Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

WWWポイント:79点

Domaine du Nozay Sancerre 2018

久々に大阪の真ん中にあるタカムラへ赴き、これを含め何本かゲットしてきました。
やはりネットより店頭で物色するのが楽しいですね。いろいろと発見もあるし。
夏向けにサンセールのソーヴィニヨン・ブランなんかいいなと選んだ1本です。
新世界もいいけれど、本場フランス、それもビオディナミ・サンセールです。(笑)


IMG_3090
ドメーヌ・デュ・ノゼはサンセール市街から北へ車で10分くらいにあります。
Château de Nozayという17世紀のお城がドメーヌになっていますが、
現当主シリルさん(Cyril de Benoist)の祖父が先祖の土地として買い戻し、
先代になるご両親、フィリップ・ド・ブノワさんとマリー・エレーヌ夫妻
(Philippe de Benoist、Marie-Hélène)がソーヴィニヨン・ブランを植えたのが、
ドメーヌ・デュ・ノゼの始まりです。

お母様のマリー・エレーヌさんはオベール・ド・ヴィレーヌ(Aubert de Villaine)
氏の妹さんだそうです。そう、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
の共同経営者で、ブーズロンでドメーヌ・ド・ヴィレーヌ(Domaine de Villaine)
をやってるお方。
なので、シリルさんの弟のピエールさんはおじさん(オベール・ド・ヴィレーヌ)
のところのドメーヌ・ド・ヴィレーヌで働いてるとか。
世界は狭いというか、サンセールでDRCの親戚筋に出くわすとは…。(笑)


公式ページは文字多めですが(笑)そこそこの情報量。

・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
は当然として、畑はシャブリのようなキンメリジャン土壌だそうで、
貝殻質からくるミネラルが特徴だとしています。
畑は2011年からビオ認証(AB=Agriculture Biologique )され、2017年からは、
ビオディナミ認証(Demeter)もされてますので、今日の2018年はビオディナミ。
「卓越したワインを生むビオディナミのすごさを確信しています。」とか書いてあり、
かなり盲信(失礼!)のご様子。個人的にはビオはちょっと心配。(笑)


サンセールの北、Sainte-Gemme-en-Sancerroisにドメーヌはあります。
全然近寄れず、いい写真も上がってなかったので公式ページからの写真です。
Nozay00
サンセールへ続く県道D54号線沿いに入り口はありますが、そこから入れず。
一応入り口に小さな看板は出ていました。(笑)

サンセール市街の真ん中にテイスティングルーム兼ショップがありました。
Nozay01
10分ぐらいの距離ならシャトーの方で試飲はしたいものですね。
サンセールだと駐車するのも難儀そうだし。


AOCサンセールとドメーヌ位置関係の把握のため、この地図を用意しました。
(ロワール渓谷のワインの公式ページ、「VINS DU VAL DE LOIRE」から)
Sancerre00
AOCごとの赤・白・ロゼ表示の通り、サンセールには赤もロゼもあります。
ロワール川対岸のプイィ・フュメやカンシー(Quincy)は白だけですね。
この地図で十分わかりやすいではあるんですが、やはり横着はいけません…。

例によってGoogle Map転記を敢行(笑)。ドメーヌ位置もご確認を。
SancerreA1
サントル・ニヴェルネ(Centre Nivernais)ってフランスでは言わないのか、
日本の解説書でしか見ないんですよね。サントル(Centre)は真ん中なので、
まさにフランスのド真ん中という意味はわかります。
ニヴェルネ(Nivernais)はヌヴェール(Nevers)周辺の昔のフランスの地方名で、
現在ではニエーヴル県(Nièvre)に相当します。

これが中央フランスのワインの公式ページ。「Centre-Loire」と言ってます。

サントル・ロワール。これも個人的には変です。ロワールの真ん中じゃないから…。
やっぱり、フランスの真ん中(Centre de la France)っていうのが正しい気がします。


ついでにロワール渓谷全体のワイン地図を貼っておきます。
Sancerre03
にも上げたんですが、オリジナルサイズでデカすぎたので、今回は縮小版。


エチケット平面化画像。
IMG_3084
シャトー・デュ・ノゼのヘタうまイラストですね。
星と月のマークにビオディナミ・ワインと誇らしげに書いてます。(笑)

裏ラベルはインポーターラベルがこんなだったので別撮りしています。
残念ながら、きれいに剥がせず。隠れてたのはドメーヌ名のみでしたが。
IMG_3083
ユーロリーフとデメテールのマークがまぶしいです。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_3086

