Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Spätburgunder

Markgraf Von Baden Gailinger Schloss Rheinburg Spätburgunder Trocken 2015 Baden Bodensee

ドイツ南部ボーデン湖畔の町、ウーバーリンゲンで何本か仕入れてきたワインの、
とうとう最後の1本。バーデンではありますが、ベライヒはBodensee(ボーデン湖)。
まさに地元のワインになります。シュペートブルグンダーのVDP.エアステ・ラーゲ。
ちょっともったいないけど、置いておいても仕方がないので抜栓しちゃいましょう。


IMG_2860
マルクグラフ・フォン・バーデンという作り手ですが、調べてびっくり。
バーデン大公国の君主として20世紀初頭までの約900年間にわたり、
バーデンの地を統治してきたロイヤル・ファミリーなんだそうで。
英国、スペイン、ギリシャ、モナコなどの王室ほかと姻戚関係があり、
君主ではなくなった現在でも人々の尊敬を集める存在なんだそうです。

現在は所有する城の一部を大学として開放する一方、所有する3つの城で、
それぞれのテロワールを活かしたワイン造りを行っているそう。


公式ページは見栄えはいいですがドイツ語のみのようです。

それよりも今日の「Gailinger Schloss Rheinburg」というのが載ってませんね。
「ガイリンゲンのラインブルグ城」というのはボーデン湖の向こう岸にありました。
そこからのワインなんでしょうが、メインのラインじゃないのでしょうかね。
とりあえず、同じランクと思われるErste LageのSpätburgunderのデータから。
・ピノ・ノワール 100%
新樽率50%で15ヶ月の熟成ですが、225Lのフレンチオーク樽と3000Lの大樽の併用。

VDP (ファーデーペー、Verband Deutscher Prädikatsweingüter)について、
おさらいをしておきましょう。
ドイツのQbAやPrädikatsweinの等級は甘さが基準で品質自体がわかりにくいですね。
そこで、VDP(ドイツ高品質ワイン醸造家協会)が1910年に独自に審査・認定を始め、
畑に格付けをしています。テロワール重視のフランス式ってことですね。
下の写真にあるように、キャップシールのVDPロゴ(鷲のマーク)を入れた上で、
以下の等級を表記することになります。

・Gutswein(グーツヴァイン)・・・地域名ワイン
・Ortswein(オルツヴァイン)・・・村名ワイン
・Erste Lage(エアステ・ラーゲ)・・・1級畑ワイン
・Grosse Lage(グローセ・ラーゲ)・・・特級畑ワイン
 この特級畑からの辛口ワインには、特に、
・Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)・・・“Grand Cru”
 と表記され、Qualitätswein trockenが併記されます。

今日のワインはErste Lage。同様にQualitätswein trockenが併記されてます。


さあ、ボーデン湖にも近いワイナリーというか宮殿(笑)を訪問。
さすがロイヤル・ファミリーって感じ。敷地も建物も壮大です。
Bedensee03
ザーレム(Salem)という町にありますが、このワインを買った町
(ウーバーリンゲン)から車で15分くらいと激近でした。

このあたり、ボーデン湖畔はSpätburgunder(ピノ・ノワール)畑がいっぱい。
IMG_0319
仕事へ行く車中でも、ずっとこのテロワールを感じることができました。

前に描いたバーデンの地図に今日の作り手の所在も追記しました。
大きな黄丸は前に試したドクター・ヘーガー(Dr. Heger)の場所です。
Bedensee01
今回わかりやすいドイツワイン辞典の地図も拝借しご参考で貼っておきました。

今日は地名がドイツ語表記の地図にバーデンのベライヒを書き加えます。
タウバーフランケンとボーデンズィーが飛び地なのがわかりますね。
Bedensee02
フライブルグなどの町のあるライン川沿いの地域はシュヴァルツヴァルト
(Schwarzwald=黒い森)が反対側に広がり、南北に長い銘醸地帯です。
ライン川を境にフランスのアルザスとヴォージュ山脈が鏡のように対称形。
これに気づけば、バーデンのポテンシャルにも気づくはずです。


ラベル平面化画像。
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裏ラベル情報のようなものは、左端っこにあり、1枚ものラベルです。
ドイツで買ったのでインポーターラベルは当然なし。


さあ、抜栓。
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さすが、ロイヤルファミリー。キャップもコルクも紋章入りです。
ボトルのネックにはVDP.の鷲のマークとエアステ・ラーゲの表示があります。

