先日、アルゼンチンのタナ100%のワインをいただきました。
その時も思ったんですが、アルゼンチンってやっぱりマルベックです。
ふと、もう一度ちゃんと味わってみようと今日はマルベック100%。


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定番ともいえるトラピチェです。

そんなにお高くないレンジです。やはり品種の味をうかがう場合、
バリエタルに近いローレンジのものをいただくのがいいと思います。
品種の持っている本来の味が出ますからね。

で、そのお味は、
口当たりはカルメネール同様のコクのある重めの感じで、
酸味も少なくお肉に合うフルボディーです。
でも、ちょっとカルメネールと違うのが、
余韻というか後味を引くのが足りず、すっと消える感じです。
カルメネールは後々まで味に丸みというか深みが残るんですよね。
しつこい味と思われる人もいるかもしれませんが、
僕はこんなののほうが好みです。

昔は海外出張中のレストランで南米産のワインといえば、
アルゼンチンのマルベックばかり置いてましたから、
慣れ親しんだ味ということで今回もおいしくいただけましたが、
カルメネールばかり飲んでいる最近は自然と比較をしてしまい、
若干の減点をしてしまうようです。(笑)


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Trapiche / Oak Cask Malbec 2016
RRWポイント 81点