カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンです。Three Thieves(三人の盗賊)という名前と、産地表示が California Republic(カリフォルニア共和国)となっているのがツボにはまり手に取ってしまいました(笑)。こだわりなのか奇をてらっているのか何となく面白そうです。カスタムクラッシュ(ワイナリーや畑を持たない作り手が、ブドウを持ち込んでワイン造りの設備を借りて作るシステム)の雰囲気がプンプンしますがお試しと行きましょう。
やっぱりというか3人組が作るワインで、自らを「3人の盗賊」になぞらえたネーミングのようです。インポーター情報ですと、「ナパやSFで大行列の人気ハンバーガーショップ "Gott's Roadside"を経営し、日本でも多くの愛好家達に愛されている"Joel Gott"ほかいくつかのワインブランドを手がけるジョエル・ゴット。南仏プロヴァンスでのワイン造りを経て、アメリカではワシントン州のチャールズ・スミスとのジョイント"Charles & Charles"で一世風靡したチャールズ・ビーラー。11歳で起業し様々なビジネスを手がけた後1999年よりワイン造りに転じたロジャー・スコメーニャ。」という3人のビジネスマンということです。
公式ページは立派なのがあるんですが、やっぱりワイナリーの所在は不明です。
ワイン紹介についてはデータシート付きで親切です。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
熟成については75%に「Oak Stave」を注入、残りはフレンチとアメリカン・オークで(樽とは書いていない?)となっています。「オーク・ステイヴ」とは「オークの樽板」のことで、これをブッ込むことで樽を使わず風味付けを行います。まあ、しれっと樽熟成と書く作り手もいますから正直でいいでしょう。
あと、このワインは産地がカリフォルニア(カリフォルニア国…ですが。笑)と表示されていますので、カリフォルニアのどこかはわからないんですが、ご丁寧に以下の情報が書いてありました。
65% ・・・Lodi(ローダイ)
31% ・・・Coastal(沿岸地域)
ワイナリー訪問できないのでHPのトップページの写真を拝借して貼っておきます。
この3人が「盗賊」ですね(笑)。
いつものカリフォルニア地図でカリフォルニア州内での位置関係を見ておきます。
ローダイも一応書き込んでいますが、Central Valley AVA に属します。
ついでなのでローダイAVAの地図も貼っておきましょう。ナパの東側、内陸です。
まあ、今日の作り手はカスタムクラッシュのようですし、ブドウも下手したら買いブドウかもしれませんね。ただ、誤解なきようにしたいんですが、いろいろディスってるように聞こえたら申し訳ないです。コスパのいい美味しいワインであれば素性には文句を言うつもりはありません(笑)。
ラベル平面化画像。
2002年から始まったのがわかります。3人それぞれのメアドが載ってるのがほほえましいです(笑)。ワインを作ったのはナパとローダイの「Rebel Wine」となっています。
さあ、抜栓。
コルク平面化。
ノマコルクのような合成コルクです。なぜに星?
やっぱりというか3人組が作るワインで、自らを「3人の盗賊」になぞらえたネーミングのようです。インポーター情報ですと、「ナパやSFで大行列の人気ハンバーガーショップ "Gott's Roadside"を経営し、日本でも多くの愛好家達に愛されている"Joel Gott"ほかいくつかのワインブランドを手がけるジョエル・ゴット。南仏プロヴァンスでのワイン造りを経て、アメリカではワシントン州のチャールズ・スミスとのジョイント"Charles & Charles"で一世風靡したチャールズ・ビーラー。11歳で起業し様々なビジネスを手がけた後1999年よりワイン造りに転じたロジャー・スコメーニャ。」という3人のビジネスマンということです。
公式ページは立派なのがあるんですが、やっぱりワイナリーの所在は不明です。
ワイン紹介についてはデータシート付きで親切です。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
熟成については75%に「Oak Stave」を注入、残りはフレンチとアメリカン・オークで(樽とは書いていない?)となっています。「オーク・ステイヴ」とは「オークの樽板」のことで、これをブッ込むことで樽を使わず風味付けを行います。まあ、しれっと樽熟成と書く作り手もいますから正直でいいでしょう。
あと、このワインは産地がカリフォルニア(カリフォルニア国…ですが。笑)と表示されていますので、カリフォルニアのどこかはわからないんですが、ご丁寧に以下の情報が書いてありました。
65% ・・・Lodi(ローダイ)
31% ・・・Coastal(沿岸地域)
4% ・・・California(カリフォルニア)
大部分がローダイ産ですが、85%以上でないので「ローダイ」は表示できません。政府公認ワイン指定栽培地域、通称 AVA(American Viticultural Area)を表示する場合は85%以上となっています。
米TTB(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)の規定では「州」の名前を名乗るためには当該州産のブドウが75%以上でないといけません(かつ、その州内で生産されないといけません。)。しかしながら、カリフォルニア州だけは100%カリフォルニア州産のブドウであることを要求しているんですが、今日のワインは100%カリフォルニアなのでOKですね。(ワシントン州とオレゴン州は95%だそうで。州の下の「カウンティ(郡)」を表示する場合も75%以上。)
大部分がローダイ産ですが、85%以上でないので「ローダイ」は表示できません。政府公認ワイン指定栽培地域、通称 AVA(American Viticultural Area)を表示する場合は85%以上となっています。
米TTB(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)の規定では「州」の名前を名乗るためには当該州産のブドウが75%以上でないといけません(かつ、その州内で生産されないといけません。)。しかしながら、カリフォルニア州だけは100%カリフォルニア州産のブドウであることを要求しているんですが、今日のワインは100%カリフォルニアなのでOKですね。(ワシントン州とオレゴン州は95%だそうで。州の下の「カウンティ(郡)」を表示する場合も75%以上。)
ワイナリー訪問できないのでHPのトップページの写真を拝借して貼っておきます。
この3人が「盗賊」ですね(笑)。
いつものカリフォルニア地図でカリフォルニア州内での位置関係を見ておきます。
ローダイも一応書き込んでいますが、Central Valley AVA に属します。
ついでなのでローダイAVAの地図も貼っておきましょう。ナパの東側、内陸です。
まあ、今日の作り手はカスタムクラッシュのようですし、ブドウも下手したら買いブドウかもしれませんね。ただ、誤解なきようにしたいんですが、いろいろディスってるように聞こえたら申し訳ないです。コスパのいい美味しいワインであれば素性には文句を言うつもりはありません(笑)。
ラベル平面化画像。
2002年から始まったのがわかります。3人それぞれのメアドが載ってるのがほほえましいです(笑)。ワインを作ったのはナパとローダイの「Rebel Wine」となっています。
さあ、抜栓。
コルク平面化。
ノマコルクのような合成コルクです。なぜに星?
Alc.13.5%。
赤みある濃いガーネット。
黒ベリー、黒鉛、スパイス。
辛口アタック。
程よい構造感の中に複雑なレイヤーが何層にも感じられます。
喉越し、余韻とテンション下がらず続くのが好印象。
素性は?ながら、なかなかのレベルに達しています。
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Rebel Wine
Three Thieves Cabernet Sauvignon 2020
California Republic
Three Thieves Cabernet Sauvignon 2020
California Republic
RRWポイント | 93点 |
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