Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Torres

Familia Torres Mas La Plana 2013 DO Penedès

トーレスが本拠地ペネデスで醸すカベソー、マス・ラ・プラナです。
実は2012年を前に試してますので2回目になります。
1年の違いはあるんでしょうかね。


IMG_9556


公式ページでは、数々の賞に輝いたカベソーとして鼻高々な様子です。

トーレスの人もフランスのカベソー・コンテストで優勝したと自慢気に語ってました。
パーカーおじさんは2012年に93点、今日の2013年に93+点をつけてるそうです。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
樽熟は85%新樽のフレンチオークで18ヶ月です。


トーレスの施設は前に訪問してますので割愛。
マス・ラ・プラナの畑のショットを再掲しておきます。
Torres03

マス・ラ・プラナの畑はこんな位置関係です。
Torres04
本拠地のすぐ近くの畑であることがわかりますね。

最後に、DOペネデスの位置も確認しておきましょう。(再掲ですが)
Torres05
バルセロナから車で1時間。


ラベル平面化画像。
IMG_9558
2012年と比べると、「TORRES」が「FAMILIA TORRES」に変更されてます。


さて、いただきましょう。
Alc.14.5%。濃いガーネットです。
IMG_9555

黒ベリー、ブラックオリーブ、スパイス。
弱め香りです。
甘みと酸味を合わせて感じる辛口アタック。
味の芯は細めですね。
バランスはいいと思うんですが、もう少し厚みが欲しい。
酸味が軽く感じさせてることも一因ですね。
う~ん、2012年の時の印象とあまり変わりません。
傑出したカベソー感がないんですよね。
前と同じ88点になりました。


*****


Familia Torres
Mas La Plana 2013 DO Penedès
RRWポイント 88点


Familia Torres Salmos 2015 Priorat

最近トーレスが続きますが、生産者イベントでいくつもいただきましたので、
少しづつアップしてます。
しかしこのラインアップの多さは手広くやってる証拠ですね。
そう言えば、イタリアの有名どころも地元を飛び出して、
イタリア各地でいろんなワインに挑戦してましたね。
国は違えどワインの大物は考えることが似てるんでしょうか。


IMG_9554
これはプリオラート。地元ペネデスにはまだ近い方です。
プリオラートはリオハとともに2つだけのDOCa(特選原産地呼称認定)でしたね。


公式ページはデータシート完備ですが、セパージュの%が不明。

カリニェナ(カリニャン)主体というブレンドなのに比率がわからないのは残念。
エノテカのサイトでもセパージュの%の記述なしです。
あとはガルナチャ(グルナッシュ)とシラーがブレンドされています。
樽熟はフレンチオーク樽で14ヶ月です。


プリオラートはここ。カタルーニャですが、ペネデスの西方です。
priorat01

トーレスのプリオラート支店(?)を探すと「El Lloar」村にありました。
Priorat02
ビジターセンターとなってますが、他サイトの情報ですと、
ポレラ(Porrera)村とエル・ジョアール(El Lloar)村の畑だそうで、
この辺りからのブドウを使用してここで醸してるんじゃないでしょうか。

プリオラート全体から見るとこのあたりです。
Priorat01
タラゴナから行くと山ひとつ越えるあたりがプリオラートですね。
バルセロナ五輪の頃、タラゴナに遊びに行ったのを思い出します。(古っ!)


ラベル平面化画像。
IMG_9553
斜めラインのデザインも平面化撮影には大敵。(笑)


さて、いただきます。
Alc.14.5%。ガーネット。
IMG_9547

黒ベリー、青野菜、コーヒー。
少し尖ってるのは若いタンニンかな。
味の厚みは若干弱め。
フレッシュ感の酸なので気にならないのですが、
フィニッシュまで居座るのはどうでしょう。


*****


Familia Torres
Salmos 2015 Priorat
RRWポイント 89点


Familia Torres Altos Ibéricos Reserva 2013 Rioja

さて、いろんなところに進出してるトーレスのリオハです。
原産地呼称最上級のDOCa(Denominación de Origen Calificada)は、
Rioja(1991年)とPriorat(2000年)にしか認定されてませんので、
その二つともでワインづくりしてるってことですね。


