Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

WWWポイント:77点

Delas Viognier 2018 Vin de Pays, Pays d’Oc

ヴィオニエのモノセパージュを試しますが、コンドリューではありません。(笑)
シャンパーニュのルイ・ロデレール所有のローヌの作り手、ドゥラスなんですが、
ラベルを見ると Pays d’Oc IGP(ひと昔前の Vin de Pays d'Oc)になってますね。
このあたりも考察しながら、ヴィオニエを楽しみたいと思います。


IMG_3575
ドゥラスは創設が1835年という北ローヌ、タン・レルミタージュにある老舗。
当初は創設者2人の名を取って「Audibert et Delas」と呼んでいたそうですが、
1924年後継者のHenriとFlorentinのDelas兄弟が、Delas Frères(ドゥラス兄弟)
に改名をして、今もこれが会社名になっています。

1993年、なんとシャンパーニュのルイ・ロデレールを所有するルゾー家が、
ドゥラスを買収します。以降、ルイ・ロデレールが誇る卓越した技術と、
160年のローヌでの歴史を融合し、新たなローヌのスタイルを確立させ、
世界が注目のワイナリーへと進化を遂げているそう。(インポーター資料より…笑)


公式ページはルイ・ロデレール譲りか、おしゃれにできています。

ワイン情報も、今日のペイ・ドックのヴィオニエまでしっかり載っています。
・ヴィオニエ 100%
低温浸漬、スキンコンタクト。MLFはなし。ステンレスタンクで寝かせます。

注目は、畑がポン・デュ・ガール(Pont du Gard)近くだと書いてることです。
石灰岩粘土質の土壌の斜面にあるそうです。これはいい手掛かりですよ。


タン・レルミタージュ(Tain-l'Hermitage)にあるドゥラスを訪問しておきます。
Ventoux00
今日のヴィオニエはペイ・ドック。ポン・デュ・ガールのあるガール県から。
この北ローヌからはずいぶんと離れています。そちらへ行ってみましょう。

ポン・デュ・ガール(Pont du Gard)というのはローマの水道橋の遺跡。
ヴェール・ポン・デュ・ガール(Vers-Pont-du-Gard)という町にあります。
確かにそこにはブドウ畑がたくさんありそうです。まず、位置関係を見ます。
PaysdOc01
ドゥラス(Delas)のヴァントゥー(Ventoux)を試した時に使った地図に、
ヴェール・ポン・デュ・ガールを追記。アヴィニョンとニームの間ですね。
北ローヌのドゥラスの場所も記してありますので、距離感も感じましょう。

しかしこれが、ラングドック・ルシヨン全域のIGP、Pays d’Oc になるんですかね?
まず、Côtes-du-Rhône AOC にならないか確認をしてみましょう。
INAOのサイトでコート・デュ・ローヌの白の規定を見ると、主要品種が、
Grenache Blanc、Clairette、Marsanne、Roussanne、Bourboulenc、Viognier
ヴィオニエありますね。(補助品種は Ugni BlancとPicpoul Blanc が使えます。)
主要品種が合計80%以上という規定もありますが、1品種だけもいいでしょうから、
ヴィオニエ100%のコート・デュ・ローヌはOKな気がしますね。

となると、対象地域に入らないとか。INAOのサイトの対象地域の地図を参照。
(INAO=Institut National de l'Origine et de la Qualité)
AOC_CotesduRhone_A_201201
微妙ですが、よく見ると、ヴェール・ポン・デュ・ガールは外れています。
対象171コミューンのリストも見ましたが、やはり入ってませんね。
これに外れると、ちょうどいいIGPでもないと Vin de France になってしまいます。

しかし、今日の畑のヴェール・ポン・デュ・ガールはガール県(Gard)。
Pays d’Oc IGP なら、対象コミューンなんてケチ臭いことは言いません。(笑)
PaysdOc03
ガール県のAOCは、Lirac、Tavel他、Costières de Nîmes とかローヌ絡みですが、
それに外れると IGP となり、名の通った Pays d’Oc で行こうってことです。
Vin de France になるよりはいいという選択なんでしょう。(笑)

ヴェール・ポン・デュ・ガール(Vers-Pont-du-Gard)の町にズームイン。
PaysdOc02
ガルドン川に有名な三層の水道橋、ポン・ドゥ・ガールがかかっています。
誰の畑か知りませんが(笑)、すぐ近くの畑をストビューで見てみました。
安いワインでも出どころがわかるというのは楽しいもんです。


エチケット平面化画像。
IMG_3212
裏ラベルはドゥラスの説明だけですが、これを隠さないシールはえらい。


さあ、抜栓。
IMG_3572
キャップシール、コルクとも DELAS の名前入り。

コルク平面化。
IMG_3573
ノマコルク採用。サトウキビ由来のバイオプラスチック合成コルクです。

Alc.13%。(pH:3.97、Brix:6.2)
軽く緑がかったゴールドイエロー。
IMG_3574

梨、黄桃、花梨。
辛口アタック。
酸はあっさりと効いています。
味わいも厚み控えめでさっぱり。
愛想無いとも言えるかも…。
ミネラル感はあり、花も感じます。
ヴィオニエらしさは楽しめました。