コルク平面化。
IMG_3088
ミレジムが横に入っていて優秀。しかし、何だこのゾウは?
ビオディナミと関係あるんでしょうか。公式ページには全く説明なし。

Alc.12.5%。(pH:3.25、Brix:5.4)
イエローゴールド。
IMG_3087

グレープフルーツ、花梨、白桃。
爽やかな果実味の酸を感じる辛口アタック。
レモンのお菓子(笑)の甘さも。
質量を感じる味の芯はキラキラとミネラルをまとってます。
糖度はあまり高くないんですが、甘みを感じます。
苦味様の何かも後味に残ります。
ビオのせいなのか、ソーヴィニヨンの青みからくるのか。
しかし、明らかにビオからくる問題はなさそうです。

サンセールの深みのあるソーヴィニヨンは感じられました。
やはり、本場はいいもんですね。


*****


Domaine du Nozay
Sancerre 2018
Vin Biodynamique
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine Vocoret & Fils Chablis 2018

夏です。シャブリです。かどうかは別として、キンキンに冷やしていただきます。
過去にもいくつか試してますが、どれもおいしゅうございました。
ま、グラン・クリュやプルミエ・クリュだったというものあるんでしょうが。
ノーマルシャブリでおいしい作り手を探すっていうのも課題にしましょう。


IMG_3020
今日のヴォコレはシャブリの名門で、4世代に渡る歴史あるドメーヌです。
グラン・クリュ、プルミエ・クリュはじめシャブリの粘土質石灰岩の斜面に、
トータル40haの畑を所有。プチシャブリも含め18種類もラインナップしてます。
ヴォコレのワインは長命で熟成能力が高いとも評価されています


公式ページはそこそこいい感じ。大手なんだなと思わせます。

シャブリしかやってないので、個々のワイン情報は畑名以外あまりないです。
・シャルドネ 100%
発酵はステンレスタンク。熟成もステンレスタンクで10ヶ月。
樽を使わない伝統的なシャブリということです。
年毎の出来にもよるそうですが、シャブリでも5年以上の熟成能力があるとのこと。


ドメーヌ訪問。シャブリの市街に隣接、結構大きな敷地です。
Vocoret01

今日は普通のシャブリなので、畑まで特定はできませんが、
シャブリの畑の分布をGoogle Map上で見ます。ドメーヌの所在も記入。
Vocoret02
トレースするのは大変なので、下の地図を透過画像にして上に重ねています。
まあ、見にくいので(笑)上下を見比べながらご確認ください。

最後に「シャブリってブルゴーニュなのに、どこなの?」がわかる地図を。
Vocoret03
左下の地図がわかりやすいですが、コート・ドールなどから見ると、
グラン・オーセロワと共に「飛び地」かというくらい離れています。


エチケット平面化画像。
IMG_2899

インポーターラベルは裏ラベルを隠してませんでした。
IMG_2900b


さあ、抜栓。
IMG_3018
キャップシールのデザイン、かっこいいです。

コルク平面化。
IMG_3019
汎用品ですが、テクニカルコルクのDIAM5です。

Alc.12.5%。(pH:3.32、Brix:5.4)
イエロー。
青リンゴ、ライム、ナッツ。
甘みに感じる酸の乗った辛口アタック。
柑橘系の味わいにミネラル感がたっぷり。
苦味っぽいのがチラッとあるのがまたいい感じです。
酸はずっと感じますが最後まで爽やかさを与えてます。

うん、やはりそこそこうまい。
樽のあるシャルドネより好きかも。


*****


Domaine Vocoret & Fils
Chablis 2018
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Faustino Rivero Ulecia Albariño 2018 Rías Baixas

リカマン店頭で見慣れないDOリアス・バイシャスのアルバリーニョを発見。
「新入荷」のPOPがついてました。アルバリーニョは白の中でも過去から好印象。
「これは試さないという選択肢はないやろ?」ということで…。(笑)


IMG_2874
作り手は1899年創業のMarqués Del Atrioグループというリオハの生産者でした。
「なんだ、リアス・バイシャスの作り手じゃないんだ…。」と少しがっかり。


公式ページは立派。今日のワインのFaustino Rivero Uleciaもリオハでした。

DOCa RiojaDO Navarraはお膝元なのでまだわかるのですが、
DO Rías Baixasまでとは手広くやってる印象です。車で7時間は離れてますからね。
またバレンシアのDO Utiel-Requenaでボバル(Bobal)のワインも作ってたりします。

さて、今日のワインはDOリアス・バイシャスですから、
・アルバリーニョ 100%
熟成はステンレスタンクのみです。


今日のワインとは地理的関連性は薄いですが、一応リオハの作り手訪問。(笑)
RiasRioja01
アルネド(Arnedo)というRioja Oriental(旧称:Rioja Baja)の町です。

