Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Sassicaia

Bodega Chacra Treinta y Dos 2016 Pinot Noir

ボデガ・チャクラの32(Treinta y Dos)です。
以前「Barda」というベーシックラインを飲んでうまさに驚いたところの、
トップラインを試せるというのでグランフロント大阪まで行ってきました。
しまった...ボトルとグラスのツーショット撮るの忘れました。(笑)
ラベル平面化撮影の失敗画像でお茶を濁すしますが、ボトルはブルゴーニュ型です。


IMG_0206c
アルゼンチンのパタゴニアにボデガ・チャクラを設立したのが、
サッシカイアのオーナーの甥のピエロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏。
ニューヨークで試飲したアルゼンチンのピノ・ノワールに衝撃を受け、
すぐにアルゼンチンへ飛んで行って畑を購入したそうです。
2004年が初リリースですが、今じゃ南米ナンバーワンの高評価です。


公式ページはデータシートがミレジムごとだったりでよくできています。

この32(Treint y Dos)という名前は、1932年に植えられた畑からの意味。
80年以上の古木からということになります。ゴイゴイスー。
チリのようにフィロキセラ禍がなく接ぎ木なしの古樹です。
ひとつ下のラインに、55(Cincuenta y Cinco)というのもありますが、
お察しの通り、1955年に植えられた畑のブドウからです。

当然の、
・ピノ・ノワール 100%
樽熟は、80%をセカンドとサードのフレンチオーク樽でということで、
残り20%はセメントタンクで熟成だそうです。
トップエンドでも新樽を使わないこだわりでしょうか。


ワイナリー訪問は以前試みてますが、再訪です。
Chacra05
モダンなカッコいい建物があるのですが、ストビューで近づけません。

原産地はパタゴニアとなっています。
南米大陸レベルで位置関係を見ておきましょう。
パタゴニアというのはコロラド川以南から大陸の先端までの地域です。
コロラド川以北はパンパですね。乾燥・湿潤パンパ、習いましたね。(笑)
Chacra01
メンドーサ州の南、ネグロ川が真ん中を流れるリオ・ネグロ州にあります。
コロラド川とネグロ川に挟まれたパタゴニアの北端の地域ですね。
チリのワイン産地と緯度を見比べてください。ワイン作りの南限です。
冷涼な気候でピノ・ノワールにいいんでしょう。


ラベル平面化画像。
IMG_0202
なんとシリアルナンバーが手書き。総生産数7,082本の2148番です。


さあ、いただきます。
Alc.12%。
クリアなルビーです。
IMG_0207

フランボワーズ、チェリー、ブルーベリー。
酸味感じる辛口アタックです。
さすが古樹。苦みとも思える何とも言えない複雑味もあり、
味の芯もしっかりしています。
ただ最初に感じた酸味が目立って、まとまりが悪い気がします。
余韻でますます貫禄を出すんですが、
酸に気を取られてしまい、もうひとつ楽しめませんね。

エントリーのBardaはあんなにおいしかったのにな~。
パーカーおじさんは2015年に97点つけてるみたいです。
うっそ~!?


*****


Bodega Chacra
Treinta y Dos 2016 Pinot Noir
Patagonia Argentina
RRWポイント 88点


Bodega Chacra Barda Pinot Noir 2016

ボトルに見慣れたサッシカイアのマークがありますね。
実はこれ、サッシカイアの一族がアルゼンチンで醸すワインです。
おまけにボルドー品種ではなく、ピノ・ノワール。
えっ?えっ?えっ?と思わず試したくなるでしょ。(笑)


IMG_8644
アルゼンチンのパタゴニアにボデガ・チャクラを設立したのが、
サッシカイアのオーナーの甥のピエロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏。
ニューヨークで試飲したアルゼンチンのピノ・ノワールに衝撃を受け、
すぐにアルゼンチンへ飛んで行って畑を購入したそうです。
2004年が初リリースですが、今じゃ南米ナンバーワンの高評価です。
今日の「Barda」はその中でも一番ベーシックラインになりますが…。


公式ページはワイン情報もそこそこで、
特にパタゴニアのテロワールの説明に多くを割いている感じです。
オーガニックやビオディナミの実践についても説明があります。

今日の「バルダ」は若木から作られる早飲みを想定したレンジです。
チリのように、畑はすべて接木していないそうです。
写真を見る限りは完全除梗のようですね。
樽熟はフレンチオークで10ヶ月となってますが、
テクニカルシートでは2016年は8ヶ月になってました。
年ごとのデータを見るとどんどん短くなってるようです。
2017年以降は75%がセメントタンクで熟成となってます。