*****


Delas
Viognier 2018
Vin de Pays, Pays d’Oc
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Umani Ronchi Pescevino Vino Bianco

コストコでウマニ・ロンキの上等なヴェルディッキオのワインを見つけたと、
帰って調べてみると、シャルドネ100%だったというオチが前にありました。
それなら Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC でもお取り寄せすればいいんですが、
近所で1000円で手に入るコレを飲めば、確実にヴェルディッキオです。(笑)


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この魚ボトル、昔から見覚えありますが、実は同じウマニ・ロンキなんですね。
ラベルに「U. R.」と頭文字しか書いてないんですが、言いたくないんですかね。(笑)
地域名もない VdTVino da Tavola)で NV(ノンヴィンテージ)ですしね。

ウマニ・ロンキは1955年創業のマルケ州を代表する作り手です。
一部アブルッツォ州にも畑がありますが、基本マルケのDOC/DOCGを出してます。


公式ページは前にも見ていますが、しっかりしたもんです…。

今日のペッシェヴィーノが載ってないこと以外は。(笑)
ネット情報によると、ヴェルディッキオ100%ではなくブレンドのようです。
・ヴェルディッキオ 60%
・トレッビアーノ 30%
・シャルドネ 10%
安ワインですが、結構手間なブレンドをしてるんですね。

NVなのでこのブレンドはいつのかわからず、こんな情報もありました。
・ヴェルディッキオ 40%
・トレッビアーノ 30%
・シャルドネ 20%
・ソーヴィニヨン・ブラン 10%
「トレッビアーノはストラクチャーを与え、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランは、
デリケートな果実のアロマを出すのに貢献している」という解説がありましたので、
こっちのセパージュの方が信憑性がありそうです。(笑)

ただし、公式ページでウマニ・ロンキの他のワインの詳細情報を見てみると、
Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC など上等ラインはみなVerdicchio 100%です。(笑)


まあ、特にヴェルディッキオにこだわる個人的な理由はないんですが、
一応、おさらいをしておきます。見かけはこんな(写真)感じ。(笑)
Verdicchio01
やはりマルケ州が主要品種として使われる代表的な産地で、DOCとして、
Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC(1968年制定)
Verdicchio di Matelica DOC(1967年制定)
があり、それぞれ2010年に RiservaDOCG化しています。
Castelli di Jesi Verdicchio Riserva DOCG(2011年に改名)
Verdicchio di Matelica Riserva DOCG
いずれもヴェルディッキオは100%である必要はなく、85%以上となってます。

実は、ヴェルディッキオは、「トレッビアーノなんとか」というシノニムが多く、
その他のマルケ州以外の地域でも補助品種としてよく使われています。
代表的なのが、ヴェネト州のソアヴェ(Soave)DOCで使われる Trebbiano di Soave です。
Soave(Soave Speriore、Recioto di Soave)DOC は70%以上がガルガーネガですが、
そこにブレンドされるのが、ヴェルディッキオであるトレッビアーノ・ディ・ソアヴェです。

ガルダ湖の南の湖畔、ロンバルディアとヴェネトの州境にある Lugana DOC では、
Trebbiano di Soave(現地では Trebbiano di Lugana)を90%以上使う規定になってますが、
とどのつまり、ヴェルディッキオ主体のDOCということになります。面白いですね。


前にも行ったウマニ・ロンキに再訪しておきます。
UmaniRonchi01
マルケ州の州都アンコーナから南に車で15分、オージモ(Osimo)という町です。

ウマニ・ロンキの所有畑は公式ページの地図がわかりやすいので拝借します。
マルケ州とアブルッツォ州にも少々の3拠点、計210haにもなるそうです。
UmaniRonchi02

マルケ州のDOC/DOCGは地図とリストで見るとこうなっています。
先ほど見た Verdicchio di Matelica も Castelli di Jesi の近くにありますね。
Marche01
ウマニ・ロンキのあるアンコーラ周辺が Cònero DOCG になっていますが、
これはモンテプルチアーノ主体(85%以上)の赤のDOCGです。
1967年制定の Cònero DOCRiserva が2004年にDOCG昇格したもので、
2年の熟成と、15%以下でサンジョヴェーゼがブレンド可というのが規定です。
もとの Cònero DOC は Rosso Cònero DOC と名を変えてます。ややこしや。
で、ペッシェヴィーノには赤(Rosso)もあり、やはりモンテプルチアーノ主体です。


ラベル伸ばして貼っておきます。
IMG_3410
丸いボトルじゃないので平面化撮影はできず。(笑)

それより、細いネックの表示を平面化した僕は偉い!
IMG_3405
誰もこの努力をわかってくれないでしょうが…。


さあ、スクリュー回転。
IMG_3408
ビンの方にコストがかかってるんでしょうね。

Alc.12.5%。(pH:3.84、Brix:5.7)
ゴールド。ちょっと緑がかりかな。
IMG_3409

黄桃、梨、シロップ的な香り。
辛口アタック。
酸味はありますが穏やかです。
濃さはないんですが、ペラペラでもなく、
最低限の膨らみはありますね。
和食に合わせやすい印象です。
ヴェルディッキオはこれで十分かも。(笑)