IMG_9551
例によって生産者来日イベントで出てきた6本中の1本です。
久しぶりにスペイン語がしゃべれて、なかなか楽しかったです。
トーレスのおじさんが「スペインのどこのワインがお好み?」と聞くので、
嫌味で「Ribera del Duero」かなって答えると、困る様子も見せず、
「それもいいのあるよ。」とのお答え。トーレス、そこにもありました。(笑)


公式ページでこのワインを調べます。

2005年にリオハへ進出、エノテカの記事によると、2009年にクリアンサをリリース、
その8年後ですから2017年にこのレセルバが世に出たようです。

一部新樽のフレンチオークで16ヶ月の上、ボトルで最低20ヶ月の熟成を経ます。
レセルバが36ヶ月熟成(クリアンサは24ヶ月)なのはスペインに規定です。
・テンプラニージョ 100%


トーレスのリオハのワイナリーは「Soto de Torres」という名前であること、
「Rioja Alavesa」地区の「Labastida」の町にあることがわかりました。
早速訪問してみましたが、遠巻きにしか拝めませんね…。
RiojaTorres01
場所はエブロ川が蛇行して流れるところ。たくさんの畑が広がってます。

リオハ全体で言うと、赤い四角で囲ったのが上の地図になります。
RiojaTorres02
リオハと言っても、アルタやバハや、いろんな地域に分かれて結構広いです。


ラベル平面化画像。すごいです。全面ラベル。丸まる1周撮影です。
IMG_9550
ちゃんと、DOCa(Denominación de Origen Calificada)になってます。


さて、いただくとします。
Alc.14.5%。濃いガーネット。
IMG_9546

黒ベリー。香ばしい黒糖。煮詰まったブラックチェリー。
軽い甘・酸味を感じる辛口アタック。
フレッシュさはあるんですが重みは少々弱いかな。
安物然とはしてなくて、そこそこ楽しめる味ですが、
もっとすごいのを期待してましたからね。
少々肩透かし。


*****


Familia Torres
Altos Ibéricos Reserva 2013 Rioja
RRWポイント 89点


Familia Torres Sons de Prades 2016

トーレスが続きますが、生産者来日イベントで一挙にいただいたので…。
これはシャルドネですが、「Milmanda」というタラゴナの近くの畑から。
その畑からの正にミルマンダというプレミアム・シャルドネがあるんですが、
今日のコレはそのセカンドラベル的位置づけのようです。


IMG_9541
このセカンドは2014年からリリースだそうで。


公式ページにはしっかり情報あり。

・シャルドネ 100%
新樽率100%のフレンチオークで6ヶ月熟成となっています。


DO Conca de Barberà だそうで、カタルーニャのタラゴナの町の近くです。
その「Castell de Milmanda」というワイナリーに行ってみます。
Milmanda01
ストビューで近づけないので、アップされてた写真を拝借。
Castellはカタルーニャ語の「城」でしょうね。まさに城です。

DO Conca de Barberàは伝統的なMacabeoやParelladaで白が作られますが、
赤もカバもあり、品種は国際品種含めほぼ何でもOK。(笑)
なので、シャルドネでも「DO Conca de Barberà」です。
エノテカのトーレス紹介ページにあった写真を拝借して位置確認します。
conca01
この地図に示してあるDOはすべてトーレスが進出してるところです。


ネックシールと裏ラベル。
IMG_9544
裏ラベルを微妙に隠すエノテカシール。そこ英語の部分だし。(笑)


さあ、いただきます。
Alc.13.5%。クリアゴールド。藁色。
IMG_9539

洋梨。バターっぽいのは上等ブルゴーニュ風です。
軽い口当たりと思うと酸のせいで芯はしっかり。
辛口とミネラル感のキレが特徴的。
最後はやはり酸味に押されフィニッシュか…。


*****


Familia Torres
Sons de Prades 2016
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Pazo das Bruxas 2016 Rías Baixas

リアス・バイシャスのアルバリーニョです。
が、カタルーニャのペネデスに本拠地を置くトーレスのワインです。
トーレスからの方を迎えての生産者イベントでの1本ですが、
ほんと、各地いろんなところのワイン造りに挑戦している生産者ですね。


IMG_9540
このアルバリーニョ、2014年が初リリースとまだ新しいシリーズです。


公式ページにもこのワイン載ってるんですが、結構探しました。(笑)