コルク平面化。
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割とシンプルでした。

Alc.13.0%。(pH:3.56、Brix:6.2)
オレンジがかった透けるルビー。
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ラズベリー、イチゴ、チェリー。
ごくごく軽い佃煮香もあり。
柑橘系のような爽やかな風味、もしくはミント。
甘・酸入り混じった風味が乗ってますが、
一応トロッケン(辛口)なアタック。
次第に酸が甘味より押してくるんですが、
奥にある落ち着いた味わいが、それを受け止めます。
わかりにくいですね?
果実味とも評せる程度の程よい酸と言っておきましょう。
余韻にまでその酸は付いて回るんですが、
なんだかんだで楽しみながら逃げ切ってOK。(笑)


*****


Markgraf Von Baden
Gailinger Schloss Rheinburg
Spätburgunder Trocken 2015
Baden Bodensee VDP. Erste Lage
RRWポイント 89点


Allendorf Quercus Pinot Noir Trocken 2016 Rheingau

ドイツのシュペートブルグンダー(Spätburgunder)即ちピノ・ノワールを試していると、
かなりの確率でおいしいのに最近は出会っています。単に僕が運がいいだけなのか、
実はドイツのピノ・ノワールの平均点が高いということなのか、そのどちらかです。
今日はネックにVDP.の鷲のマークのある良さげなやつをリカマン店頭で適当にゲット。


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アレンドルフというラインガウに700年以上の歴史を持つという作り手です。
13世紀から所有するという75haの畑は家族経営のワイナリーでは最大級だそうで。
「Quercus」は「Oak」の意味で、オーク樽をしっかり使ったちょっといいライン。
リカマンのウェブの説明ではブルゴーニュのエシェゾーにも匹敵する味わいだとか...。


公式ページはいいんですが、ワイン解説はあっさりでショップへ誘導です。

・シュペートブルグンダー 100%
225Lのオーク樽で24ヶ月熟成と、さすが上等ラインです。
VDP.の鷲のマークがありましたが、Gutswein(グーツヴァイン地域名ワイン)になります。

VDP(Verband deutscher Prädikatsweingüter)は「ドイツ高品質ワイン醸造家協会」で、
1910年に独自に審査・認定を始め、フランス式に畑に格付けをしています。
キャップシールにVDPロゴ(鷲のマーク)を入れた上で、以下の等級を表記します。

・Gutswein(グーツヴァイン)・・・地域名ワイン
・Ortswein(オルツヴァイン)・・・村名ワイン
・Erste Lage(エアステ・ラーゲ)・・・1級畑ワイン
・Grosse Lage(グローセ・ラーゲ)・・・特級畑ワイン
 この特級畑からの辛口ワインには、特に、
・Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)・・・“Grand Cru”
 と表記され、Qualitätswein trockenが併記されます。

今日のワインはGutsweinとは書かれず、Rheingauという地域名が書かれています。
公式ページにはAssmannshausenとWinkelの畑のベスト区画からと書かれています。
村名がわかってるんだったら、Ortswein(村名ワイン)でもいいような気がします。
あ、でも複数の村からのブレンドだから村名が名乗れないってことかな?


ライン川沿い、Oestrich-Winkelの町にあるアレンドルフを訪問です。
Allendorf01
例によってストビューがないので周りの雰囲気は撮れませんでした。
ただ、この近くに仕事の欧州拠点があったので出張でよく行った場所です。
休日はライン川沿いの鉄道でリューデスハイムとかに遊びに行ってました。

畑は、AssmannshausenWinkelの畑のベスト区画ということでしたね。
自作ラインガウ広域マップ(元はGoogle Mapですが…)で位置関係を見ましょう。
Allendorf02
今日はフランクフルトから空港経由でラインガウまでの道筋をカバー。(笑)
途中のヴィースバーデンに会社があり、ここかマインツによく宿泊してました。
で、肝心の畑はその辺りの写真を貼って雰囲気を出しておきましたのでご確認を。


ラベル平面化画像。
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通常のドイツワインの格付けでは、Qualitätswein(上質ワイン)ですね。


さあ、抜栓。
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キャップシールの白地のエンボス、かっこいいです。

コルクを平面化するとこう。シンプルながらいい感じです。
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この4つのマーク何かと思ったら裏ラベルにも同じマークがありました。
何かの歴史を表してるのか? 微妙に順番が違うのはなぜ?(笑)