リオハの地図で位置関係だけ見ておきましょう。
RiasRioja02
本家であろうMarqués Del Atrioというワイナリーもログローニョ(Logroño)
の町にあります。(同じく地図上に示しています。)

さて今日のDOリアス・バイシャスをスペイン地図でおさらいしておきます。
RiasRioja03
リアス式海岸で有名なところ。ポルトガルのすぐ上でしたね。

今日のワインはどこだかわかりませんが、サブリージョンもおさらい。
RiasRioja04
DOリアス・バイシャスの公式ページから拝借した地図です。
リアス・バイシャスについて詳しいので一見の価値はありますよ。


ラベル平面化画像。お魚がいい感じ。ボトルの色といい魚介に合いそうな雰囲気。
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Embotellado para(=Bottled for)と書いているので生産委託でしょうかね。
自社生産ならEmbotellado por(=Bottled by)と書いてありそうなもんです。
所在は「Arbo」となってます。これは確かにリアス・バイシャスにある町です。
上のサブリージョンの地図で言うと、「Condado do Tea」の中にあります。
ポルトガル国境のミーニョ川沿いの町です。ここまでしかわかりません。


さあ、抜栓。
IMG_2869
集成コルクですが、キャップ共にしっかりマーク入りです。
ここにインポーズしておきましたが、ネックに90点のシールがあります。
パーカーおじさんではなく、ジェームズ・サックリングさんですね。
因みにWine Enthusiastは87点でした。

コルク平面化。
IMG_2870
コルクの横にもマークあり。ここにはミレジムを打ちましょう。(笑)

Alc.12.5%。(pH:3.54、Brix:5.9)
イエロー。
IMG_2872

梨、ライム、青リンゴ。
旨味が乗った辛口アタック。
柑橘系と白桃の風味の酸がパレットに広がります。
微かな苦味様の味わいも喉越しで引き締めてくれます。
果実味だけじゃないエレガントなまとまりがあります。

素性は不明な点は多かったですが、
アルバリーニョはやっぱり間違いないですね。


*****


Faustino Rivero Ulecia
Albariño 2018
Rías Baixas
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Marc Deschamps Pouilly-Sur-Loire Les Loges 2017

AOCプイィ・シュル・ロワールをいただきますよ。品種はシャスラ100%。
ソムリエのお勉強した人はわかりますよね。プイィ・フュメと一緒に覚えます。
最近、知識でしかないワインを飲んでおきたくて、課題として取り組んでます。
お勉強で終わらせたらもったないくらいの驚きと発見があり楽しいです。(笑)


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マルク・デシャンさんは、1978年に地元の古いドメーヌ、フィジェ家に就職。
ワインメーカーとして働いていましたが、1991年にオーナーのポールさんが急逝。
マルク・デシャンさんはフィジェ家からドメーヌを引き継いで運営しています。
棚ボタなんて言ったら怒られますね。(笑)

AOC Pouilly-Fuméの地域のど真ん中、Pouilly-sur-Loireのコミューンにある、
ロワール川の畔のレ・ロジュ(Les Loges)というところにドメーヌはあります。
今日のワインも「Les Loges」とありますから、そこの畑なんでしょうね。

AOC Pouilly-Fuméの地域でソーヴィニヨン・ブランプイィ・フュメですが、
シャスラで作るとAOCプイィ・シュル・ロワール(Pouilly-sur-Loire)になります。
しかし、ソーヴィニヨン・ブランのプイィ・フュメ(Pouilly-Fumé)の名前は絶大で、
高く売れるもんですから、シャスラの畑ははどんどんソーヴィニヨン・ブランに
植え替えられているそうです。
栽培面積はソーヴィニヨン・ブランの1,300haに対しシャスラが30haだそうで、
Pouilly-sur-LoireはPouilly-Fuméに対し、実に2.3%しかないということになります。

歴史的には、古来シャスラが栽培されパリなどへの供給地だったりしたようです。
やはり、フィロキセラ禍の後、ソーヴィニヨン・ブランへの転換が起こりました。
今なお、こうやってシャスラを続けている作り手にはこだわりを感じます。
ただ、今日の作り手も年間3,000本の極少生産らしいですが…。


公式ページはあるにはありますが、ブログ形式で今一つ使いにくいです。

プイィ・シュル・ロワールも2014年が載っていますが、
・シャスラ 100%
くらいしかわかりません。
インポーターの情報では、機械収穫、発酵・熟成ともにステンレスタンクで、
MLFはなし、熟成期間は8ヶ月です。
畑は、ドメーヌのあるレ・ロジュ(Les Loges)の南西向き斜面だそうで。