*****


Umani Ronchi
Pescevino Vino Bianco NV
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Trimbach Riesling 2017

アルザスはトリンバックのベーシックなリースリングをいただきましょう。
アルザスはおいしいピノ・ノワールも多いのでついつい赤を飲んでますが、
生産の90%以上は白という白ワイン王国です。やはり定期的に白を、
それもリースリングかゲヴュルツを飲んでおきたいな~と思うわけです。


IMG_3204
アルザスのワインはAOCは3つです。簡単だな~。ありがたい。(笑)
・AOC Alsace
・AOC Alsace Grands Crus
・AOC Crémant d'Alsace
この内、AOCアルザス・グラン・クリュは51の特級畑(lieux-dits)のもので、
それぞれ独立したAOCなので合計53のAOCがあるという解説もありますが、
アルザス全体の4%ほどの量しかないので一括りでいいと思います。(笑)
ただ、使える品種がアルザスの高貴品種とされる、RieslingGewürztraminar
Pinot GrisMuscatの4種でないといけない決まりがあります。

また、AOCアルザスは単一品種の場合、品種名がラベルに記載されます。
これはマルセル・ダイスさんのお陰で(笑)今は表示義務はありません。(されてますが。)

AOCクレマン・ダルザスは瓶内二次発酵のシャンパーニュ方式の発泡ワインです。
Pinot Blanc、Pinot Gris、Pinot Noir、RieslingとChardonnayが使えますが、
シャルドネだけは逆にAOC Alsace/Alsace Grands Crusに使ってはいけません。

さあ、ここまでで「アルザスは捉えた!」となればいいんですが、実はもうひとつ。
アルザスワインの公式ページによると、2011年にAOC Alsaceに改正がありました。
Alsaceの後にコミューン名(Villages)や畑名(Lieux-dits)が足せるようになってます。
現在つけられるコミューンは以下の13だそうです。
・Blienschwiller
・Côtes de Barr
・Côte de Rouffach
・Klevener de Heiligenstein
・Saint Hippolyte
・Ottrott
・Rodern
・Vallée Noble
・Val Saint Grégoire
・Scherwiller
・Wolxheim
・Coteaux du Haut-Koenigsbourg
・Bergheim
困ったことに、産地の個性を示すために、これらは使える品種が限定されます。
まあ、覚える気はないですが(笑)以下の表が載ってたので貼っておきます。
Tri03
ん? Savagnin RoseってAOC Alsaceで使えないことになってます?

かなり脱線したので、白ブレンドの Edelzwicker(Edel=Noble、Zwicker=Blend)や
甘口白の Sélection de Grains Nobles や Vendanges Tardives については割愛。(笑)


さあ、トリンバックの公式ページです。
TrimbachD
かっこいいんですが、ワイン情報がほぼありません。
・リースリング 100%
シーフード他、辛口アジアンフード、寿司や刺身に合うなんて書いてます。


何度も行ってますが、リボヴィレ(Ribeauvillé)の町のトリンバックへ。
Tri01
町側と裏の畑側の2ショットを挙げておきます。
アルザスらしいデザインの建物に背後の斜面の畑。いい雰囲気です。


前に描いた地図でアルザスとトリンバック他のおおよその位置を見ます。
アルザスはライン川流域ですが、下流側がバ・ラン県(Bas-Rhin)、
上流側がオー・ラン県(Haut-Rhin)に分かれ、リボヴィレはオー・ランです。
ストラスブールとコルマールは、バ・ラン県、オー・ラン県各々の県庁所在地です。
Tri02
リボヴィレ(Ribeauvillé)のトリンバックと共に、いつもお馴染みの、
ベルクハイム(Bergheim)のマルセル・ダイス、リクヴィール(Riquewihr)
のヒューゲルを書き込んでます。この3者、意外に近いものです。
マルセル・ダイスからトリンバック経由でヒューゲルへ車で行っても、
12分しかかかりません。


エチケット平面化画像。
IMG_2960
ネックシールの平面化、とっても苦労しています。(笑)

で、エノテカさんの裏ラベルがこれ。
IMG_2961
おふざけあそばせ!と思わず声が出るほど腹立たしいです。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_3199

コルク平面化。
IMG_3200
両端にディスク型のコルクを使用した集成コルク。耐用は2~3年らしいです。
これって、ブショネ対策にはならないですよね。(笑)

Alc.12.5%。(pH:3.36、Brix:5.8)
イエロー。
IMG_3201

黄桃、洋梨。ペトロールはかすかですね。
味も洋梨的にフルーティな感じ。
酸がきれいにパレットに広がります。
甘みはごくごくかすかに感じる程度。
後味は酸が優勢で少し苦味残ります。

美味しくいただけるんですが、なんだか面白みに欠ける気がします。
やはりアルザスよりドイツのリースリングが好みかな。


*****


Trimbach
Riesling 2017
Alsace
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Boland Cellar Chenin Blanc 2019