Alc.14%。
透き通ったルビー。エッジ微かにオレンジかかってます。
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ラズベリー、プラム、チェリー。
そして、佃煮香って呼んでますが(笑)、
上等ブルゴーニュの貫禄の香りに同義。
甘み感じるアタックと思いきや、やっぱり辛口。
きれいな酸が甘みに思わせるようです。
複雑味がありますが、サラッとした軽さもあります。
と思うと、余韻に入る前に喉越しに心地よい苦味も出てきて、
なんだかんだでフィニッシュにかけて絶妙のハーモニーが完成。

おお、またうまいドイツのピノを発見してしまいました。
都光から5,000円で出てるようなので、あまりお手頃ではないですが。
(僕はいつものリカマン30%OFFセールで買いました。笑)


*****


Allendorf
Quercus
Pinot Noir Trocken 2016

Rheingau
RRWポイント 93点


Mayschoss-Altenahr Ahr Spätburgunder 2016

やまやの店頭で、ドイツはアールのシュペートブルグンダーを発見。
アール(Ahr)はモーゼルよりまだ北に何かあったな~くらいの印象で、
いただいたことがありません。これは試してみなくちゃだわ。(笑)
ちなみに、SpätburgunderPinot Noirのドイツ語名で、Spät=遅い、
Burgunder=ブルゴーニュの(ぶどう)なので晩熟品種という認識のようです。


IMG_1867
なんともあっさりとしたラベル。作り手の名前が表に書いてません。
裏を見るとわかるのですが、Winzergenossenschaft(ワイン生産者協同組合)です。
創業は1868年と150年以上の歴史があり、452の会員合計で150haの畑を所有。


公式ページはこちら。よくできていますがドイツ語オンリーです。(笑)

しかも、ワインの紹介が全くなし。オンラインショップのページで兼ねるようです。

ショップサイトがこちら。ピノ・ノワールの最新ヴィンテージは2017年のようです。

「Ahr Spätburgunder trocken 2016」も辛うじて載ってましたがセール品です。
通常9.33ユーロのところ、25%オフの7ユーロポッキリです。(笑)
しかし、ラベルデザインが全く違いますね。今日のは輸出用かな?
醸造情報は乏しく、マロラクティック発酵をやってることと、
熟成がステンレスタンクと大樽(ユーズド)の併用ということはわかりました。
熟成期間は不明です。


ワイナリー訪問。相変わらずドイツはストビューがないので残念です。
eG01
アップされてる写真からピックアップしてコラージュしました。
立派な施設で、前を囲むようにアール(Ahr)川が流れています。
アール川はライン川の支流でボンとコブレンツの間くらいで合流しており、
この流域がアールという特定生産地帯(Bestimmtes Anbaugebiet)になります。

例によって、Google Map上で確認します。ドイツもライン川他、川に注目。
(アール川は細かすぎて書き込めてませんが、今日の作り手の前を通ってます。)
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アールの主要品種はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)ですが、
今日のワイナリーも所有畑の63%がシュペートブルグンダーだそうです。
ドイツの最南になるバーデン地域よりもコート・ドールの方が南なので、
アールは相当北の地域ということになり、かなり冷涼な気候と想像します。
この品種は冷涼な気候を好むと言いますが、この差が味にどう表れるんでしょうね。


ラベル平面化画像。QualitätsweinでTrockenの表示があります。
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イラストは何となく今の建物の面影があるような…。


さて、スクリュー回転。
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まあ、無印ですわな。

Alc.13.0%。
ルビー。割としっかり色は出ていますね。
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フランボワーズ、チェリー。
かすかにシーチキン。(笑)
でもこの香りの時は、滋味があるときが多いですからね。
辛口アタック。
酸はありますが控えめなのでいい感じです。
味の芯はしっかりしてますね。
複雑味もあって楽しめます。
「悪くないだろう」とぺこぱ風につぶやいてしまいました。

各地のピノがありますが、これはいい方のピノですね。
世界的に見てもほぼ最北端のピノなんですが…。


*****


Winzergenossenschaft
Mayschoß-Altenahr eG
Ahr Spätburgunder 2016
RRWポイント 91点


Hagenauer Sonnenufer 2017 Spätburgunder Weißherbst Baden Bodensee

バーデン、ボーデンズィーのヴァイスヘルプスト(Weißherbst)です。
ドイツ特定地域の単一品種からのロゼワインをWeißherbstと呼びますが、
この辺りではシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)から作られ名物なんだそう。
以前飲んだミュラー・トゥルガウと同じ作り手で、一緒に買っていたものです。
250mlの栄養ドリンクのような(笑)かわいいボトルなので、
地元のスーパーで発見し、思わず購入。2.9ユーロです。(笑)


