Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Robert_Mondavi

Robert Mondavi Meastro 2014

高品位カルフォルニアワインを世に広めたロバート・モンダヴィは1966年創設で、
2016年に創業50周年を迎えたのを記念してリリースされたのが、このマエストロ。
ボルドーにインスパイヤされたというブレンドですが、ワイナリーを象徴する、
Wappo HillやTo Kalonなどの畑からのインスピレーションがヒントなんだそうです。


IMG_1385
完全限定生産ということで 日本に輸入された数量は非常に少ないようです。
そういうのは美味しかった時のリピートに困るんですけどね。(笑)


公式ページはよく出来てますが、アメリカあるあるでワイン紹介はショップ兼用。

マエストロも最新ヴィンテージの2016しか載っていませんし、内容は貧弱。
よってインポーターの資料から。
・カベソー 73%
・カベフラ 23%
・メルロー 2%
・プチヴェルド 2%
まさにボルドー左岸のセパージュですね。
フレンチオーク樽で21ヶ月の熟成だそうです。


何度も行ってますし、それこそ昔本当に訪問していますが、
改めてGoogle Mapでワイナリー訪問します。
Mondavi01
オーパスワン共々コンステレーション社傘下になってしまってますが、
ワイナリーの佇まいは昔と変わりありません。

なんせ、ワイナリーというものを訪問した第1号がロバート・モンダヴィでしたから、
当時はその規模の大きさにおののきました。ラベルに描かれたりしてる、
シンボルとも言えるこのアーチをくぐると、視界の向こうまでブドウ畑が広がり、
ショップや試飲コーナーなどの施設が立ち並んでいるのに圧倒されました。

ロバート・モンダヴィのあるオークヴィル周辺を俯瞰します。
Mondavi02
To Kalonの畑はオークヴィルとのことですのでワイナリーの周辺でしょう。
Wappo HillはStags Leap Districtといいますから少し南下したところになります。


さて例によって、ラベル平面化画像を撮影しようと試みましたが、
何度やってもうまくいかず。どうやら、金ピカの光沢がよくないようです。
mondavi02
ボトルに印刷されたラベルでも剥がせる(撮影できる)のが強みなのですが、
思わぬ弱点を発見です。上の表ラベルはご覧のように普通の撮影です。

平面で見るとこういう図案。(この画像はネットで拾いました。)
mondavi01


さあ、抜栓。
IMG_1382
コルクはともかく、キャップシールはカッコいいです。

コルクは平面化するとこんな感じ。
IMG_1383
ザ・ロバート・モンダヴィ。今日のワインはNapa Valley AVAになります。

Alc.14.5%。
濃いガーネット。涙は少し細かいですが、色付きで粘性があります。
IMG_1384

黒ベリー、杉、スパイス。
スモーキーって感じがします。
旨味様の苦味が乗った辛口アタックです。
厚みのある味わいは超シルキーなタンニンをまとい貫禄のハーモニー。
期待通り、いや、期待以上のうまさで感動です。
オーパスワンにも迫る印象。

余韻も、厚み・ボリューム変わらずに続きますよ。
これは、圧巻…。


*****


Robert Mondavi
Meastro 2014
RRWポイント 97点


Robert Mondavi Private Selection Pinot Noir 2016

ロバート・モンダヴィの名を冠しながら、
なんだかちょっとセカンド風情のプライベート・セレクション。
そのピノ・ノワールをいただきます。
本家のナパとは別に、少し冷涼な地域からのブドウのようなので、
ピノなんかは逆にベストマッチなんじゃないかという推測があります。


IMG_9164
ラベルはカッコいいんですが、何やらロバモンの建物が霧に隠れています。
これは、産地が霧の影響を受ける冷涼な地域を表してるんだとか。


ロバート・モンダヴィ公式サイトとは別に、
プライベート・セレクションの専用サイトがあります。
昔は本家サイトにも載ってたような気がするんですが、
今はプライベート・セレクションは完全に別扱いのようです。

しかし、ワイン紹介はありますが情報はほとんどなし。
困ったなと思ってネットを探すとあるもんです。データシート発見。
RMPNPS01
驚きなのは、ピノ・ノワール100%ではないということ。
シラーとグルナッシュをブレンドしてます。比率は不明。
おそらくピノ・ノワールが80%くらいと思われます。
(2015年はピノ80%で、残りはシラーとプティシラーとの情報があったので)

