熟成をします。除梗有無は不明。

アダム・ラザール(Adam LaZarre)さんの言葉:
「その値段の2倍も3倍もおいしいワインを作るのが好きなんだ。
みんなが楽しんで飲んでくれてるのを想像しながらね。」

公式サイトからリンクも貼られてますが、このワイナリー、
Wine Hooligans(ワイン・フーリガンズ社)というところに属するようです。

Cycles Gladiatorはここの代表的ブランドとして載っています。
アダム・ラザールもワインメイキングのディレクターになっているようです。
こういう小さなワインブランドを集めて流通させる会社のようですね。
こっちのサイトには今日のピノの詳しいデータシート(PDF)がありました。(笑)

驚くのは、このピノの缶バージョンがあることです。
can0
ビールみたいにピノを流し込むんでしょうか。(笑)
アメリカっぽいっちゃ~アメリカっぽい。


Cycles GladiatorWine Hooligansの住所は同一で、Google Mapで訪れると、
Sonoma Estate Vintnersで登録されていて、URLがAW Direct USA.com
そしてそのサイトに行くとSonoma 980という会社にリダイレクトされます。
IMG_2247
ここで実際ワインは作られているようですが、同じ住所でいくつもの会社。
実体は一つのような気はしますが、とにかくソノマの中心サンタ・ロサにあります。
アメリカのこういうビジネス形態ってなかなか理解不能ですね。

先ほどのデータシートにピノのブドウの出どころが書いてありました。
・モントレー(Monterey)60%
・ソノマ・カウンティ(Sonoma County)20%
・クラークスバーグ(Clarksburg)20%
お膝元のソノマが20%しかないんですね。だからAVAがカリフォルニアです。
Sebast03
いつものソノマ・カウンティAVAの地図ですが、ここからは20%のみ。

モントレー(60%)、クラークスバーグ(20%)の位置関係はこんな感じです。
Sono01
海岸あり、内陸あり、いろんなところでピノが栽培されてるみたいです。
缶入りピノも作らないといけませんからね。たくさん収穫しないとです。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_2246
裏ラベルに「Winemaker: Adam LaZarre」とサインがありますね。


さあ、スクリュー回転です。
IMG_2367
一応キャップは無印ではないです。「CG」はCycles Gladiatorの頭文字。

Alc.13.5%。
透け感あるルビー。
IMG_2368

ラズベリー、あんず…のジャム。
フッとかすかな青草メトキシ?
酸を少し感じる辛口アタック。
味の中心はペラペラじゃなく、しっかりと味わいはあります。
甘み、苦味、酸味が絶妙なバランスで感じられますね。
複雑味を求めるのは酷かもしれませんが、十分な立体感です。
余韻はサラッと終わりますが、いい感じの軽さです。

しかし、なかなかおいしいピノです。
これを缶で飲むとどんな感じでしょう。
興味がわきます。(笑)


*****


Cycles Gladiator Wines
Cycles Gladiator Pinot Noir 2017
California
RRWポイント 91点


Mayschoss-Altenahr Ahr Spätburgunder 2016

やまやの店頭で、ドイツはアールのシュペートブルグンダーを発見。
アール(Ahr)はモーゼルよりまだ北に何かあったな~くらいの印象で、
いただいたことがありません。これは試してみなくちゃだわ。(笑)
ちなみに、SpätburgunderPinot Noirのドイツ語名で、Spät=遅い、
Burgunder=ブルゴーニュの(ぶどう)なので晩熟品種という認識のようです。


IMG_1867
なんともあっさりとしたラベル。作り手の名前が表に書いてません。
裏を見るとわかるのですが、Winzergenossenschaft(ワイン生産者協同組合)です。
創業は1868年と150年以上の歴史があり、452の会員合計で150haの畑を所有。


公式ページはこちら。よくできていますがドイツ語オンリーです。(笑)

しかも、ワインの紹介が全くなし。オンラインショップのページで兼ねるようです。

ショップサイトがこちら。ピノ・ノワールの最新ヴィンテージは2017年のようです。

「Ahr Spätburgunder trocken 2016」も辛うじて載ってましたがセール品です。
通常9.33ユーロのところ、25%オフの7ユーロポッキリです。(笑)
しかし、ラベルデザインが全く違いますね。今日のは輸出用かな?
醸造情報は乏しく、マロラクティック発酵をやってることと、
熟成がステンレスタンクと大樽(ユーズド)の併用ということはわかりました。
熟成期間は不明です。


ワイナリー訪問。相変わらずドイツはストビューがないので残念です。
eG01
アップされてる写真からピックアップしてコラージュしました。
立派な施設で、前を囲むようにアール(Ahr)川が流れています。
アール川はライン川の支流でボンとコブレンツの間くらいで合流しており、
この流域がアールという特定生産地帯(Bestimmtes Anbaugebiet)になります。

例によって、Google Map上で確認します。ドイツもライン川他、川に注目。
(アール川は細かすぎて書き込めてませんが、今日の作り手の前を通ってます。)
eG02
アールの主要品種はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)ですが、
今日のワイナリーも所有畑の63%がシュペートブルグンダーだそうです。
ドイツの最南になるバーデン地域よりもコート・ドールの方が南なので、
アールは相当北の地域ということになり、かなり冷涼な気候と想像します。
この品種は冷涼な気候を好むと言いますが、この差が味にどう表れるんでしょうね。


ラベル平面化画像。QualitätsweinでTrockenの表示があります。
IMG_1847
イラストは何となく今の建物の面影があるような…。


さて、スクリュー回転。
IMG_1891
まあ、無印ですわな。

Alc.13.0%。
ルビー。割としっかり色は出ていますね。
IMG_1866

フランボワーズ、チェリー。
かすかにシーチキン。(笑)
でもこの香りの時は、滋味があるときが多いですからね。
辛口アタック。
酸はありますが控えめなのでいい感じです。
味の芯はしっかりしてますね。
複雑味もあって楽しめます。
「悪くないだろう」とぺこぱ風につぶやいてしまいました。

各地のピノがありますが、これはいい方のピノですね。
世界的に見てもほぼ最北端のピノなんですが…。


*****


Winzergenossenschaft
Mayschoß-Altenahr eG
Ahr Spätburgunder 2016
RRWポイント 91点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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