レ・ロジュはPouilly-sur-Loireのコミューンの北の端っこです。
ロワール川のすぐ畔の小さな集落です。ドメーヌ訪問してみましょう。
MarcDeschamps01
素朴な村です。集落の周辺はブドウ畑が広がっています。

シャスラの畑なんてプイィ・フュメ全体の2%ですから、
見分けられるわけないですが、一応これがレ・ロジュの畑です。(笑)
MarcDeschamps05
9月の写真です。収穫前ですかね、いい雰囲気です。

見分けようとは思いませんが(笑)一応こういう写真も上げておきましょう。
MarcDeschamps02
見た感じですが、シャスラは軽くてフレッシュな味のような気がします。(笑)
サヴォワやアルザスでも使われますが補助品種ですね。あとは、スイス。


さて、いつものトゥーレーヌ/サントル・ニヴェルネ地図です。
MarcDeschamps03
クール・シュヴルニーも前に試しましたから、今日もひとつ課題クリア。

因みに、このGoogle Mapはフランス全体のこの部分(赤四角)を切り取ってます。
MarcDeschamps04
サントル・ニヴェルネはブルゴーニュのグランオーセロワやシャブリに近いです。
こうして位置関係を見るとオルレアンでシャルドネなのもうなずけたりします。


エチケット平面化画像。
IMG_2742
いつもながら、ネックのミレジムシールの平面化は難儀します。

裏ラベルはなくインポーターシールのみ。
IMG_2743


さあ、抜栓。
IMG_2804
コルク短っ!! 当然、汎用品。

要らないけど平面化しちゃいました。
IMG_2806

Alc.12%。
ゴールドイエロー。
IMG_2805

青いリンゴ、みずみずしい梨。
奥に蜜もありそうな香り。
きれいな酸が乗った辛口アタック。
爽やかなみずみずしいフルーツは…なんだろう。
やはり梨っぽいですね。
夏ミカンのような酸味が少々。
喉越しに苦味っぽいのが来て、これまたいい感じ。
後味で、やはりきれいな酸が帰ってきます。
これも夏にいいなあ。


*****


Marc Deschamps
Pouilly-Sur-Loire Les Loges 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine des 13 Lunes Une Hirondelle Rousette de Savoie 2018

ちょっと前にジュラの赤を試しましたが、今日はその少し南のサヴォワの白です。
サヴォワ(Savoie)では生産量の70%が辛口白で、ジュラ同様土着品種が豊富。
アルテス、シャスラ(スイス原産とも)、ジャケールが代表的なサヴォワの品種。
今日のワインはAOC Roussette-de-Savoie。アルテス100%で作られるAOCです。
ルーセットというのがアルテスのシノニム、と言うっか、現地での呼称です。
AOC名になるくらいですから、現地呼称の方が一般名称より通りがよさそうです。


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作り手はDomaine des 13 Lunes。「ドメーヌ・13の月」という意味です。
何やらビオディナミくさい名前だなと思ったらその通りでした。(笑)
DRCやルフレーヴにビオディナミを伝授した巨匠ピエール・マッソンの後継ぎ、
ヴァンサン・マッソンに師事したシルヴァン・リオタールさんが、
2016年にサヴォワに設立した超新星自然派ドメーヌなんだそうです。


公式ページはシンプルで必要最小限の情報のみ。

よってインポーター情報に頼ります。
・ルーセット(アルテス) 100%
白は除梗せず、80%をグラスファイバー製タンクで、20%を228リットルの樽
(オーク50%、アカシア50%)で発酵後、そのまま10ヶ月間熟成だそうです。

AB (Agriculture Biologique) 認証をFR-BIO-15にて、ビオディナミのデメテール
(Demeter) 認証も2020年取得予定だそうです。認証って時間かかるんですね…。


さて、サヴォワとイゼールの県境の「Abymes」という所にある作り手訪問。
後ほど地図で確認しますが、峡谷の間の一面ブドウ畑の超田舎です。(笑)
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畑の向こうにドメーヌを確かに発見しましたが、やはりストビューでは近づけず。
しかし、このテロワール、雰囲気、好きだな~。


例によって、謎に包まれた(?)サヴォワをGoogle Map上に表しますよ!
一応、該当コミューンなど調べつつ線を引いたのでそんなに悪くないです。(笑)
13lunes02
まず、Vin-de-SavoieRoussette-de-Savoieはサヴォワほぼ全域が対象です。