AVAはカリフォルニアですが、ブドウは「主にセントラルコーストから」です。
地図で確認すると、ナパやソノマよりは南側、かなり広大な地域です。
この辺りは山脈と海岸の位置関係から、太平洋から霧や冷たい空気を引き込み、
山間の日陰による日照時間などの影響で生育期間が長くなるのがいいようです。
california_map2
確かにセントラルコーストには著名なピノの作り手が多いです。
カレラやオー・ボン・クリマなんかもそうでしたね。


ラベル平面化画像。
IMG_9038
しかしメルシャンのシールはひどい。オリジナルを丸隠しです。
剥がしたバージョンも撮影しておいたぜ~。(ワイルドだろ~?)
ロバート・モンダヴィの有り難いお言葉が隠れてしまってました。
『秘密なんかありはしない。偉大なワインは畑から始まるんだ。』


さあ、抜栓ですよ。合成コルク。
IMG_9168
ここにもロバート・モンダヴィの有り難いお言葉が。
『いいワインを作るのは技術だが、洗練されたワインを作るのは芸術だ。』


Alc.13.5%。
ルビー。完全除梗でしょうね。しっかり色づいてる。
IMG_9163

フランボワーズ、チェリー。茎感あります。
若干酸味が乗った辛口アタック。
微妙な苦味もあり複雑味を与えています。
喉越しからフィニッシュまで何の欠点もありません。

高級ブルゴーニュのような説得力は乏しいですが、
何の不足もない優秀ピノだとは言えるでしょう。


*****


Robert Mondavi Private Selection Pinot Noir 2016
RRWポイント 91点


Opus One 2015

バロン・フィリップ・ド・ロートシルトとロバート・モンダヴィの、
作品番号第1番(Opus One)をいただきますよ。
最近では1本軽く5万円越えです。「偉いワイン」ではないんですが…。
値段ほどのうまさがあるなら、それを知っておかないといけませんね。
そういう投資と努力があって「偉いワイン」探しができるってもんです。(笑)


IMG_7813
抜栓1時間半後って感じでしょうか。ちょうどいいタイミング。


公式ページを見ると、この2015年が最新ヴィンテージとなってますね。
データはしっかり完備でファーストヴィンテージの1979年まで遡れます。
2015年のセパージュは、
・カベソー 81%
・カベフラ 7%
・メルロー 6%
・プチヴェルド 4%
・マルベック 2%
がっつり主体はカベソーですね。マルベックというのも面白い。
樽熟は新樽100%で18ヶ月です。
出荷までさらに1年ほど待ってる感じですかね。

ワイン作りは、自然農法やナイト・ハーべストによるブドウで、
グラヴィティ・フローシステムを使って醸造。
オーパス・ワン酵母なるワイナリー独自の4種類の特別な酵母を使用。
まあ、只者ではないこだわりで作られているようです。


ワイナリーへ行ってみます。ロバモンなど近くはよく行ってます。(笑)
OpusOne01
この道のずっと奥なんですが、例によって入れません。

ご近所(Oakville)の位置関係を見ておきます。
OpusOne02
その昔、ロバモンを訪問して試飲したことがあります。
若かりし日、前にオーパスワンがあるなんて知りませんでした。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_7811
おじさん二人の横顔。見慣れたマークです。


さあ、いただきましょう。
Alc.15%。
濃いガーネット。
IMG_7808

ブラックベリー、黒糖、ジャム様のイチジク…。
ちょっと独特な香りです。
辛口アタック。
コーヒーリキュールの様な風味もあり。
複雑味がすごいです。
黒糖の甘さをかすかながら感じます。
樽の力なのか。香りと味は関連するのでしょうか。興味深い。
上品なタンニンがくすぐる喉元から、
余韻、フィニッシュへと圧倒的に厚みのある味わいが続きます。
う~ん、ロバモンの前じゃんとか、なめてたけど、うまいな。(笑)
これは、ムートンも超えてるんじゃない?

