雄鶏のイラストが目を引く、いかにもテーブルワインといった雰囲気です。はい、その通りで、フランスワインではありますが、どこの馬の骨ともつかない「Vin de France」のソーヴィニヨン・ブランになります(笑)。狙って買うわけがない類のワインですので、どうせワインくじのハズレかなんかだろうと思ったあなた、大正解(笑)。
作り手は、裏ラベルには「Ferdinand Labarthe」と書いてあるんですが、実体は南ローヌの大手ネゴシアン「Vignobles & Compagnie」というところになります。1963年にガール県のワイン醸造家たちが集い設立され、1993年にネゴシアンとして独立、2017年に旧称「La Compagnie Rhodanienne」から「Vignobles & Compagnie」に社名変更して現在に至るようです。創業時からのパートナーである南ローヌのワイン生産者からのワインをこうやって世に送り出しているというわけです。
そういえば、やまやの店頭のローヌのワインにこの名前が入っているのに見覚えがあります。
「Ferdinand Labarthe」というのもここのブランドのひとつのようですね。
はい、これがそのワインくじのチラシです。なんと1,100円とお手頃(笑)。
ご覧の通り、今日のワインはほぼ末等の6等でした。ムルソーかシャブリ狙っていたんですが(笑)。
公式ページはこれです。ネゴシアンらしくラインアップを紹介しています。
今日の「Coq Licot」という雄鶏マークのワインは載ってませんね。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
インポーターのモトックスさん情報で、フランスのシンボルである雄鶏(Coq)と人生の多幸を表すポピーの花(Coquelicot=ひなげし・虞美人草)を合わせた造語がネーミングの「コック・リコット」ということはわかりました(笑)。(ジブリアニメの「コクリコ坂から」の「コクリコ」も「ひなげし」のフランス語からきていますよ。)発酵・熟成はコンクリートタンクということのようです。
さて、このワイン自体はコート・デュ・ローヌのものらしいんですが、表示は「Vin de France」となっています。これは、2009年にEUのワイン法に準拠した際に、もともと「Vin de Table(VdT)」(テーブルワイン)と言われていたものが「Vin de France」になったものです。「フランスのワイン」という名前の通り「フランス産」ということしかわかりませんし、異なる産地のブレンドもできますので、おそらくいろんな事情で(笑)今日のワインも「Vin de France」になったのでしょう。ただし、今日のワインが「ソーヴィニヨン・ブラン 2021」と表示されているように、品種も表示できますし、ミレジム(ヴィンテージ)も表示できます。よってEUのワイン法では「VSIG(Vin Sans Indication Géographique)」とも言います。(「地理的表示のないワイン」の意)
この2009年のEUワイン法への準拠で、フランスの原産地呼称制度の AOC(Appellation d’Origine Controlée)は AOP(Appellation d’Origine Protégée)になりましたが、従来の「AOC」で表示してもかまいません。というか、ほとんどAOCって書いてますよね(笑)。
今日は産地や作り手が訪問できないので、こういう話でお茶を濁しました(笑)。
エチケット平面化画像。
金メダルを取っているようです。
さあ、スクリュー回転。
フランス市場に流通したものを示す「マリアンヌ」のマーク(生産者の酒税支払い済みを証明)がこんなところに印刷されています。
作り手は、裏ラベルには「Ferdinand Labarthe」と書いてあるんですが、実体は南ローヌの大手ネゴシアン「Vignobles & Compagnie」というところになります。1963年にガール県のワイン醸造家たちが集い設立され、1993年にネゴシアンとして独立、2017年に旧称「La Compagnie Rhodanienne」から「Vignobles & Compagnie」に社名変更して現在に至るようです。創業時からのパートナーである南ローヌのワイン生産者からのワインをこうやって世に送り出しているというわけです。
そういえば、やまやの店頭のローヌのワインにこの名前が入っているのに見覚えがあります。
「Ferdinand Labarthe」というのもここのブランドのひとつのようですね。
はい、これがそのワインくじのチラシです。なんと1,100円とお手頃(笑)。
ご覧の通り、今日のワインはほぼ末等の6等でした。ムルソーかシャブリ狙っていたんですが(笑)。
公式ページはこれです。ネゴシアンらしくラインアップを紹介しています。
今日の「Coq Licot」という雄鶏マークのワインは載ってませんね。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
インポーターのモトックスさん情報で、フランスのシンボルである雄鶏(Coq)と人生の多幸を表すポピーの花(Coquelicot=ひなげし・虞美人草)を合わせた造語がネーミングの「コック・リコット」ということはわかりました(笑)。(ジブリアニメの「コクリコ坂から」の「コクリコ」も「ひなげし」のフランス語からきていますよ。)発酵・熟成はコンクリートタンクということのようです。
さて、このワイン自体はコート・デュ・ローヌのものらしいんですが、表示は「Vin de France」となっています。これは、2009年にEUのワイン法に準拠した際に、もともと「Vin de Table(VdT)」(テーブルワイン)と言われていたものが「Vin de France」になったものです。「フランスのワイン」という名前の通り「フランス産」ということしかわかりませんし、異なる産地のブレンドもできますので、おそらくいろんな事情で(笑)今日のワインも「Vin de France」になったのでしょう。ただし、今日のワインが「ソーヴィニヨン・ブラン 2021」と表示されているように、品種も表示できますし、ミレジム(ヴィンテージ)も表示できます。よってEUのワイン法では「VSIG(Vin Sans Indication Géographique)」とも言います。(「地理的表示のないワイン」の意)
この2009年のEUワイン法への準拠で、フランスの原産地呼称制度の AOC(Appellation d’Origine Controlée)は AOP(Appellation d’Origine Protégée)になりましたが、従来の「AOC」で表示してもかまいません。というか、ほとんどAOCって書いてますよね(笑)。
今日は産地や作り手が訪問できないので、こういう話でお茶を濁しました(笑)。
エチケット平面化画像。
金メダルを取っているようです。
さあ、スクリュー回転。
フランス市場に流通したものを示す「マリアンヌ」のマーク(生産者の酒税支払い済みを証明)がこんなところに印刷されています。
Alc.12%。
ゴールドイエロー。
青リンゴ、白い花。
辛口アタック。
酸は豊富です。
軽さはソーブラの爽やかさの表現とも取れます。
さすが金メダル(笑)。
さすが金メダル(笑)。
フレッシュさを味わいながら楽しめましたよ。
*****
Vignobles & Companie
COQ LICOT Sauvignon Blanc 2021
Vin de France
Vin de France
WWWポイント | 77点 |
---|