今日は「日本カルメネール振興協会」の活動です。
新たなカルメネールの作り手を探して試すだけですが。(笑)
トレオン・デ・パレデスのカルメネールをいただきます。
1979年にカチャポアル・ヴァレーで創業の家族経営ワイナリーだそうで。


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あまり日本には入って来ていないのか、あまり見かけませんね。

公式ページは「www.torreondeparedes.cl」らしいんですが、今ひとつ貧弱。
すると、もう一つ、「torreon.cl/」という立派な公式サイトを発見しました。
なぜ2つあるのか不明ですが、情報がしっかりあるのは助かります。
ミレジムごとにデータシート完備で素晴らしいです。
セパージュは、
・Carménère 95%
・Cabernet Sauvignon 5%
となってます。
樽熟はフレンチオークの新樽で6ヶ月だそうで。 

D.O.は、「Rengo – Valle del Alto Cachapoal」となってます。
D.O.のリストでは、カチャポアルのサブリージョンとしてレンゴはありますが、
「Valle del Alto Cachapoal」までうたってるのはこの作り手だけのようですね。


まずは、ワイナリー訪問します。
Torreon_de_Paredes01
なかなか立派な門構えですがGoogle Mapでは入れません。(笑)
施設や敷地は広大で、周りの畑も美しいのはわかります。

場所はD.O. Rengoだけあって、レンゴの町のすぐ東側です。
Torreon_de_Paredes02
カチャポアル周辺含めて俯瞰して位置関係を把握しておきましょう。


ラベル平面化画像。
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あまり聞かないインポーターですね。
しかし、カルメネールを日本に入れてくれるのはありがたいです。


さて、抜栓。
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ワイナリーオリジナルのコルク、キャップシールです。

Alc.13.5%。
ガーネット。涙はあっさりめ。
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黒ベリー、モカ、生野菜...カルメネールの王道です。
辛口アタック。
甘み・酸味が微妙に包み込む味は、
フレッシュネスを感じるものの、
味の実態は厚みを感じにくく弱めです。
ちょっと黒糖っぽいのを感じるのはいいのですが。
余韻もちょっと凡庸ですね~。
もうちょっと頑張って欲しかったな~。


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Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013
RRWポイント 88点