久しぶりの南アフリカのシュナン・ブランです。
デパートのワインフェアかなんかで、よりどり何本何千円みたいなのの1本。
南国フルーツ盛り合わせみたいなのから、落ち着いたロワールみたいのまで、
いろんなパターンがあるのがわかってきました。さてさて、本日のは…。


IMG_2935
ボーランド・セラーは1941年創業のパール(Paarl)にあるワイナリー。


公式ページには、ローカルのブドウ生産者とのコラボ云々、やたらと強調してるので、
KWVのような協同組合が母体なのかもしれませんが、はっきりは書いてません。

それより、ローエンドと思われる今日のワインが載ってなさそうです。

仕方がないので、インポーターのピーロートの紹介ページを参照します。

・シュナン・ブラン 100%
コピペですが、「5つの異なる気候のゾーンの葡萄から造られる。
除梗し、選果。12時間漬け込んだ後、フリーラン果汁と果皮を分け発酵。
最低3ヵ月間シュールリーを行い、ブレンドし瓶詰めされる。」とのこと。


パールの市街のすぐ北側に位置するボーランド・セラーを訪問。
BolandCellar0
立派なところなのですが、残念ながらストビューでは入り口まで。


今日のワイン、W.O.(Wine of Origin)はコースタル・リージョン(Coastal Region)。
W.O. Western Capeに内包され、名前の通り海岸沿いの地域になります。
Coastal01
この地図では少しざっくりしすぎてますね。

もう少し詳しい地図で見るとこう。サブリージョンを網羅しています。
Coastal02
右欄にコースタル・リージョンに含まれる地域がまとめてあります。
「5つの異なる気候のゾーンの葡萄から造られる」と説明がありましたが、
これら10個ある地域のうちの5つってことなんでしょうかね。不明~。


ラベル平面化画像。
IMG_2827
裏ラベルはインポーター貼り替えタイプですね。


さあ、スクリュー回転です。無印キャップ~。
IMG_2932
ネックにはお馴染み南アフリカのシールサーチのナンバーがあります。
数字を入れ、SWSA (Sustainable Wine South Africa) 認証ワインと確認できます。

Alc.13%。(pH:3.49、Brix:5.8)
ライトイエロー。
IMG_2934

梨、ライム。
トロピカルフルーツと言うよりは、
柑橘系を多目に感じます。
サラッとした甘み思わせますが辛口アタック。
果実果実をアピールせず落ち着いた味ですね。
程よい酸も立体感を与えています。

南アのシュナンにはもっとはっちゃけたのを期待しましたが、
今日のはロワールのシュナン・ブランに近いかも…。


*****


Boland Cellar
Chenin Blanc 2019
WWWポイント 77点


Domaine Lécheneaut Bourgogne Aligoté 2015

半分はカシスリキュールで割って、本式キールを楽しもうとアリゴテを物色。
どうせなら有名な作り手がいいなと思い、レシュノーのアリゴテをチョイス。
カシスのリキュール(クレーム・ド・カシス)の本場もブルゴーニュです。
有名なルジェ(Lejay)やブーディエ(Boudier)もディジョン産ですから、
キール(Kir)はブルゴーニュの地カクテルと言えますね。


IMG_2797
ドメーヌ・レシュノーは1986年にPhilippeとVincentのLécheneaut兄弟が興した、
ニュイ・サン・ジョルジュにある、まだ歴史の浅いドメーヌです。
しかしながら、評価はじわじわ高まり、2002年のクロ・ド・ラ・ロッシュは、
なんとパーカーおじさんが98-100点をつけ、DRCやルロワ他と並んで最高評価
(5つ星)にしたそうです。


ブルゴーニュあるあるですが、公式ページが見当たりません。(笑)
まあ、あってもアリゴテの情報なんか極少だったりするんですが。
とにかく、ネット情報を総合するとこうです。
・アリゴテ 100%
樹齢25年から手摘み収穫。ステンレスタンクで1年の熟成。
畑はジリ・レ・シトー(Gilly-lès-Cîteaux)にある区画だそうで、
シャンボール・ミュジニーの県道D974号線をまたいだすぐ東になります。


ニュイ・サン・ジョルジュにあるドメーヌ訪問。
Lecheneaut01
なんと、以前試したジャン・マルク・ミヨの1軒はさんだお隣でした。

ニュイ・サン・ジョルジュのAOC地図上に示すとここになります。
Lecheneaut02
厳密にいうとAOCニュイ・サン・ジョルジュはこの地図だけではありません。

南隣のプルモー(Premeaux)もAOCニュイ・サン・ジョルジュを名乗るんでしたね。
Lecheneaut03
行政区としてはプルモー・プリセ(Premeaux-Prissey)といいます。


