Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

WWWポイント:76点

Domaine des Quarres Les Pierres Noires Anjou Sec 2016

アンジュー(Anjou)の白をいただきます。品種はシュナン・ブランです。
アンジューは、メーヌ川とロワール川の間のアンジェ(Angers)の町を中心とした、
その名もメーヌ・エ・ロワール県(Maine-et-Loire)ほぼ全域が対象です。
赤・白・ロゼがあり、赤はカベフラが主体でしたね。(ガメ、カベソーも使用可。)
有名なRosé d'Anjouはこの地方の固有品種であるグロロー種主体です。


IMG_2326
ニコラ・ジョリーとかは別にして、この辺りの作り手は特に有名でもなく、
しかしながら、比較的お手頃なワインを提供してくれています。
今日のDomaine des Quarresというのも、2007年に設立の新しいところです。
セドリック、ヴェロニク夫妻(Véronique Gourdon & Cédric Aubert)が運営。


公式ページは簡素でシンプル。ワイン情報はラインナップ紹介のみ。

まあ、サイトがあるだけマシってことですが…。

ショップサイトにリンクがありました。

しかし、そこにも、
・シュナン・ブラン 100%
以上の情報がない。(笑)

インポーターのサイト(ファインズ)には若干の紹介ページがありました。
レイヨン川沿い、Coteaux du Layon AOCの地域にあり、ラインアップを見ると、
この辺りで産するワインの種類がよくわかります。

・Coteaux du Layon(-Villages)(Villages対象の村にこのドメーヌがあります。)
・Anjou Blanc(今日の辛口白です。)
・Anjou-Villages(Anjou Rouge。Villages対象アンジェの南46ヶ村に入るようです。)
・Cabernet d'Anjou(カベルネ・フラン主体のロゼ。ロゼ・ダンジューより上等。)
・Rosé de Loire(Rosé d'Anjouより広域。ソーミュール、トゥーレーヌまで含む。)
・Anjou-Gamay(ガメ100%が名乗るAOC。)
・Crémant de Loire(泡。ロゼが多いですが、ここはシュナン100%でやってます。)


さて、
レイヨン川沿い、ラブレ・シュル・レイヨン(Rablay-sur-Layon)にある、
ドメーヌを訪問してみます。看板は上がってますが普通の邸宅に見えます。
Quarres01

集落の周りは一面の畑です。Google Mapにそれがわかる写真がありました。
Rablay
この雰囲気が伝えたくてどなたかがアップしたストビューのようですね。

いつものロワール地図にドメーヌの位置(白字)を書き込み。レイヨン川に注目。
Loire00
メモのような書き込みもしてるので見にくいですね。(笑)
そろそろ作り直さないといけません。

このGoogle Map地図のカバーする範囲はロワール全域ではこんな感じ。(四角枠)
Quarres03
ロワールが広すぎるというのもありますが、ちょっと中途半端な地図でした。


エチケット平面化画像。
IMG_2238
しかし、裏ラベルのインポーターシール、隠し方ひどくないですか。
剥がすと、提供温度や合わせる料理なんかが書いてありました。
きれいに剥がせなかったのでオリジナルラベルの写真はないですが、
「フランス語だから隠していいや」ってことはないですぞ。


さあ、抜栓。
IMG_2323

コルクも平面化。ドメーヌ名入り。
IMG_2319
ミレジムがコルク横に打ってます。えらい。

Alc.14.5%。
薄いイエロー。
IMG_2324

青リンゴ。すりおろした感じ。
リンゴの皮とも。(青臭いメトキシかも…。)
辛口アタック。
酸味のあるリンゴの風味。苦味もありますね。
最後まで酸が付きまとうのはいただけないです。
そして、少し旬を過ぎたような味わいも気になります。
2016は古いのでしょうか。
もう少し早飲みに向いてる気がします。


*****


Domaine des Quarres
Les Pierres Noires
Anjou Sec 2016
WWWポイント 76点



WhiteWhiteWine01

Viñapeña Airén

スペインのアイレンという白品種からのワインです。
やまやで何と298円(+税)で売ってるやつです。(笑)
普通はこんなのに手は出さないのですが、アイレン(Airén)に惹かれました。
スペインで白品種生産量ダントツ1位なので記憶にはありましたが、
過去にいただいたことがなかったので味見ということで…。


IMG_1535
Airénは2018年の統計でも214,594ヘクタールの栽培面積となっていて、
2位のMacabeo(リオハではViuraとも)の51,213ヘクタールの4倍で、
ブッちぎりの1位です。国内の総生産でも1品種で約30%を占めるそうです。
ブランデーにも使われるようですが、安ワイン用なのかあまり見かけません。

一応、これがアイレンです。
Airen
うん、アイレンっぽい。(笑)


作り手は「J. García Carrión」で1890年ムルシア州フミージャで創業。
現在では国際的な一大ワインメーカーになっています。一応公式ページ

公式オンラインショップサイトも見ましたが、今日のワインは載ってません。
日本他への輸出用激安商品なんでしょう。ノンヴィンテージだし。


一応、Jumillaにあるワイナリー(工場?)を訪問。
JGC01
やはり、なかなかの規模ですね。

ムルシア州やDO Jumillaを掘り下げても意味がないので(笑)、
アイレンの主要生産地であるCastilla la Mancha州を眺めましょう。
SpainMap
カスティージャ・ラ・マンチャ州はスペインの真ん中です。
(カスティーリャやカスティーなんて書きますが、ここは「ジャ」に統一。)