ワイナリー訪問。ううっ...やはりストビューで近寄れない。
Chacra02
上空から見ると結構立派な施設のようです。周りはかなりの田舎。

南米大陸レベルで位置関係を見ておきましょう。
パタゴニアというのはコロラド川以南から大陸の先端までの地域です。
コロラド川以北はパンパですね。乾燥・湿潤パンパ、習いましたね。(笑)
Chacra01
メンドーサ州の南、ネグロ川が真ん中を流れるリオ・ネグロ州にあります。
コロラド川とネグロ川に挟まれたパタゴニアの北端の地域ですね。
チリのワイン産地と緯度を見比べてください。ワイン作りの南限です。
冷涼な気候でピノ・ノワールにいいんでしょう。


ラベル平面化画像。
IMG_8264
サッシカイア・マークも崩れずにうまく撮れました。


さあ、抜栓ですよ。
IMG_8645
横にミレジム入りながら、ノンブランドの合成コルク。

Alc.12.5%。
ルビー。透明感があります。
IMG_8642

フランボワーズ、チェリー、イチゴ。
華やかです。微かに茎っぽさも。
辛口アタック。
味わいはしっかりしており、酸味も効果的にハーモニーです。
微かな苦味がまた絶妙です。
喉越しで旨味が頂点に達し、余韻がじんわり続く…。
なんだこれ。傑作ブルゴーニュに出会ったような錯覚を起こします。

ピエロさんがパタゴニアのポテンシャルに惚れ込んだのがわかります。
ブラインドで飲んだら、みんな上等ブルゴーニュを信じて疑わないでしょう。


*****


Bodega Chacra Barda Pinot Noir 2016
Patagonia Argentina
RRWポイント 92点


Tenuta San Guido Le Difese 2016

2019年が明けました。
新年のエノテカのメールにこのワインがおすすめしてました。
ラベルにイノシシの絵が描かれてるからだそうで。
いや、イタリア人は日本の干支を気にしてはいないと思いますが…。
まあ、たまたま家のストックにあったので正月の抜栓としましょう。


IMG_6883
イノシシの絵には違いありませんが、犬に襲われてますやん。
「Le Difese」とは「防御」という意味で、猟犬からの防御でしょうか。
いずれにしても、なんか縁起悪そう…。(笑)

ファーストと同じ、サッシカイアのマークが誇らしげであり、
あざといマーケティング的な残念感も少々感じます。(笑)
このLe Difeseは2002年から作られるサードラベルです。


公式サイトではちゃんとこのワインもミレジムごとにデータあり。
セパージュは、
・カベソー 70%
・サンジョヴェーゼ 30%
サッシカイアのカベフラがサンジョヴェーゼに変えられてる感じ。
IGTトスカーナです。
まあ、サッシカイアも1994年まではテーブルワインでしたからね。
イタリアのDOCはええ加減ということで。

このワインの樽熟は、仏・米樽で12ヶ月(新樽率表記なし)ですが、
2016年のデータシートには仏樽のみで10ヶ月となってます。
年毎に微妙に違うようですね。
ちなみに、今日のはパーカーおじさん90点つけてます。


新年なので、何度も行ってますが、テヌータ・サン・グイド訪問です。
TSG01
この周辺はスーパータスカンの有名ワイナリーが多いですよ。

ラベル平面化画像。
IMG_6668


さて、抜栓です。合成コルクですがここにもイノシシが。
IMG_6886
キャップシールかっこいいですね。

Alc.13.5%。
若干濃いめのルビー。
エッジは透明感あります。
香り立つ黒ベリー、チェリー。
カベソーらしい果実感と、
いい樽香が絡み合って、うっとり。
味が乗ったアタックです。
少し若さゆえの酸味を感じますが、
そこそこ深みがあって、これはこれでOK。
喉越しにタンニンが現れ、
フィニッシュまでのバランスを取ってくれます。
後味にサンジョヴェーゼの片鱗を、
何となく感じました。

何度もサッシカイアを飲んでますが、
こっちのほうが好きかもしれません。
パーカーおじさんの言う通り、確かに90点です。

100点満点でなくてもいい、
90点な一年を送りたいなと思ったお正月でした。(笑)


*****


Tenuta San Guido
Le Difese 2016 Toscana IGT
RRWポイント 90点


Tenuta San Guido / Sassicaia 2015 DOC Bolgheri Sassicaia

過去にこのブログで2回いただいてますサッシカイア
2回とも2014年モノでしたが、今日は2015年をいただきます。
ミレジムによる違いはあるのでしょうか。


IMG_6013


一応、公式ページで2015年を調べます。
よかった、2015年載ってます。
セパージュは2014年と同じく、
・カベソー 85%
・メルロー 15%
となってますが、
アルコール度数は13%から14%に上がってますね。
2015年は完熟したのでしょうか。