・アルバリーニョ(Albariño)100%
スキンコンタクトの後、16日の発酵。熟成にオーク樽は使いません。


そのページに「Rías Baixas: wines of sea and fog」という表現がありました。
当然海岸近くで、霧も出やすいんでしょうかね。
調べると結構高温多湿で降雨量も日本と同レベルだそうです。
なので、日本と同じ、通気性の良い棚仕立てが主流なんですね。

畑の場所は不明なので、ボトル裏ラベルに住所らしき記載があるのですが、
例によってエノテカのラベルで隠れて見えません。こんちくしょー!
なんとか「Salvaterra de Miño(Pontevedra)」という町名を読み取ったので、
Google Mapで行くと、ミーニョ川を挟みポルトガルと国境を接する町でした。
Mino01
どこだかわからない畑を適当にスクショしています。
確かに棚仕立てだな~と確認。ちょっと低めですが。


DOリアス・バイシャス(ガリシア語: Denominación de Orixe Rías Baixas)
Rias_Baixas01
ガリシアには他にもDOがあるので位置関係を見ておきます。


これが裏ラベル。「Pazo das Bruxas」のネーミング解説があります。
IMG_9542
「魔法使いの小屋」という意味のガリシア語ですね。
スペイン語では「Pazo de Brujas」となります。しかし、エノテカ邪魔。


さあ、いただきます。クリアーなイエロー。
IMG_9538

か細い青リンゴ風味、レモン風の香りも。
芯のしっかりした清涼感あるボディで素直においしい。
アルバリーニョって自分的にかなり好きかもしれません。

トーレスの人の解説では、ガリシアの蛸に合うんだそうで。
「海のワイン」なんて宣伝してるアルバリーニョを前にも飲んだのを思い出します。
そうそう、公式ページのデータシートには記載なかったのですが、
トーレスの人は11ヶ月熟成してるって言ってましたね。
樽は使ってないんでしょうが…。


*****


Familia Torres
Pazo das Bruxas 2016
Rías Baixas
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Vardon Kennett Cuvée Esplendor 2013

スペインワインの雄、トーレスです。
トーレスの生産者来日イベントのウェルカム泡がこれでした。
本拠地のペネデスはカバの一大産地ですが、DO Cavaを名乗らずに、
Vardon Kennett名で3年前トーレスが初めての発表した泡だそうです。


IMG_9532
トーレスは140年にも及ぶ歴史で、スペイン各地の銘醸地に進出、
アメリカやチリにも進出していますが、スパークリングはこれが初なんですね。


公式ページにもこの泡は載ってますが、
独立して「Vardon Kennett」のサイトもあります。

この2013年がファースト・ヴィンテージで、ペネデスの自社畑からの
・ピノ・ノワール 55%
・シャルドネ 40%
・シャレッロ(Xarel·lo)5%
のブレンドで、伝統的方式(瓶内二次発酵)でつくられます。
その後ボトル内熟成を30か月。


ワイナリー訪問します。
Penedes02
泡作り専用にここを取得したのでしょうか。古くからの修道院のようです。
トーレスから車で30分ほど北にあります。同じDOペネデス内です。

DOマップでも確認しておきましょう。
Penedes01
カバの95%はペネデスで生産されますが、地域はDOペネデスと同一でなく、
DOカバ認定の地域はスペイン全土に点在しています。特殊なDOな訳です。
トーレスがDOカバを名乗ることに意義を見出さなかったのが何となくわかります。


一応、裏ラベルも。
IMG_9533
ここに「Familia Torres」とあります。Extra-Brutですね。


さて、いただきます。
Alc.12%。
薄いゴールド。
ライム、ピーチかな。
酸味にキレあり。
そんな複雑な味でもないですが、
あっさりフレッシュでおいしいです。
暑い日の駆けつけ三杯にいいですね。(笑)


*****


Familia Torres
Vardon Kennett Cuvée Esplendor 2013
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Miguel Torres Chile NECTARIA 2010 Botrytis Reisling

最近、ちょくちょく極甘ワインが飲みたくなります。
ムートン・カデのソーテルヌに感動してからですから、
まだまだ「極甘口」探求の道のりは長そうですが、
今日はチリの貴腐ワインを見つけたので試してみます。