Vin-de-Savoieは、ジャケール(Jacquière)、ルーサンヌ(Roussanne)
<サヴォワではBergeronというシノニムで呼びます。>、ルーセット
(Roussette=Altesse)、シャスラ(Chasselas)、グランジェ(Gringet)
<オート・サヴォワ県原産のローカル品種>などを使った辛口白が主体。
モンデュース(Mondeuse)、ペルサン(Persan)などのローカル品種や、
ガメ、ピノ・ノワールを使った赤・ロゼもこのAOCで作られます。

Roussette-de-Savoieは今日のワインですが、Roussette (=Altesse) 100%。
名前からしてルーセットですから当然ですよね。逆にルーセットは、
どれだけサヴォワ全域に広く栽培されているんだってことですよね。

で、Vin-de-SavoieRoussette-de-Savoieは、それぞれ後ろに村名を付け、
そのコミューン単独のAOCを作ります。Roussette-de-Savoie ~ は、
品種がルーセットに決まっていていいんですが、Vin-de-Savoie ~ の場合は、
主要品種が微妙に違ったりとその地域の特色があるのでややこしいです。
全部調べて書きませんが(笑)、例えば、Vin-de-Savoie Ayzeの場合、
主要品種がサヴォワ全体ではマイナーなグランジェ(Gringet)になります。
これら後ろにコミューン名がつくAOCは地図に書き込んでますのでご確認を。

今日の作り手Domaine des 13 Lunesは、Vin-de-Savoie Abymesにあります。
このAOCではジャケール(Jacquière)の白が主流だそうですが、確かにここは、
ジャケール100%のVin-de-Savoie la Mise en Abymesというのも出しています。

~ de Savoieが付かない村名単独のAOCが2つあります。一つがレマン湖近く、
クレピー(Crépy)です。ここはシャスラ(Chasselas)主体(大抵100%)の白。

もう一つがセイセル(Seyssel)で、Roussette (=Altesse) 主体の辛口白です。
ローカル品種のモレット(Molette)100%にするとSeyssel Moletteが表示できます。
セイセルはスパークリングの方が主流でSeyssel Mousseuxという単独AOCです。
モレット(Molette)主体のシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)ですが、
ルーセットを10%以上ブレンドする規定があります。ややこしや~。

地図を描いていて気づきましたが、セイセルはローヌ川を挟んで2つあります。
アン県(Ain)側とオート・サヴォワ県(Haute-Savoie)側どちらもセイセル。
seyssel01
もちろん、どちらもAOC Seysselになりますからご安心を。(笑)


いっぱいローカル品種やら初耳のブドウが出てきたのではないでしょうか。
これ見ても仕方がないですが(笑)一応どんな品種だか雰囲気だけでも…。
13lunes03
ねっ。違いなんてわかんないよね~。(笑)

ええい!ついでにこれも行っときますか!
13lunes04
とにかく、サヴォワはローカル品種が多くてユニークということだけ、
覚えておきましょう。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_2620
裏ラベルはないですが、よく見ると裏に書くお約束事のようなことは、
表ラベル下の青い部分に書かれていますね。AB、Demeter申請中とも。

裏はインポーターラベルのみでしたので別撮り。
IMG_2621
ヌーヴェル・セレクション公式サイトに今日の作り手の紹介があります。


さあ、抜栓。
IMG_2630
一応コルクは13 Lunes専用品ですが、表面ボロボロ。

コルク平面化しておきます。
IMG_2631
あまり上等なコルクではなさそう。これがビオディナミ?(笑)

Alc.12%。
ゴールドイエロー。
IMG_2632

青リンゴ、花梨、ネーブル。
キラキラした白い花を想像する香り。
爽やかな甘みを感じさせますが、辛口アタック。
白桃、黄桃両方を連想する味わいです。
後味に花梨風味も来ますね。

よく冷やして夏に飲むと最高って気がしました。
サヴォワ、なかなか面白いじゃないの。


*****


Domaine des 13 Lunes
Une Hirondelle
Roussette de Savoie 2018
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Clos Sainte Magdeleine Cassis 2017

プロヴァンスの白と言えば、やはりカシ(Cassis AOC)じゃないでしょうか。
カシはプロヴァンス地方で最初のAOCで、1936年に認証を受けていますが、
AOC法自体が1935年制定なので、いかに昔から銘醸地とされてきたかがわかります。
またプロヴァンスらしく赤やロゼも認められてますが、やはり白が67%を占め、
ロゼは30%、赤に至っては3%しかないです。(そう言われると赤も試したい...笑)