IMG_0286
Weißherbstは、アール、ラインガウ、フランケン、ラインヘッセン、
ファルツ、ヴュルテンベルク、バーデンだけが指定地域となっており、
単一品種(シュペートブルグンダーが一般的)から作られるロゼで、
5%だけ赤ワインを混ぜることが許されています。色付けの効果でしょうか?


公式ページを見ます。なかなか立派なワイナリーでした。

ボーデン湖の畔、Hagnau am Bodenseeの町に本拠地を置くワイン生産者協同組合で、
1881年設立の歴史あるところ。52の会員生産者と計166haの畑を擁しています。
このあたりでは最古で最大のワイン生産者共同組合だそうです。
残念ながらドイツ語のみですが、この公式ページの内容は豊富で、
施設やブドウ畑など各地を360°グルグル回れるバーチャルツアーや、
52生産者の顔写真が全部確認できるページもあります。(笑)

早速、Google Map訪問してみます。きれいなショップになってます。
Hagnau01
すぐ近くがもう湖。湖岸の際きわまでブドウ畑があるんですね。

Bodenseeは、ドイツの13ワイン生産地域のひとつBadenのベライヒでしたね。
Hagnau02
Dr. Hegerの時に描いたバーデンの地図に今日の場所も追記しました。


ラベル平面化画像。
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Qualitätsweinですね。Weißherbstと名乗るのはQ.b.A.以上ですからルール通り。
*Q.b.A.=Qualitätswein Bestimmter Anbaugebiete (限定地域上級ワイン) 

残糖は19.6g/lなので中甘口って感じでしょうか。ドイツ語ではLiebich。
(EUのスティルワインの規定では残糖度が12~45g/lのものが中甘口。)
まとめておきます。(笑)
・4g/l以下 ・・・辛口(Sec/Trocken)
・4~12g/l ・・・中辛口(Domi-Sec/Halbtrocken)
・12~45g/l ・・・中甘口(Moelleux/Liebich)
・45g/l以上 ・・・甘口(Doux/Süß)


さあ、スクリュー回転です。
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キャップのマークはカッコいいです。

Alc.11.5%。
淡いピンクオレンジ。やはりロゼにしては濃いめですね。
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洋梨、リンゴ、花…いい香りです。
甘みと酸味が合わさった華やかなアタック。
味の芯にコクがあり、白ワインという感じはないです。
ピノの片鱗がここにあるんでしょうね。
味の濃いインパクトのあるロゼって感じです。
甘さは思ったほどありません。
なるほど、地元の料理に合う気がします。


*****


Hagnauer Sonnenufer 2017
Spätburgunder Weißherbst  
Baden Bodensee
RRWポイント 87点


Weingut Dr. Heger MIMUS Spätburgunder 2013 Trocken

ドイツ出張のついでに地元バーデンのワインを物色しました。
ドイツ内でも南の方の産地。赤が多いのがうれしいです。
やはりシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)をゲット。
VDP等級のErste Lage(エアステ・ラーゲ)、1級畑ワインです。


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ドクター・ヘーガー(Weingut Dr. Heger)という1935年創業の生産者。
ドイツワイン辞典のバーデンの著名生産者の筆頭に上がっていました。


公式ページは立派なものですが、ワイン情報はショップ兼用。

50ユーロもするVDPのGrosse Lage(特級畑ワイン)も載ってますが、
今回行った一応ワイン専門店には26ユーロのこれしか置いてませんでした。
(トップの写真、値段が貼ったままです。…笑)
スーパーですと、種類は多いのですが10ユーロ以上のは見当たりません。
ドイツで上等ワインを買うには生産者直接かネットショップなんでしょうね。

肝心のワイン情報は貧弱です。よってネット情報から…。
イーリンゲン(Ihringen)にあるWinklerbergの畑の古木のピノ・ノワール100%。
新樽率50%のバリックで15ヶ月熟成だそうです。

