サンタ・アリシアは昔からバリエタルなどはよく飲んでます。
まあ、カルメネール中心ですが。(笑)
今日のコレはおそらくサンタ・アリシアのフラッグシップです。
と言っても、チリですのでそんなに高くはないのですが、
京阪百貨店で少しお安く出ていたのでゲットです。


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「Millantú」はミジャントゥーと読みますが、最後にアクセント。
意味は公式ページにも書いてないので不明。


公式ページはなかなか立派です。
ワイン詳細はミレジムごとにはなっていませんが、
セパージュは、
・カベソー 50%
・カベフラ 35%
・カルメネール 15%
樽熟は、上等な仏樽で16~18ヶ月だそうです。
ブドウはマイポ・ヴァレーからとなってますが、
マイポと言ってもかなり広い地域です。
サンタ・アリシアはマイポ・ヴァレーのピルケ、マリア・プント、
アルエー、メリピージャといったいろんな地域に畑を持ち、
合計で700ヘクタールにもなるそうです。
さらに、ビオビオ・ヴァレーにソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、
ピノ・ノワールの畑も250ヘクタール、
カサブランカ・ヴァレーに50ヘクタールを所有しています。


さあ、ワイナリー訪問します。
SantaA01
サンティアゴのすぐ南、ピルケにあります。

公式サイトにはサンティアゴから車で行くための地図が載ってます。
SantaA02
なんだか手作り感満点ですね。(写真・矢印は勝手に追加しました。)


以前読んだニュースでは、いっしょにグループを形成していた、
インドミタやドス・アンデスと共に中国企業に買収されたとありました。
公式サイトを読む限りはそこらへんのことは全く書かれてませんね。


ラベル平面化画像。
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月と星でしょうか?


さて、抜栓です。
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瓶も肉厚で重く、キャップシールのアルミも分厚いです。
フラッグシップらしい貫禄がありますね。

Alc.14%。
濃いガーネット、ちょっとローズっぽい。
カシス、黒ベリー、チェリーに、
カルメネールの生野菜、モカもかすかに来ます。
甘みのあるアタック…。
残糖は2.5g/lとのことですが、ちょっと甘さが目立ちます。
クールな味で凝縮感はほどほどに感じます。

余韻もいい感じですが、やはり甘さが気になります。
James Sucklingは91点だと金ピカシールが貼ってますが、
「甘め」のワインには「辛め」の採点になります。(笑)


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Santa Alicia Millantu 2015
RRWポイント 87点