IMG_2554
で、カシで有名な白のひとつがこのクロ・サント・マグドレーヌです。
サック・ザフィロプロ家の4代目ジョナサンさんがワインメーカー。
畑名のSte Magdeleineはフランス各地にあるマドレーヌ寺院のマドレーヌのこと。
いわゆるキリスト教のマグダラのマリアですが、脱線するので詳細は割愛。(笑)


公式ページは写真がいっぱいで見ごたえありますが、ワイン詳細はほぼなし。

仕方がないので、インポーターサイト他の情報に頼ります。
セパージュは、
・マルサンヌ(Marsanne) 45%
・ユニブラン(Ugni Blanc) 30%
・クレレット(Clairette) 20%
・ブールブラン(Bourboulenc) 5%
となっています。マルサンヌとクレレットがAOCカシの主要品種です。
主要品種60%以上、30%以上はマルサンヌでないといけませんが、一応クリアですね。
Ugni BlancもBourboulencも補助品種として当然認められています。
他にPascal Blanc、Sauvignon Blanc、Terret Blancもカシの補助品種です。
Terret Blancだけはなぜか5%以上使っちゃダメとAOCの規定には書いてます。
発酵後、14~18ヶ月間温度管理のできるタンクとコンクリートで貯蔵だそうです。

マルサンヌ。ご参考まで。
Marsanne

クレレット。ご参考まで。
Clairette
だから、何なんだ…でしょうけど。(笑)


カシはマルセイユとバンドールの間の海岸沿いにあります。ドメーヌ訪問します。
SteClos02
地中海に面した海岸沿いのすごいところにドメーヌと畑がありました。
トゥーロンから向こうイタリア国境までがコートダジュール(Côte d'Azur)ですが、
手前のカシでも相当海がきれい。作り手訪問で初めて住みたいと思いました。(笑)


公式ページにあまりにきれいな空撮写真があったので貼っておきます。
SteClos03
やはり海風の影響は大きく、毎日塩分をスプレーされるとあります。
作られるワインに独特のヨード化された風味を加えるそうです。


位置関係把握のためプロヴァンスのAOC地図を貼っておきます。
SteClos04
南部ローヌとプロヴァンスを一緒に載せた地図もあったので併せてご紹介。
昔、アヴィニョンからリュベロンの村々経由、コートダジュールに沿った電車で、
ニース、モナコまで旅行をしましたが、その頃から南部ローヌとプロヴァンスは、
同じような雰囲気を持ってるな~と個人的に感じてました。
こういう一体の地図を発見すると、あながち自分の印象は間違ってない気がします。


エチケット平面化画像。
IMG_0018
ユーロリーフとABマーク取得のビオワインですね。

裏ラベルの解説はフランス語なのでGoogle翻訳の画像を貼っておきます。
IMG_0420
「リアルタイムカメラ翻訳」というやつです。ちょっと日本語変ですが。
しかし、便利な世の中ですな~。て言うっか、このブログどんだけGoogle頼り?(笑)


さあ、抜栓。
IMG_2548
いやあ、キャップシール、コルクともに立派です。「13」の意味は不明。

コルク平面化。
IMG_2549
きっちり横にミレジムが打ってあるのでインポーズしておきました。

Alc.13%。
しっかりイエロー。
IMG_2552

パイン、トロピカルフルーツ、黄桃。
香りは多くないんですが南国風の香りです。
微かに甘みを感じる辛口アタック。
フルーティな風味と共にやって来る味は、
しっかりペラくないテクスチャーを感じます。
後味で微妙に苦味も感じるんですが、
雑味ではなく深みを与えてくれています。
これが例の塩味かヨードなのかもしれませんね。

ああ、
これをニースの海岸でブイヤベースに合わせて飲みたいな。
しかし、なぜか我が家の今日の夕食はチャプチェ。(笑)
(これも合うけど…。笑)


*****


Clos Sainte Magdeleine
Cassis Blanc 2018
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine des Huards Romo 2015 Cour-Cheverny

ワインエキスパート受験をしていた頃、気になったワインがいくつかあります。
飲んだこともないワインを無理やり覚えたりする空しい作業がいけないんですが、
大抵マイナーなワインで、ネーミングに興味を覚えるパターンが多いです。(笑)
そんな中で、今日はAOCクール・シュヴルニーを試してみます。
希少なローカル品種、ロモランタン(Romorantin)100%で作られますが、
NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で昔やっていた(2000~2009年)、
ぐ〜チョコランタン」を連想したのは僕だけじゃないはず。(笑)