今日のアリゴテはニュイ・サン・ジョルジュではないのでちょっと脱線ですね。
先ほどの情報の、ジリ・レ・シトー(Gilly-lès-Cîteaux)の区画へ行ってみます。
Lecheneaut04
どこがレシュノーのアリゴテ畑かわかりませんが(笑)、一応これも、
シャンボール・ミュジニーから県道D974号をまたいだAOCブルの畑です。
当たらずとも遠からじと眺めておきましょう。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_2656
裏ラベルに書くような情報が左端にあって1枚ものです。
最近このパターン多いですね。

よって、裏はインポーターシールだけだったので別撮りして貼っておきます。
IMG_2658


さあ、抜栓。
IMG_2793
汎用品は仕方なし。アリゴテはお手頃ですからね。

一応、コルク平面化。
IMG_2791
テクニカルコルク、DIAM5を採用です。

Alc.12.5%。(pH:3.3、Brix:6.0)
レモンイエロー。
IMG_2795

青リンゴ。
フッとシーチキン的なものが香ります。(笑)
水で溶いたレモン。
氷菓子の風味とでも言いましょうか。
酸がキレがよく、爽やかではありますが、
喉越しを刺激するくらいのものです。
お陰でフィニッシュまで涼しい風が吹く…。(笑)
うん、夏に冷やして飲むと絶対おいしい。

水くさいという個性。(笑)
ブルゴーニュにはちゃんとシャルドネの対極があります。

半分残したので、後日カシスリキュールを投入しますよ。


*****


Domaine Lécheneaut
Bourgogne Aligoté 2015
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Trimbach Gewürztraminar 2016

アルザスはトリンバックのゲヴュルツトラミネールをいただきましょう。
アルザスはおいしいピノ・ノワールも多いのでついつい赤を飲んでますが、
生産の90%以上は白という白ワイン王国です。やはり定期的に白を、
それもリースリングかゲヴュルツを飲んでおきたいな~と思うわけです。


IMG_2781
アルザスのワインはAOCは3つです。簡単だな~。ありがたい。(笑)
・AOC Alsace
・AOC Alsace Grands Crus
・AOC Crémant d'Alsace

この内、AOCアルザス・グラン・クリュは51の特級畑(lieux-dits)のもので、
それぞれ独立したAOCなので合計53のAOCがあるという解説もありますが、
アルザス全体の4%ほどの量しかないので一括りでいいと思います。(笑)
ただ、使える品種がアルザスの高貴品種とされる、RieslingGewürztraminar
Pinot GrisMuscatの4種でないといけない決まりがあります。

また、AOCアルザスは単一品種の場合、品種名がラベルに記載されます。
これはマルセル・ダイスさんのお陰で(笑)今は表示義務はありません。(されてますが。)

AOCクレマン・ダルザスは瓶内二次発酵のシャンパーニュ方式の発泡ワインです。
Pinot Blanc、Pinot Gris、Pinot Noir、RieslingとChardonnayが使えますが、
シャルドネだけは逆にAOC Alsace/Alsace Grands Crusに使ってはいけません。

さあ、ここまでで「アルザスは捉えた!」となればいいんですが、実はもうひとつ。
アルザスワインの公式ページによると、2011年にAOC Alsaceに改正がありました。
Alsaceの後にコミューン名(Villages)や畑名(Lieux-dits)が足せるようになってます。
現在つけられるコミューンは以下の13だそうです。
・Blienschwiller
・Côtes de Barr
・Côte de Rouffach
・Klevener de Heiligenstein
・Saint Hippolyte
・Ottrott
・Rodern
・Vallée Noble
・Val Saint Grégoire
・Scherwiller
・Wolxheim
・Coteaux du Haut-Koenigsbourg
・Bergheim
困ったことに、産地の個性を示すために、これらは使える品種が限定されます。
まあ、覚える気はないですが(笑)以下の表が載ってたので貼っておきます。
Tri03
ん? Savagnin RoseってAOC Alsaceで使えないことになってます?

かなり脱線したので、白ブレンドのEdelzwicker(Edel=Noble、Zwicker=Blend)や
甘口白のSélection de Grains NoblesVendanges Tardivesについては割愛。(笑)


さあ、トリンバックの公式ページです。
TrimbachD
かっこいいんですが、ワイン情報がほぼありません。
魚料理やスパイシーな肉料理とのペアリングがいいとあります。そうかな?
あと、アルザスの地元のチーズ、マンステール(Munster)に合うそうです。


何度も行ってますが、リボヴィレ(Ribeauvillé)の町のトリンバックへ。
Tri01
町側と裏の畑側の2ショットを挙げておきます。
アルザスらしいデザインの建物に背後の斜面の畑。いい雰囲気です。


まずは昔描いた地図でアルザスとトリンバックのおおよその位置を見ます。
Trimbach03
真ん中辺り(笑)。ざっくりしすぎで逆にわかりにくいですね。
アルザスはライン川流域ですが、下流側がバ・ラン県(Bas-Rhin)、
上流側がオー・ラン県(Haut-Rhin)に分かれ、リボヴィレはオー・ランです。

