今日のこれもグランマルシェ偵察中に店頭で確保したものです。ウンブリア州からのカベルネ・ソーヴィニヨン。国際品種ですから DOC ワインじゃなくウンブリア IGP なのはわかります。うん、なんだか面白そう。しかし、お値段は1000円台前半。おいしければコスパ抜群でしょう。まあ、あまり期待はせずにお試しと行きましょう。
作り手はラ・カッライア。ウンブリア州オルビエト(Orvieto)の南にあります。地元の熟練したワインメーカーのジアッレッティ家(Gialletti)と、同じくこの地域出身で今では世界的に有名なワインメーカーとなったコタレッラ家(Cotarella)のコラボレーションによって1988年に創業されました。コタレッラの上等メルローを以前に試したことがありますが、世界的に評価も高い素晴らしい作り手だと思います。そこがコラボしてるとなればこれは期待が高まりますね。「Carraia」って調べると「馬車道」という意味のようですが、「-aia」で終わる名前はスーパータスカンを彷彿とさせますね。
公式ページは情報豊富ですが、ワイン紹介があっさりしてて残念です。
今日のワインも主力のひとつとしてデータシート付きで載っていますが内容は弱し。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
樹齢は15年。樽はなさそうです。マロラクティック発酵はあり。こんなところですね。しかし、インポーターの資料によると、フランス産のバリックで10ヶ月間、瓶内で4ヶ月の熟成をしているとのこと。本当だとしたら本家HPには書いておいてほしいですね。
ラ・カッライアを訪問します。建物はまだ新しそうですね。
ウンブリア州の他の州含めた位置関係をざっくり見てみます。
イタリアの真ん中、4州に囲まれ、なんと海がありませんね。
ウンブリア州全体をGoogle Mapで俯瞰して、DOC/DOCGも見ておきましょう。
今日の作り手、ラ・カッライアの所在も示しておきました。オルヴィエトDOCのエリア、それも中心部のオルヴィエト・クラッシコ(Orvieto Classico)のエリア内になります。
オルヴィエトDOCのエリアはラツィオ州側にもはみ出ていますからご注意を。
こんな感じです。(以前オルヴィエトDOCのワインをいただいたときに描いた地図の再利用。)
ラベル平面化画像。
シンプルですが好きなデザイン。金色のインクを使っています。
インポーターシールは裏ラベルを隠していませんでした。
さあ、抜栓。
コルク平面化。
Alc.13.5%。
ガーネット。
作り手はラ・カッライア。ウンブリア州オルビエト(Orvieto)の南にあります。地元の熟練したワインメーカーのジアッレッティ家(Gialletti)と、同じくこの地域出身で今では世界的に有名なワインメーカーとなったコタレッラ家(Cotarella)のコラボレーションによって1988年に創業されました。コタレッラの上等メルローを以前に試したことがありますが、世界的に評価も高い素晴らしい作り手だと思います。そこがコラボしてるとなればこれは期待が高まりますね。「Carraia」って調べると「馬車道」という意味のようですが、「-aia」で終わる名前はスーパータスカンを彷彿とさせますね。
公式ページは情報豊富ですが、ワイン紹介があっさりしてて残念です。
今日のワインも主力のひとつとしてデータシート付きで載っていますが内容は弱し。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
樹齢は15年。樽はなさそうです。マロラクティック発酵はあり。こんなところですね。しかし、インポーターの資料によると、フランス産のバリックで10ヶ月間、瓶内で4ヶ月の熟成をしているとのこと。本当だとしたら本家HPには書いておいてほしいですね。
ラ・カッライアを訪問します。建物はまだ新しそうですね。
テヴェレ川(Fiume Tevere)というのが近くに流れています。で、その川沿いに行くと車で10分ほどでコラボ相手のコタレッラのワイナリーに到着します。今日のワイン含め国際品種も手掛けていますが、場所がオルヴィエトのお膝元なので主力はオルヴィエトDOC(Orvieto DOC)のようですね。オルヴィエトDOCは、プロカニコ(Procanico)とグレケット(Grechetto)が主要品種になります。
ウンブリア州の他の州含めた位置関係をざっくり見てみます。
イタリアの真ん中、4州に囲まれ、なんと海がありませんね。
ウンブリア州全体をGoogle Mapで俯瞰して、DOC/DOCGも見ておきましょう。
今日の作り手、ラ・カッライアの所在も示しておきました。オルヴィエトDOCのエリア、それも中心部のオルヴィエト・クラッシコ(Orvieto Classico)のエリア内になります。
オルヴィエトDOCのエリアはラツィオ州側にもはみ出ていますからご注意を。
こんな感じです。(以前オルヴィエトDOCのワインをいただいたときに描いた地図の再利用。)
ラベル平面化画像。
シンプルですが好きなデザイン。金色のインクを使っています。
インポーターシールは裏ラベルを隠していませんでした。
さあ、抜栓。
コルク平面化。
Alc.13.5%。
ガーネット。
黒ベリー、スモーキーなコーヒー感。
やはり、樽はありそうな気がします。
やはり、樽はありそうな気がします。
辛口アタック。
絶妙な酸がフレッシュ感演出しつつ、
しっかりした構造感ある味わいに達します。
重すぎないのに深い。
いい苦味もある。
余韻も貫禄あり。
およよ。これはうまいぞ。
最近では大いに「当たり」の部類でした!
最近では大いに「当たり」の部類でした!
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La Carraia
Porticina
Cabernet Sauvignon 2019
Umbria IGP
Porticina
Cabernet Sauvignon 2019
Umbria IGP
RRWポイント | 94点 |
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