IMG_2245
ロモランタンはこの地区のみで50haほど栽培されるだけなので本当に希少。
そのうちの8haを今日の作り手、ドメーヌ・デ・ウアーが所有しています。
ドメーヌは1846年から続くこの地の老舗で、7代目ミシェル・ジャンドリエ
(Michel Gendrier)さんが家族経営でロモランタンに情熱を燃やしています。


公式ページはそこそこいい感じ。ロモランタンについても語られています。

AOC Cour-Chevernyは3種類あり、今日のは一番下のレンジ。松竹梅の梅です。(笑)
・ロモランタン 100%
は、このAOCの必須条件です。それをビオディナミを実践して栽培しています。
醸造法については特に触れていません。
インポーターの情報ページを貼っておきます。ついでにご確認を。
テラヴェール

一応、ロモランタンのお姿をば。
Romorantin
葉っぱに切れ目が全然ないですね。


まさにクール・シュヴルニーのコミューンにあるドメーヌ訪問。
Domaine_Huards
まわりも畑です。ここはピノの赤やソーヴィニョンの白も作ってますから、
どれがロモランタンの畑かわかりませんね。


さあ、受験時はいい加減に覚えていた位置関係をしっかり調べますよ~。
対象地域をコミューンで押さえてあった地図を発見したので(地図中右下)、
参考にしながらAOC Cour-ChevernyとAOC Chevernyを書き込みます。
Cheverny_Cour01
AOC Cour-ChevernyはCour-Chevernyのコミューン自体よりかなり広範囲です。
またAOC ChevernyがAOC Cour-Chevernyを内包しているのがわかります。
こうなると品種の違いがAOCを決定します。AOC Cour-Cheverny地域でも、
ソーヴィニヨン・ブランで作るとAOC Chevernyになるわけです。

実際AOC Chevernyはソーヴィニヨン・ブラン主体で、シャルドネ、
シュナン・ブランを補助的に使います。トゥーレーヌでもこの辺りから西へ、
シュナン・ブラン主体からソーヴィニヨン主体へと切り替わっていきますね。
また、このAOCは赤とロゼもあり、ガメとピノ・ノワールが主体です。


いつもの、トゥーレーヌとサントル・ニヴェルネを一枚にした地図。
今回(クール)シュヴルニーのエリアがはっきりしたので修正してます。
ChevernyWRONG
ロモランタンが1519年にブルゴーニュから最初にもたらされたというのが、
その名もロモランタン・ラントネ(Romorantin-Lanthenay)という町で、
クール・シュヴルニーの南西30km。現在そこにはロモランタンはありません。

この地図、フランス全体のこのあたりを切り取ったものです。(四角印)
Loire_C_Nivernais02
エリア毎にAOCを押さえてると、それぞれの位置関係や全体像がわかりません。
たまにこうやってフランス地図を眺めないといけませんね。


エチケット平面化画像。
IMG_2221
ユーロリーフと共にビオディヴァン(BIODYVIN)のマークもありますね。
ビオディヴァンはデメテールと並ぶ厳格なビオディナミ認証機関です。


さあ、抜栓。ぬぬぬ!キャップシールなしです。
IMG_2241
ビオワインっぽいですが、衛生的にどうなんでしょう。(笑)


コルク平面化。
IMG_2242
ドメーヌのシンボルマークですね。

Alc.13%。
蜜のようなゴールド。オレンジ気味かな。
IMG_2243

梨、黄桃、と、それらのシロップ漬け。
かすかにゼラニウムっぽいものも。
総じて爽やかなフルーツを思わせます。
若干酸の乗った辛口アタック。
レモン味のお菓子、カバヤの「ジューC」?(笑)
生き生きした酸がきめ細やかにパレットに広がります。
喉越しからフィニッシュにかけて苦味が出てきますが、
グレープフルーツのようなおいしい酸です。
ロモランタンは酸が特徴的とのことですが、
こういうことなんですね。おもしろい。

しかし、今まで飲んだ数少ない白の中でですが、
例えるものを思いつきません。個性的なんですね。



*****


Michel-Gendrier
Domaine des Huards Romo
2015 Cour-Cheverny
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Paradise Ridge Kanaye The Grape King Chardonnay 2015

リカマンの店頭で東洋人の古びた肖像写真のラベルが目に留まりました。
カナエ...ザ・グレープ・キングとな。長沢鼎(かなえ)とすぐにわかりました。
1865年の薩摩藩英国留学生の一人、後のカリフォルニアの葡萄王、長沢鼎です。
漫画「ソムリエール」の第8巻・第52話がこの「葡萄王」のエピソードでした。
印象深い話で、しっかりと記憶に残ってました。これは試さなきゃです。