もう少し詳しい地図で見てみましょう。ストラスブールとコルマールは、
バ・ラン県(Bas-Rhin)、オー・ラン県(Haut-Rhin)各々の県庁所在地です。
Tri02
リボヴィレ(Ribeauvillé)のトリンバックと共に、いつもお馴染みの、
ベルクハイム(Bergheim)のマルセル・ダイス、リクヴィール(Riquewihr)
のヒューゲルを書き込んでます。この3者、意外に近いものです。
マルセル・ダイスからトリンバック経由でヒューゲルへ車で行っても、
12分しかかかりません。


エチケット平面化画像。
Tri4
ネックシールの平面化、とっても苦労しています。(笑)

で、エノテカさんの裏ラベルがこれ。
Tri5
なめとんか!と思わず声が出るほど腹立たしいです。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_2779

コルク平面化。
IMG_2777
テクニカルコルク、DIAM5を採用です。
公式ページにも3~5年の熟成ポテンシャルありとなってましたので、
DIAM5(5年耐用)は妥当。で、今日の2016年もいい感じのタイミング。

Alc.14%。
イエロー。
IMG_2780

いきなりのライチ、来た〜!(笑)
まだ熟れてない白桃。はちみつ。
果実の甘みがほんのり乗ったアタックです。
白い大根の漬物のようなシャキッとした風味(笑)。
喉越しでアルコール感がしっかり効いています。
フィニッシュでも、フッとライチが帰って来ました。
そんなライチ感満載なゲヴュルツでした~。


*****


Trimbach
Gewürztraminar 2016
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Mayer am Pfarrplatz Beethoven Symphony No.9 Viennese White 2019

前にオーストリアのグリューナー・フェルトリナーの安いのを試しましたが、
可もなく不可もない印象で、まだまだ実体が掴み切れていないようなので、
今日はまたちょっと違うのを試してみます。ラベルにはベートーヴェンの顔?


IMG_2693
作り手は、首都ウィーンに1683年から続く老舗、Mayer am Pfarrplatz。
オーストリアらしく敷地内にあるホイリゲ(ワイン居酒屋)でも有名です。

なんでも、ここにかつてベートヴェン(1770-1827)が住んでいたそうで、
あの第九(交響曲第9番)を作曲したという屋敷が敷地内にあるということで、
ベートーヴェン・ハウスとして人気の観光地にもなっているとのこと。
なるほど、だからワインもベートーヴェンを前面に押し出してるんですね。


ワイナリーの公式ページホイリゲの公式ページもあります。

残念なのはワイン情報はショップサイトしかないことです。
このサイトによると、グリューナー・フェルトリナー100%ではなさそうです。
・Grüner Veltliner
・Riesling
・Weißburgunder(ピノ・ブラン)
比率は不明ですが、この3品種と書かれていました。
あとで裏ラベルを見るとGrüner Veltlinerとしか書いてないんですけどね。謎~。
醸造その他の情報もわかりませんでした。


ウィーン市街北側、ドナウ川近くにある作り手を訪問します。
Beethoven01
木の枝の束のついたホイリゲの看板があるように、この中が居酒屋です。
ワインの醸造をやってるのは左の道を奥に行くとある大きな建物です。


前に描いたドナウ川流域のDAC地図にウィーンがあるので、場所を追記。
Beethoven02
オーストリアのワイン産地としてウィーン(Wien)があります。
同じ地域で、ヴィーナー・ゲミシュター・サッツ(Wiener Gemischter Satz
混植混醸による白)はDACに認定されていますが、WienはDACではないです。
(DAC=Districtus Austriae Controllatus)
ヴァッハウ(Wachau)やヴァグラム(Wagram)の如くDACでない銘醸地があり、
必ずしもDACになってるのがいいわけではないようで、オーストリアあるあるです。


公式ページの畑紹介によると、Grüner VeltlinerはこのGrinzingからだそうです。
Beethoven03
場所を確認するとワイナリーからは車で10分とかからない距離にあります。
教会の近くにあるとのことですが、それ以前に、ウィーンのブドウ畑は、
街の中、それも市街地に隣接しています。これもオーストリアあるある。


ラベル平面化画像。
IMG_2665
ベートーヴェンが住んでいたのは1817年だと裏に書いてますね。
しかし、インポーターラベルが下半分がばっと隠しています…。

頑張って剥がしましたが、きれいに剥がせませんでした。チクショー。
IMG_2666
ねっ、「グリューナー・フェルトリナー2019」って書いてあるでしょ。
元詰めの会社名も書いていますが、これはMayer…と同じ場所にあります。
LandweinでなくÖsterreichischer Qualitätsweinというのも重要な情報です。
本当、無神経なインポーターラベルはいただけませんね。


さあ、スクリュー回転。
IMG_2691
いつものオーストリアの国旗カラーの認定マークが印刷されています。

Alc.12.5%。
薄いイエロー。
IMG_2692

白い花、微かに花梨か青リンゴ。
酸味が生き生きした辛口アタック。
軽くて爽やかな飲み口ながら、
塩味のようなものも感じ、
味がつまらなくなるのを抑えてくれています。

夏にキンキンに冷やしてクッといくのがいいですね。
残念ながら第九は聞こえてきません。(笑)


*****


Weingut Mayer am Pfarrplatz
Beethoven Symphony No.9
Viennese White 2019
Grüner Veltliner
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