樽熟24ヶ月は変わりませんが、
2015年のデータシートには3年落ちの樽だと明記されています。
過去は新・旧の区別はまったく触れられてなかったので、
すべて新樽と理解していました。
2015年から旧樽使いになったんでしょうかね。

ワイナリー訪問は前にやっていますので割愛。
IMG_6020m
ラベルはミレジムとAlc.14%が違うくらいです。


さて、いただきます。
Alc14%ですね。
ガーネット。
黒ベリー、チェリー、香りは多くない感じ。
酸味乗ったアタックです。
タンニンとのバランスよく、
その後すぐ構造感ある味を見せますが、
やはり余韻まで酸味を引きずる感じがします。
抜栓後2日くらい経っていて、
もう少しまろやかかと思いましたがダメですね。
2015年だとまだ今年では寝かせ足りないのでしょうか?


*****


Tenuta San Guido
Sassicaia 2015 DOC Bolgheri Sassicaia
RRWポイント 88点


Tenuta San Guido / Sassicaia 2014 DOC Bolgheri Sassicaia

元祖スーパーすかたん、いや、タスカン。
またサッシカイアを試す機会がありましたので、
記録しておきますが、2014年とミレジムまで一緒。
違いは出るのでしょうか?


IMG_5588


細かな情報や、作り手テヌータ・サン・グイドについては、
以前の記事を参照ください。

セパージュも同じですが、一応書いておきます。
・カベソー 85%
・カベフラ 15%


エチケット平面化画像は表だけ。
IMG_5593


なぜなら、エノテカの裏ラベルがあまりにもショボすぎるのです。
IMG_5595
あまりの情報のなさに腹立たしくなります。
オリジナルの裏ラベルはどんななんでしょうね。


さて、2回目、いただきます。
 Alc.13%。
割と端が澄んだルビーです。
黒ベリー、あんず。
かすかに青草も。
カベソー特有の香りです。
フレッシュ感あるアタック。
うん?酸味が少し目立つ。
パレットに広がる味わいは圧巻ですが、
今回はやっぱりちょっと酸が気になります。
エレガントさを邪魔する酸味です。
開いてなかったのかな?
残念ですが、前回より-1点。


*****


Tenuta San Guido
Sassicaia 2014 DOC Bolgheri Sassicaia
RRWポイント91点


Tenuta San Guido / Sassicaia 2014 DOC Bolgheri Sassicaia

スーパーすかたん、もとい、スーパータスカンです。
サッシカイアやらオルネライアやら、名前だけ先行じゃないの?
と、懐疑心を持ちながらのテイスティングです。


IMG_4788


イタリアのDOC法に沿わないボルドー品種で作られながら、
あまりにも有名になったので、テヌータサングイド単独の、
「Bolgheri Sassicaia」のDOCが与えられたのは有名な話。

1985年にパーカーおじさんが100点をつけました。
それで一気にIGTトスカーナがイタリアの頂点に躍り出る、
まあ、ほかの国でもよくあるパターンです。

ちなみに本日の2014年はPP93点であります。


裏ラベルにはほぼ情報なし。エノテカさん頼みますよ~。
Sassiura


よって、公式ページやネット情報を参照。
本家でもヴィンテージごとに詳しいデータが用意され、
情報には事欠かないのですが、さすが超有名ワインです、
いろんな紹介・詳解ページが林立しています。

セパージュはけっこう安定して、
・カベソー 85%
・カベフラ 15%
を貫いています。
MLFを終えた後、仏樽にて24ヶ月熟成。
特段変わったことはないですが丁寧に作られているようです。


一応、ワイナリー訪問。
イタリアはあまり行かないのでワクワク。
おっと、やはりメインの建物まで近づけません。
よって上空からの画像を貼っておきます。
enutaSanGudo01
さすがの規模と畑という感じがします。


ボルゲリの位置関係も見ておきましょう。
enutaSanGudo02
けっこう海岸が近いです。
右上のフィレンツェまでは車で2時間ほどです。
ボローニャでも3時間。
僕がよく行っていたミラノへも高速があるので4時間です。
ローマも4時間ぐらいの距離。
トスカーナ、なんだかいい場所に思えてきました。(笑)


お味はいかがでしょうか。
ルビーです。赤い。透明感あります。
ボルドーとは色合いが違います。弱めですね。
生っと黒ベリーが香ります。
樽香など他の雑な香りはあまり来ません。
アタックから嫌味のないバランスを感じます。
酸味もありますが、バランスでうまくまとめている印象。
余韻は普通ですが、第一印象が「うま」だったので、
トータルで「うまうま」という感想が残ります。
さすがスーパーすかたん、もとい、タスカンの貫禄です。
でもパーカーおじさんほどの点数はつけません。(笑)


*****


Tenuta San Guido
Sassicaia 2014 DOC Bolgheri Sassicaia
RRWポイント 92点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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