VDP (ファーデーペー、Verband Deutscher Prädikatsweingüter)について、
おさらいをしておきましょう。
ドイツのQbAやPrädikatsweinの等級は甘さが基準で品質自体がわかりにくいですね。
そこで、VDP(ドイツ高品質ワイン醸造家協会)が1910年に独自に審査・認定を始め、
畑に格付けをしています。テロワール重視のフランス式ってことですね。
下の写真にあるように、キャップシールのVDPロゴ(鷲のマーク)を入れた上で、
以下の等級を表記することになります。
・Gutswein(グーツヴァイン)・・・地域名ワイン
・Ortswein(オルツヴァイン)・・・村名ワイン
・Erste Lage(エアステ・ラーゲ)・・・1級畑ワイン
・Grosse Lage(グローセ・ラーゲ)・・・特級畑ワイン
 この特級畑からの辛口ワインには、特に、
・Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)・・・“Grand Cru”
 と表記され、Qualitätswein trockenが併記されます。
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今日のワインはErste Lage。Qualitätswein trockenも併記されてます。


さて、ワイナリー訪問。ストビューがないのでアップされてた写真です。
Heger01
バーデンのベライヒ、Kaiserstuhl(カイザーシュトゥール)にある、
イーリンゲン(Ihringen)の町中にあります。ライン川渡ればアルザス。
「Weinhaus Heger」はネゴシアンとしての名前のようです。


ドイツの13のワイン生産地の最南端バーデンを地図で確認しておきます。
Heger02
Tauberfranken(タウバーフランケン)からBodensee(ボーデンズィー)まで、
バーデンのベライヒも書き込んでいます。
今日の作り手はベライヒKaiserstuhl(カイザーシュトゥール)になります。


ラベル平面化画像。ドイツにしては洒落たデザインです。
IMG_9703
「Mimus」は現当主の御父上(2004年に他界)の幼少時の名前だそうで。


さて、抜栓です。
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コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_9723

Alc.13.5%。
クリアなルビーです。
IMG_9725

フランボワーズ、スパイス。
しっかりした樽香が感じられます。
かすかな甘み感じるんですが、トロッケン(ドライ)なアタック。
出過ぎない酸と、シルキー過ぎるタンニンがいい具合です。
このいいバランスのまま至福の余韻へ突入。
まさに上等ブルゴーニュの風格。

ドイツのピノ・ノワールは独特の香りと味だと理解していましたが、
とんでもないです。激うまもありました。


*****


Weingut Dr. Heger
MIMUS Spätburgunder 2013
Trocken 
Ihringer Winklerberg
RRWポイント 94点


Weingut Kress Überlinger Cuveé Noir 2017

訳あって(お仕事です!)ドイツ南部ボーデン湖の畔に来ています。
ウーバーリンゲンという町ですが、なんとホテルの向かいがワインレストラン。
夜到着でしたが疲れた体に鞭を打ち地元のワインをいただきに行きました。


IMG_9683


ボーデン湖畔の北側は「Bodensee」という名前のベライヒで、
ドイツの13のワイン生産地のバーデンに属します。飛び地っぽいですね。
(以下、ネットで拾ったバーデンの地図。唯一Bodenseeが載ってました。)
Baden_Bodensee01
バーデンはドイツ最南で比較的暖かく、赤(ピノ・ノワール)主体です。
白はミュラートゥルガウが2割ほど、リースリグが1割ほどあります。

このワイン、Weingut Kressというウーバーリンゲン地元のワイナリーで、
今晩のワインバーからは歩いて30分の距離にあります。

位置関係はこんな感じ。
Kress01
市街地を離れるとブドウ畑いっぱいなのがわかりますね。

移動の車中からはボーデン湖と一面のブドウ畑。
IMG_0319
じっくり見るとやはり黒ブドウが多そうです。Spät­bur­gunderですね。


公式ページはドイツ語のみ。仕方ないですね。ローカルですから。

ウーバーリンゲン産のシュペートブルグンダー(Spät­bur­gunder)、いわゆる、
ピノ・ノワールを主体にカベソーを少量ブレンドしてるとあります。
しかしながら、%は明記なし。シュペートブルグンダーは樽熟成してるようです。

このワイン、ラベルデザインが3種類あるようです。
Kress02
ウーバーリンゲンの歴史的な名所のイラストと設立年が書かれてるようです。
郷土愛&おしゃれ~。


裏ラベルを見ると、Qualitätsweinの「Baden/Bodensee」とわかります。
IMG_9684
すべてバーデン、それもボーデンズィーのウーバーリンゲン産のブドウなのに、
PrädikatsweinとならないのはTrocken(辛口)だからでしょうか。
補糖してあるとか。ここら辺、まだまだ知識が浅いのです。(笑)