William Fèvre Chile La Misión Reserva 2018 Chardonnay

本家ウィリアム・フェーヴルのシャブリは以前試してますが、これはチリです。
その名もWilliam Fèvre Chile。そこのシャルドネをたまたまスーパーで発見。
スーパーの店頭なのでとってもお手頃ですが、これでおいしけりゃ儲けもの。
フランスの一流の作り手は新世界、それもなぜかチリに多く進出してますね。


IMG_0027
ウィリアム・フェーヴルさんがチリでシャルドネに適した場所を探し、
マイポ・ヴァレーで通常の平地の畑ではなく、山の手の高地に適地を発見。
そこがパートナーともなったビクトル・ピノさんの畑だったということで、
これが「William Fèvre Chile」の始まり。1990年のことだそうです。


公式ページは今どきの大画像をスクロールさせるようなタイプ。

ワイン情報はしっかりしているんですが、今日のLa Misiónというのが載ってません。
やはりスーパー向けのローエンド・シリーズなのでしょうね。(笑)
・シャルドネ 100%
は当然として、シャブリ方式に樽は使わず、ステンレスタンクの熟成のようです。
これは上等ラインでも同じで、やはりシャブリが基本になってるんですね。


サンティアゴの南側、ピルケにあるウィリアム・フェーヴル・チレを訪問。
Fevre01
入り口はショボい感じですが、奥に施設は広がっており、裏手には畑も見えます。

マイポ・ヴァレーはサンティアゴ周辺の広域です。
ウィリアム・フェーヴル・チレの位置関係は以下の地図がわかりやすいです。
Fevre02
そのウィリアムさんが最初に見つけたというシャルドネに理想的な畑は、
San Juan de Pirqueと言うらしいんですが、地図の黄色い四角で囲った辺り、
マイポ川が通る山間にあるようです。公式ページではMountain Grownとも。

因みにWilliam Fèvre Chileはここの他、マジェコ(Malleco)ヴァレーにも畑を所有。
マジェコはビオビオ(Bio Bio)よりも更に南にあるチリ最南端の産地です。
南半球ですからチリで一番寒冷な産地ということで、何かこだわりがありそうです。


ラベル平面化画像。
IMG_2506


さあ、スクリュー回転。
IMG_0024
印刷がずれてますが一応エンボスになってます。

Alc.13.0%。
かすかな緑をまとうイエロー。
IMG_0025

リンゴ、白い花。
樽はないはずですが微かにバニラも感じます。
とろみを感じるミネラリ―な辛口アタック。
甘みの前にかなり鋭角の苦味を感じますね。
ミネラルっぽさと言うよりは雑味に近い感じ。
シャブリっぽいかと言われると微妙ですね。

しかしペラペラのシャルドネよりは個性のある感じで、
これはこれでありだと思います。


*****


William Fèvre Chile
La Misión Reserva 2018
Chardonnay
D.O. Maipo Valley
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Bodega Andrés Iniesta Finca El Carril Minuto 116 Blanco

元FCバルセロナのMFにして、スペイン代表チームのメンバーで、
2018年5月にヴィッセル神戸に移籍したアンドレス・イニエスタ選手は、
DOマンチュエラにワイナリーBodega Iniestaを所有しています。
以前そこのテンプラニージョのブレンドを試しましたが、なかなかでした。
今日はお手頃白ワインの新商品を発見したので、まずはお試しです。


IMG_2415
なんだか知らないうちにサッカーがらみのラインナップが増えてます。(笑)
今日の ’116(ミヌート116)は、2010年ワールドカップ南アフリカ大会決勝で、
延長後半の116分、イニエスタが決勝点を決めた記念すべき数字に因んでいます。
これでスペインは史上初のW杯制覇を果たしたので、ご自慢のゴールということ。
まあ、ワイン自体はカッコいいんですが、ノンヴィンテージというのと、
公式サイトで税込4.75ユーロのセール品(10%OFF)なのが気になります。(笑)


公式ページは立派ですが、ワイン情報等の内容はあっさり。

今日のワインも、
・マカベオ
・モスカテル
のブレンドですが、比率は不明。
マカベオ(Macabeo)は別名(シノニム)でビウラ(Viura)とも呼ばれ、
白品種として国内生産量2位。1位はアイレン(Airén)でしょうね。
チャレッロ(Xarello)、パレジャーダ(Parellada)と並び、スペインの誇る泡、
カバ(Cava)の3大主要品種の1つですね。
モスカテル(Moscatel)はいわゆるマスカット(Muscat of Alexandria)です。


再訪ですが、フエンテアルビージャ(Fuentealbilla)にあるワイナリー訪問。
Iniesta01
カスティージャ・ラ・マンチャ州アルバセーテ県にある小さな町です。
今日のワインはフエンテアルビージャの自社畑からとのことですので、
この周辺からでしょう。よって、DOマンチュエラ(Manchuela)です。