パーカーおじさん、97+点ですって。
わかる。そんな感じです。(笑)


*****


Opus One 2015
Napa Valley
RRWポイント 98点


Robert Mondavi Napa Valley Cabernet Sauvignon 2014

久しぶりのロバモンのカベソーです。
チリのカルメネールに超ハマっていた頃に飲んで、
「ふ~ん。カベソーってイマイチだな。」
と思ったそのワインを時を超えてお試し。


IMG_4932

公式ページによると34ドルだそうで。
3,980円で買ったと思います。そんなもんですね。
けっして安いワインではありません。

情報が2015年のヴィンテージしかなかったのですが、
PDFのURLの2015を2014に打ち変えたら、ビンゴ。
リンクは切れてる2014年ヴィンテージの情報発見です。
(PDFへの直リンクです。)

カベソーのバリエタルですが、
・カベソー 86%
・メルロー 10%
・プチヴェルド 2%
・カベフラ 1%
・マルベック 0.5%
・シラー 0.5%
と、ちょっと凝ったブレンドをしています。
カベソーというよりボルドーブレンドですね。

手摘み、小型ケースで収穫。
除梗後、オーク製のタンクで低温浸漬、発酵と、
スキンコンタクト含め合計24日かけるそうです。
圧搾のあと、12%新樽のフレンチオークで、
MLF含め18ヶ月の熟成を経てリリース。
高級レンジに負けないしっかりした作りと思われます。


その昔、ナパへワイナリーツアーへ行ったとき、
真っ先に向かってテイスティングしたのがここでした。
RM01
カリフォルニア州道29号線沿い、ナパを北上して左手、
この門を入ると噴水のある中庭を通ってワイナリーへ...。

ほら、ラベルと同じ建物でしょ?
RM034

その州道29号線を隔てて反対側が、かのオーパスワンです。
RM02
当時はオーパスワンなんか知らなかったので素通りです。(笑)

Googleでオーパスワンも訪問しておきましょう。
OO01
うっ。いつものごとく、これ以上近寄れない。(笑)

しかし、ムートンとのコラボと言っても、
こんな近くでロバモンの人が(おそらく)やっているわけですから、
今日のロバモンのカベソーを飲んでも、
オーパスワンに近しい味がするんじゃないかと考えてしまいます。

最後にサンフランの空港からロバモンまでのルートをば。
RM03
1時間半ってなとこですね。
空港でレンタカーを借りて、サンフランのダウンタウンを抜けて、
橋を渡ってナパに向かった記憶が懐かしいです。


IMG_4933


さて、抜栓。
キャップシールにもワイナリーを型取ったマーク入り。
Alc.15%。
濃いガーネット、少し紫がかってるかな。
カシス、プラム、ちょっとフルーティーです。
樽香もしっかり。
アタックから酸味・タンニンの主張がすごい。
パワフルっていうやつですね。
が、バランスはとってもよろしくて好印象。
その後、少し苦みか雑味が現れます。
いい余韻をちょっと邪魔するのでマイナスです。

過去の記憶の中のロバモンよりおいしいです。
好みが変わっただけかもしれませんが、
そこら辺のへなちょこカベソーよりは確実においしい。
半分残して2日目にもう一度試してみます。


*****


Robert Mondavi
Napa Valley Cabernet Sauvignon 2014
RRWポイント 89点


Robert Mondavi / Private Selection Zinfandel 2015

ロバート・モンダヴィです。
ナパヴァレーのワイナリーツアーに行ったあの頃が懐かしいです。
きれいな大規模なワイナリーに圧倒されましたね。
試飲コーナーやらレストラン、おみやげ売り場も充実し、
ワイナリーというより「企業」でしたね。

さあ、カリフォルニアワインと言えばジンファンデル。
昔からそう思い込んでいて、あちらで食事をするときはよく選んでました。
今日はプライベート・セレクションというシリーズのジンファンデルをいただきます。
このシリーズ、ちょっといいやつらしく、専用サイトまであります。


Rm


色は濃い赤紫です。
香りは…プラム。
赤ベリーなんて人もいますが断然プラムが香りました。
うん、知ってる味です。
果実味のあるほんのりした甘さの中にタンニンと酸味が程よく鎮座。
Alc.13.5%でボディーもしっかりしていますがビーフに合う感じじゃないですね。
我が家の創作料理?ラタトゥイユ風酢豚がベストマッチしました。(笑)

さて、急にジンファンデルを飲んだのは訳があります。
このアメリカを代表する品種、実は長らくルーツがわからず、
1990年代にやっとDNA解析などにより、イタリアのプーリア州の代表品種、
プリミティーヴォ(Primitivo)であることがわかっています。
(原産はクロアチア。アドリア海を渡ってイタリアへ渡来。)

そう、Primitivoとの飲み比べがしたかったのです。


RMZ


同品種、大陸間飲み比べシリーズです。
好奇心でワクワク。これって楽しいんですよね。
さてさて、次回イタリア・プリミティーヴォ編へ続きます。


*****


Robert Mondavi / Private Selection Zinfandel 2015
RRWポイント 87点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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