さあ、いただきましょう。Alc.13.5%。明るい透けるルビー。
IMG_9685
エッジ写真撮り忘れたので、そのワインバーの写真です。(笑)

香りはドイツの赤でよく出会う独特の果実臭がします。
MBAのフォクシー・フレーバーにも通ずる香りです。
味はさすがにお値段お手頃だったためか、軽めというか薄めですが、
しっかりピノ・ノワールの雰囲気が出ていて美味しいです。
カベソーをブレンドしてあるという意図がわかる深みもあります。
高い点数はつきませんが、十分地ワインを楽しめました。

ウーバーリンゲン産の上等ワインも1本買って帰ろうかしら?


*****


Weingut Kress
Überlinger Cuveé Noir 2017
RRWポイント 85点


Josef Biffar Pax Veritas Spätburgunder Trocken 2012

近所のグランマルシェが6月いっぱいで閉店しました。
非常に残念でしたが、閉店間際はワインどれでも半額セールとなり、
ここぞとばかりにたくさん買い込ませていただきました。(笑)
そんな中の1本、ドイツのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。
この「Josef Biffar」なるワイナリー、グランマルシェのインポーター、
「徳岡」の所有ワイナリーと知ったのは今回買い込んだ後でした。


IMG_8874
2013年からは日本人醸造家の徳岡史子さんが社長兼醸造責任者だそうで。
当然ながら、インポーター「徳岡」の創業家の方ですね。

公式ページはドイツ語ですが、やっぱりですが日本語表示できます。
しかしながら今日のワインの情報は皆無。
徳岡のサイトにも紹介はありますが、大した情報なし。
まあ、しかたがないのでワイナリー訪問へ移ります。


ううっ!
ファルツにあるダイデスハイム(Deidesheim)という町ですが、
何ということか、ストリートビューがありません!!
JosefBiffar01
上空写真でお茶を濁します。建物の写真はYoutubeからのキャプチャー。(笑)

昔描いた地図でドイツ内の位置関係を見ておきましょう。
Pfalz01
ドイツワイン辞典様より拝借した地図を使用しております。)


ラベル平面化画像。
IMG_8830
いわゆるQbA(Qualitätswein)、特定産地上質ワインですね。


さて、抜栓。
IMG_8872
キャップシール、コルクは無味乾燥…。

Alc.13.5%。
クリア過ぎるルビー。全房発酵でしょうか?
IMG_8873

ラズベリー、やはり茎っぽさも感じます。
辛口アタック。
酸味は感じないくらい穏やかです。
味の厚みはまあまあ。
微かな苦味はいいアクセントになってます。
甘みや果実味は少なく、冷たい感じでもあります。
しかし、
昔飲んだ独特な風味のドイツのシュペートブルグンダーとは違い、
辛口の上等ピノの雰囲気があります。

最初はゲロまずじゃなかったらいいのにな~くらいに思ってましたが、
どっこい、なかなかなもんです。


*****


Josef Biffar
Pax Veritas
Spätburgunder Trocken 2012
RRWポイント 89点


Mosel Spätburgunder Rosé 2017 (Christmas Tree Bottle)

クリスマスにはチキンとピザを食べました。
で、KALDIで買ってあったクリスマスツリーボトルを開けます。
ドイツ、モーゼルのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。
ロゼっていうのがパーティー用っぽくっていいですね。
(同じボトルでリースリングの白も売ってましたが…。)


IMG_6824
ロゼなので白ブドウを下に敷いてしまいましたが、
シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)は黒ブドウ品種ですね。


ラベルはなく平面なので空になったボトルの印刷部分を撮影。
IMG_6825
「Qualitätswein」なので、等級はいわゆる「Q.b.A.」ですね。
そんなに悪いもんじゃないでしょう。

生産者は「SMW Saar-Mosel-Winzersekt GmbH」とあります。
訳すと、「ザール、モーゼル、スパークリングワイン会社」。なんじゃそりゃ?
公式ページを見てみると、120以上のメンバーワイナリーを擁する、
協同組合みたいな会社ですね。ドイツによくあるパターン。