ラベル平面化画像。
IMG_1350
最近、このモダンな感じのデザインに変わったみたいですね。


さて、スクリュー回転。
IMG_1536
無印にもほどがあるって感じです。300円ですからね。(笑)

Alc.11%。
明るいイエロー。
IMG_1534

ライム、花梨、青リンゴ…。
この香りは好きです。
やっぱりの水臭い辛口アタック。
柑橘系の味わいはあるんですが、
やはり軽い。
ひたすら軽い。
そのうち軽~い酸も出てきます。
後味にはその酸が後を引くなぁ~。

でもね。まあまあ飲めるんですよ。
なんとか無添加国産ワインより(笑)、
よっぽど飲めます。


*****


J. García Carrión
Viñapeña Airén NV
WWWポイント 76点



WhiteWhiteWine01

Domaine de Miselle Cuvée Izaute Côtes de Gascogne IGP 2018 Colombard-Gros Manseng

リカマンで1000円ほどの白ワインです。
普通は見向きもしないんですが、南西地方、コート・ド・ガスコーニュIGP、
品種がコロンバールにグロ・マンサン。気になるってもんです。(笑)
どんな味がするんでしょう? 詳しく知ってみたくなります。


IMG_0932
エチケットもなんとなく品があります。イラストのような作り手でしょうかね。
コロンバールってブランデーのアルマニャックにも使われてましたよね。
グロ・マンサン、プチ・マンサンって、確かジュランソンの白で有名だったような...。


公式ページはデザイン古くさめですがしっかりした内容のがありました。

「ガスコーニュ地方を代表するドメーヌ」と自らうたっています。
あ、やっぱりアルマニャック(ブランデー)もワインと一緒に作っているようです。
ただ、アルマニャックにコロンバールは使わず、ユニ・ブラン(Ugni Blanc)100%です。
ということは、コロンバールはこのワイン専用に栽培しているということですね。
・コロンバール(Colombard) 80%
・グロ・マンサン(Gros Manseng) 20%
のセパージュで、熟成はシュールリーで3~6ヶ月だそうです。


作り手訪問。ありがちな協同組合とかでなく独立したドメーヌです。
Miselle01
歴史はかなり古いらしく、その昔からワイン作りの方が本業であり、
アルマニャックを作り出したのは19世紀に入ってからだそうです。
1998年からChevallier家が所有、ドメーヌ元詰めワインのリリースを開始、
ガスコーニュのテロワールに敬意を払い品質向上に余念がないそうです。
上空写真でわかりますが、ドメーヌの隣に競走馬の育成場があります。
これもその昔からやっていたそうで、ドメーヌの歴史が感じられますね。

さあ、コート・ド・ガスコーニュ(Côtes de Gascogne)IGPを深堀り。
まずは南西地方の地図を確認します。ガスコーニュ地方をカバーする広域。
Gascogne00
BuzetやMadiranなどのAOCも内包しますが、ほぼアルマニャックと重なります。

ついでなので、アルマニャックの生産地域も見ておきましょう。
ArmagnacArea
アルマニャックは、以下の3つの地域に分類されます。
・バ・アルマニャック(Bas-Armagnac)中心地:オーズ(Eauze)
・アルマニャック・テナレーズ(Armagnac-Ténarèze)中心地:コンドン(Condom)
・オー・アルマニャック(Haut-Armagnac)中心地:オーシュ(Auch)*生産少ない
バ・アルマニャックが一番高級で、今日の作り手の所在もここです。(赤印)
なので、ワインと一緒に作っているアルマニャックはBas-Armagnacです。

さあ、いつもの地図で(笑)Côtes de Gascogne IGPを確認しますよ。
川の位置関係でいうと、ガロンヌ川とアドゥール川に囲まれた地域です。
Gascogne01
今日の作り手は、オーズ(Eauze)の南西、ノガロの町の近くです。
Côtes de Gascogneは1982年に制定されたIGP(Indication Géographique Protégée)で、
白ワインに使える品種は、ユニブラン、グロ・マンサン、プチ・マンサン、
コロンバールのほか、ソーヴィニョン・ブランやセミヨン、シャルドネもありです。


エチケット平面化画像。
IMG_0817
とんがり屋根はこのドメーヌでしょうか。畑の感じも似ていますが、
ストビューで歩き回っても同じアングルは見つかりませんでした。(笑)


さあ、抜栓です。
IMG_0929
汎用品ですが、安っぽくはないですね。

コルクも平面化。
IMG_0930
建物のイラストは明らかに実際のものと違いますね。(笑)

Alc.11%。
淡いクリアゴールド。
IMG_0931

梨、ライム、グレープフルーツ、爽やかな香りです。
鈍い酸味が乗った辛口アタック。
クールな酸なんですが後味に残る独特な味わいを見せます。
果実味はあるんですが、瓜系の水くさい果実って感じ。
やはり、今まで飲んだことのない独特な雰囲気ですね。

しかし、いい感じの個性として楽しめました。
ガブ飲みの白ワインより何倍かマシです。
アルマニャックはぜんぜん感じません。(笑)


*****


Domaine de Miselle Cuvée Izaute
Côtes de Gascogne IGP 2018
Colombard-Gros Manseng
WWWポイント 76点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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