スペインのDO地図で見るとこのあたりです。
Iniesta02

周辺のDOとの位置関係はこの方が見やすいですね。
Iniesta00

気になるのは、
今日のワインのようにノンヴィンテージ(NV)でもDOが名乗れるのかということ。
DO Manchuela公式ページというのがあったので調べてみます。

2004年に認められたDOで、赤・白あって、使える品種が規定されてはいますが、
醸造法他は不詳です。ま、いいんでしょう。Que será, será~♪♪
ちなみに白はマカベオが一番多く(75%)、赤はボバル(Bobal)が主流(42%)。


ラベル平面化画像。
IMG_2180


さあ、スクリュー回転。いつものワイン娘ではなくイニエスタご本人登場。(笑)
IMG_2412
今日の「'116」を持ってうれしそうですね。写真のように赤もあります。

Alc.12.5%。
薄い黄色。
IMG_2413

リンゴ。ライム、というか甘夏みかん。
甘さを感じますが辛口アタックです。
フレッシュでライトな酸のおかげかな。
フルーティでもあるとも言えます。
節操のない軽さですが(笑)楽しく飲めそうです。

決勝ゴール!というほどではないですが、
お手頃だし、いいんじゃないでしょうか。(笑)


*****


Bodega Andrés Iniesta
Finca El Carril
Minuto 116 Blanco
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Alain Hudelot-Noellat Bourgogne Aligoté 2017

以前、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ(Domaine de Villaine)のAOC Bouzeron、
アリゴテ種のワインをいただきました。正直、う~んだったので(欠陥かも…)、
アリゴテの印象はあまり良くないんですが、このままではいかんと、
違う作り手のアリゴテを試してみたいと思います。結構著名な作り手は、
どこもアリゴテを出してますね。そして今日いただくのはユドロ・ノエラ。
珠玉の畑を所有、評価も高い、シャンボール・ミュジニーに居を構える名門です。


IMG_2378
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ(Domaine Alain Hudelot-Noellat)は、
シャンボール・ミュジニー生まれのアラン・ユドロ(Alain Hudelot)さんと、
ヴォーヌ・ロマネに本拠を置いた名門ドメーヌ・シャルル・ノエラ(Domaine 
Charles Noellat)の孫娘オディル(Odile)さんが、結婚後1964年に創設しました。
つまり、ユドロ+ノエラ=ユドロ・ノエラ。バンザ~イ!

このオディルさんが、シャルル・ノエラの所有する珠玉の畑の1/4を相続したため、
ユドロ・ノエラはヴォーヌ・ロマネの錚々たる偉大な畑をラインアップするに至ります。
嫁入り道具って大切!(笑)

現在ドメーヌを仕切るのがアラン・ユドロさんの孫、シャルル・ヴァン・カネットさん。
各所で修業の末、2008年にドメーヌ参画。短いキャリアながら高評価を得ています。


公式ページはなかなかカッコいいです。あまり見やすくはないですが。
nise
今日のワインはデータシートもありますが、畑の場所が不明。
他の銘醸畑のワインは地図で区画まで示されているんですが…。
AOC Bourgogne Aligotéの定義はブルゴーニュ全域が対象。
品種がアリゴテであれば、グラン・オーセロワからボジョレーまでOKです。
ブルゴーニュ全体の6%がアリゴテなんですってね。割と多い感じです。
とにかく今日のアリゴテは樹齢80年のVVで畑の面積が0.26haとのことです。
(で、畑はどこやねん?謎~。笑)
・アリゴテ 100%
熟成はステンレスタンクで2年だそうです。


さあ、ドメーヌ訪問。ヴージョの集落の近く、民家風情のたたずまいです。
Hudelot01
クロ・ド・ヴージョに近いですが、行政区分ではシャンボール・ミュジニーになります。

公式ページではこの地図で所有畑の区画位置までわかるようになってます。
Hudelot-NoellatCarte
ユドロ・ノエラの場所を書き込みました。クロ・ド・ヴージョはじめ、
ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブールに区画があるのがわかります。


エチケット平面化画像。
IMG_2353
裏ラベルはなくインポーターシールのみでした。

これが別撮りのインポーターシール。
IMG_2363
グランマルシェの徳岡ですね。


さあ、抜栓。
IMG_2372
キャップシールもコルクもドメーヌ名入り。

コルクも平面化。
IMG_2373
何気にDIAM5を採用。ブショネないのでいいことです。

Alc.12%。
輝くゴールド、かすかに緑。
IMG_2374

熟してない青いリンゴ。ライムっぽいのも微妙に。
香りは少な目です。
特徴的な酸をまとった辛口アタック。
酸の中に果実味のある味わいが居るのはわかります。
ペラペラとは言わないですが、
構造感とはまた違う厚みではあります。
ライムぶっ込んだコロナビールに通ずるものがある、
というのはちょっと言い過ぎかな? 
夏に合う感じです。(笑)

カシスリキュールと白ワインで作るキール(Kir)は、
正式にはアリゴテで作るんですってね。
残りにルジェのカシスリキュールを投入してみました。
酸味が功を奏してかなりうまし。 キール最高!


*****


Alain Hudelot-Noellat
Bourgogne Aligoté 2017
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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