南部ローヌ、ジゴンダスのトップ生産者シャトー・ド・サン・コム。
少し前そこのネゴシアンブランド、Saint CosmeのCôtes du Rhôneを試しました。
まあ、おいしかったのですが、自社畑のシャトー・ド・サン・コム名はもっと美味い?ということで、このChâreau du Saint Cosme名のCôtes du Rhôneを試します。
500年の歴史を持つというシャトーの15代目ルイ・バリュオールさんは、
本格的な元詰めを始め、ジゴンダスのトップクラスのワインを生み出しています。
パーカーおじさんも「南部ローヌのスーパースター」とベタ褒め。
今日のワインには90点をつけています。7~8年寝かせろって。ちょっと早いかな。
しかし、このワイン、テレビドラマ「神の雫」第1話に登場したんですってね。今日のワインには90点をつけています。7~8年寝かせろって。ちょっと早いかな。
なんだかこういうのを聞くと一気にテンションが下がるのはなぜだろう?(笑)
公式ページはシンプルなタイプでしたね。FLASH使ってるのもご愛嬌。
データシートが2018年しか載ってませんが、必殺URL打ち換えで2015年が出てきました。
セパージュは比率なし。
シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードルにクレレットですって。
クレレット(Clairette)は南仏でよく使われる白品種ですよね。面白い。
南部ローヌの品種をいろいろ入れて毎年実験してるなんて書いてあります。
この書き方じゃ、最初に書いてあるシラー主体のような気がしますが、
パーカーおじさんの評中に50~60%はグルナッシュとあります。
なんだろ?グルナッシュを最初に書くのは嫌なのかな?
あと、全房発酵だと書いてます。
熟成は円錐形の大樽とコンクリートタンクにて、期間は不詳。
ジゴンダスにあるシャトーを訪問します。
シンボルマークの建物はシャトーではなく、近くにあるサンコム・チャペルです。
12世紀に建てられた古い教会。コムの綴りが違うのが気になります。(笑)
ジゴンダスはこんな場所でしたね。
サンタ・デュックの時の地図に追記してますが、気にしない。(笑)
南ローヌのAOCを俯瞰しておきましょう。
ジゴンダスは赤とロゼが認められており、シャトーヌフ・デュ・パプとケランヌ
(Cairanne、2016年AOC昇格)は、赤と白が認められています。
ヴァンソーブル(Vinsobres、2006年AOC昇格)は赤しか認められてません。
ラストー、ボーム・ド・ヴニーズ(Beaumes-de-Venise)も赤のみでしたね。
(Cairanne、2016年AOC昇格)は、赤と白が認められています。
ヴァンソーブル(Vinsobres、2006年AOC昇格)は赤しか認められてません。
ラストー、ボーム・ド・ヴニーズ(Beaumes-de-Venise)も赤のみでしたね。
その他のAOCは赤・白・ロゼが認められています。(Vacqueyras、Liracなど)
タヴェル(Tavel)はロゼのみと特殊です。
タヴェル(Tavel)はロゼのみと特殊です。
エチケット平面化画像。
チャペルのイラストではなく紋章ですね。
「Les Deux Albion」(赤・白ある)だけがこの紋章になるようです。
さあ、抜栓。
コルクにもエチケットの紋章があります。
コルクも平面化しておきます。
横にもサンコム・マーク入りですが、ミレジムはどこにもなし。
実は前に飲んだサン・コムのコート・デュ・ローヌも同じデザイン。
Alc.14.5%。
濃いガーネット。
ブラックベリー、チェリー、鞣し革、チョコ。
フルーティな酸味乗った辛口アタック。
ミント、ハーブのニュアンスも。
なんだか独特の風味あり。
なんだか独特の風味あり。
味の厚みはちょっと弱いかな~。
おかげで酸味が目立ってくる感じ。
複雑味も弱めながら、
余韻ではそこそこ楽しませてくれました。
余韻ではそこそこ楽しませてくれました。
が、総評として、ちょっと期待はずれな気がします。
近いうちに、
うまいローヌの基本に帰りたい気になってきました。
うまいローヌの基本に帰りたい気になってきました。
ギガルやシャプティエなんかで十分うまいので。
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Châreau du Saint Cosme
“Les Deux Albion” 2015
Côtes du Rhône
“Les Deux Albion” 2015
Côtes du Rhône
RRWポイント | 88点 |
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