せっかくなので、
モーゼル川やザール川を示しながらモーゼルの産地を見ておきましょう。
Mosel01
ザール川はモーゼル川の支流です。
ルクセンブルグとの国境あたりからコブレンツまでの流域が産地です。
モーゼル川はコブレンツの町でライン川と合流します。

今日の生産者の「SMW」はトリーア(Trier)の町にあります。
トリーアはモーゼルワイン生産地域の中心地であり、
ドイツワイン発祥の地でもあるそうです。覚えておきましょう。(笑)


さて、抜栓。メリークリスマス!
Alc.10.5%。
ピンク色。オレンジっぽくもあります。
イチゴ、ラズベリー。
甘口です。微炭酸あり。

パーティーでは充分なクオリティではないでしょうか。
チキンといっしょにスルスルいけました。


*****


Mosel Spätburgunder Rosé 2017
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Moselland Dornfelder & Spätburgunder QbA Trocken 2015

ドイツでの赤ワイン探求でさんざんな目に会っているのに、
性懲りもなくドイツの赤を買い求めてしまいました。
ドルンフェルダーはレストランでいただきましたが、
「クセがすごいんじゃ~」で、その時は撃沈。
しかし、今日のこれはシュペートブルグンダーとのブレンドです。
つまり、ピノ・ノワールとのブレンド。はてさて。


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このワイン、モーゼルのMosellandなるワイナリーのもので、
月桂冠が輸入しているようです。
月桂冠によると、
「醸造元:モーゼルラントワイン生産者協同組合」だそうで、
ドイツにはよくあるパターンですね。

フェイスブックもあるようです。
モーゼルの畑の写真がすばらしい。
Moselland_f


いい感じなのでもう一枚貼っておきます。(笑)
Moselland_n


こういうふうに、畑や産地を眺めながらワインを味わうと、
ちょっと贔屓めの点数をつけたくなりますね。

さて、ワインの詳細を公式ページで調べますが、
ドルンフェルダーとシュペートブルグンダーのブレンド比率がわかりません。
残糖量や酸の数値、保存ポテンシャルが3年というような情報はあります。

とにかくいただいてみましょう。スクリュー回転です。
Alc.12%。
透明感ある赤紫。
キャンディー香。
赤ベリーもしくはイチゴのようなフルーティな感じ。
口当たりが酸味。
マスカットベイリーAかと思う味です。
でも、
ピノ・ノワールがブレンドされているのもわかります。
全体としてミドルボディー…よりも少し軽めな印象。
余韻は、なくはないのですが特徴はありません。
う~ん、ドルンフェルダー、ますますわからなくなりました。
飲んでいると無性にカレーが食べたくなってきて、
急きょ作って食べてみると、これが合う!
カレーに合うワインって珍しいんじゃないでしょうか。(笑)


*****


Moselland Dornfelder & Spätburgunder QbA Trocken 2015
RRWポイント 84点


PRINZ / Spätburgunder Rheingau 2015(ピノ・ノワール対決)

ドイツ滞在中の赤品種では散々な目に会いましたが、
ドイツで一番飲まれているという赤品種、シュペートブルグンダー。
なんとピノ・ノワールのドイツ語名です。
これは試さなきゃいかんだろうと取り寄せてありました。


PrinzPino


Amazonで3000円近くしましたが、
ワイナリーの公式サイトを見ると11.40ユーロ。
現地では1500円くらいなんですね。

生産地限定上質ワインQbAのラインガウです。
リースリングで有名なラインガウは昔ブドウ畑を見に行きました。
その時は白アスパラと白ワインをいただいたのですが、
素晴らしい景色、テロワールでした。


Rheingau01


このリューデスハイムという町がワイン観光としても有名です。
ライン川と畑を見下ろしながら食事ができるレストランも多いです。


Rheingau02


ほとんどリースリングですが、20%はシュペートブルグンダーだそうで、
それも作付けは増えつつあるそうです。


さて、テイスティングいたします。
ルビー色は丹波ワインより若干濃いですが、透明感はあります。
香りは赤ベリーではありますが、加えて胡椒かハーブの感じ。
樽香なのかもしれませんが、ちょっと独特です。
Alc.13%ながら、アタックではわりと甘味を感じました。
微炭酸もあるような。
やはりドイツ、ちょっとクセはありますが、
慣れると全体評価として「おいしい」になります。(笑)
でも、丹波ワインの「あっさりうま」の勝ちです。


*****


PRINZ / Spätburgunder Rheingau 2015
RRWポイント 86点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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