IMG_7158
スペイン、バルセロナ近くに本拠地を構える、あのトーレスが、
チリに展開するのが「ミゲル・トーレス・チレ」です。


公式ページはさすがよく出来ています。
ヴィンテージ毎のデータシートも完備。
ただ、貴腐ワインであるこのワイン、
ボトリティス・シネレア菌がうまくついた年にしか作れないそうで、
2008、2009、2010しか載ってませんね。
セパージュは、リースリング100%。
樽熟は新樽率50%の仏樽で14ヶ月。けっこうやってます。

残糖は、95g/lだそうで、ソーテルヌのシャトー・ディケムが140g以上、
ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼが150g以上ですから、
今ひとつ世界トップクラスの糖度には及ばないようです。
ドイツのプラディカーツヴァイン(Prädikatswein)の等級でいうと、
83〜100gのアウスレーゼに入ることになります。


ワイナリー訪問。クリコーの町の南、すぐのところが本拠地です。
nectaria1
さすがトーレス。敷地も広くきれいです。

今日のワインもクリコー・ヴァレーですが、
上の写真より少し南の畑からのようです。モリーナの町よりも南側。
nectaria
この地図は公式ページの今日のワイン「Nectaria」紹介ページから。
海岸からの距離が100kmだとか、海抜276mだとか詳しいです。
(MSNM=Metros Sobre el Nivel del Mar:海抜 メートル)


エチケット平面化画像。
IMG_6838


さて、抜栓。
IMG_7155

Alc.14.5%。高っ!
もう少し糖度上げられたんじゃないでしょうか。
濃い黄色、茶気味です。
華やかな花の香り、樹液、草?
ブレタノマイセスっぽくも…。やばっ。
甘いんですが、ブランデーのような、リキュール的な口当たり。
ちょっとイメージ違いますね。
極甘なのにサラッとしているのが好みなんですが。
それと、ちょっと樽がきつすぎるのか、欠陥臭なのか、
何かがちょっと香って、ちょっと残念。

この香りの強さが貴腐ワインなんでしょうかね。
であれば、その深淵に迫るためにも、
もっと正統派の貴腐ワインを試さないといけません。
(笑)


*****


Miguel Torres Chile
Nectaria Vendimia Tardía 2010
Botrytis Reisling
WWWポイント 75点



WhiteWhiteWine01

Torres Mas La Plana 2012 DO Penedès

スペインはバルセロナのトーレスです。
お馴染みのサングレ・デ・トロ以外にも色々出していますが、
今日は上等ラインのカベソー・モノセパージュをいただきます。


IMG_6369
おお、なんということか、写真を撮ったのが飲みほした後でした。(笑)


公式ページでワインの素性を確認します。
テンプラニージョではなくカベルネ・ソーヴィニヨンです。
珍しそうですが、ここの畑(Mas La Plana)では、
1970年代からカベソーを中心に植えてきたそうです。
樽熟は、新樽率85%のフレンチオーク樽で18ヶ月。


DOペネデス(Penedès)ですので、バルセロナ周辺です。
トーレスの本拠地ですね。

DOペネデスの公式サイトなんてのもありました。

DOペネデス、トーレス、バルセロナの位置関係です。
Torres05
バルセロナから車で1時間かからない距離です。
昔仕事でよくバルセロナに行ってました。
2ヶ月くらい滞在していたこともあります。
今思うと、「あ~、なんでワイナリー行かなかったんだろな~。」です。

トーレスの本拠地にズームイン!
Torres04
すばらしい。あたり一面畑です。
今日の「Mas La Plana」という畑はなんと本拠地のすぐ近くでした。

ここがエントランス。(ここから先はGoogleでは行けません。)
Torres01

これがビジター・センター。
Torres02
わぁ、行ってみたいな~。

そしてこれが、「Mas La Plana」の畑です。
Torres03
いい感じです。

エチケット平面化画像。
IMG_6368


さて、いただきます。
Alc.15%。おお、完熟っぽい。
香り多いですね。
黒ベリー、濃厚なコンポート様な感じ。
樽香も上品に香ります。
意外と辛口アタックです。
酸とタンニンが互いに主張し合ってますが、酸が少し押し気味です。
やはりとっても濃い...。濃厚です。
ごっついお肉食べたくなります。
やはりパレットに感じる酸味はちょっと多めに感じます。
余韻ではバランスよく、逆に渋みが口の中に残るんですけどね。
上等ラインの貫禄ある味わいではあります。


*****


Torres Mas La Plana 2012 DO Penedès
RRWポイント 88点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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