IMG_2132
ソムリエールの第52話を読み返しました。かなり詳しく長沢鼎を解説しています。
当時13歳、薩摩藩英国留学生で最年少の長沢鼎(鎖国中のため本名は磯永彦助)は、
なんだかんだ(笑)でロンドンからカリフォルニアに行き着きワイナリーを興します。
ブドウ栽培やワイン作りを極め、そのファウンテングローブというワイナリーを、
カリフォルニア有数のワイナリーに育て上げます。
イギリスに最初に輸出されたカリフォルニアワインはナガサワ・ワインだそうです。
現在のカリフォルニアワインのルーツはなんと日本のサムライにあるという訳です。

1983年にレーガン大統領が来日した際、国会にて「侍から実業家になった長沢鼎は、
私たちの生活を豊かにし、日米友好の歴史の中で特筆すべき」と演説したそうです。
レーガンさんは元カリフォルニア州知事なので「The Grape King」はよく知ってたはず。

ファウンテングローブ・ワイナリーの跡地はナガサワ・パークとなってるそうですが、
畑の一部は今日のワインのパラダイス・リッジ・ワイナリーが継承しています。
パラダイス・リッジは長沢鼎の偉業を称えて、かつて長沢鼎がブドウを育て、
ワインを作ったロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑から生まれるブドウを使い、
このワインをリリースしたんだそうで、2015年は1865年から数え150周年になります。

公式ページは「アメリカあるある」でワイン紹介はショップ兼用です。

在庫のあるラインアップしか載ってなくて、今日のワイン発見できず。
よってインポーターのHotei Winesの情報を見ます。と言っても、
・シャルドネ 100%
フレンチオーク樽で熟成くらいしか情報はないですが。(笑)

それよりも、このパラダイス・リッジ・ワイナリー、2017年の大火(山火事)で、
所在のSanta Rosaの町もろとも焼けてしまったんだそうです。
(現地ではこの大火を「Wine Country Wildfires」と呼んでいるとのこと。)
今ある建物(下写真)は先ごろやっと再建したものだそうです。
PRW01


お約束のGoogle Map訪問。これが入り口ですが、敷地は奥まっています。
ParadiseRidge02
この辺りがナガサワパーク含めファウンテングローブという地区になってます。
畑の中にある「LOVE」のモニュメントが有名らしいです。

Santa RosaからSonoma市街へ向かう途中のKenwoodというところに、
パラダイス・リッジのテイスティングルームも構えているそうです。
ParadiseRidge01
Santa Rosaの市街の北側がファウンテングローブになるわけですね。

Sonoma County AVA(American Viticultural Area)とそのサブリージョンの地図を見ます。
Sebast03
Santa Rosa市街を見つけてください。そのすぐ北がパラダイス・リッジ。
Russian River ValleyとFountaingroveのAVAの境界にあることがわかります。


ラベル平面化画像。
IMG_2059
裏ラベルにはしっかりカナエ・ナガサワの解説があります。


さて、抜栓。
IMG_2128
無印の集成コルクですね。

コルク平面化。URL、メアド、TEL番号入り。(笑)
IMG_2129
パラダイス・リッジはビック(Byck)・ファミリーがやっています。

Alc.13.2%。
ゴールドイエロー。かすかに緑がかってます。
IMG_2130

蜜入りリンゴ、梨。フルーティ。
パンドミ、バニラとしっかり樽香も。
きれいな酸がかすかに乗った辛口アタックです。
コクはあるんですが、酸のおかげで味わいは軽めに感じますね。
フィニッシュまで生き生きした果実感を感じられて楽しめます。

カリフォルニア葡萄王のシャルドネ。
そして薩摩藩士、侍の魂が息づくワイン。
なんとなく満足度が高いです。(笑)


*****


Paradise Ridge
Kanaye The Grape King
Chardonnay 2015
Russian River Valley
Sonoma County
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine de l’Arlot Côte de Nuits Villages Au Leurey 2017

ブルゴーニュ白の経験値を上げるため、ドメーヌ・ド・ラルロの白を開けましょう。
以前Côte de Nuits Villages Clos du Chapeauを試し、相当おいしかったところ。
きっと白もおいしくできる作り手に違いないと見込んでの抜栓であります。(笑)
Côte de Nuits Villagesですから、一応村名AOCであるわけだし…。


IMG_1994
ドメーヌはニュイ・サン・ジョルジュの南側のプルモー・プリセーにあり、
(プルモー・プリセーはAOCニュイ・サン・ジョルジュを名乗れます。)
周りが所有の1級畑クロ・ド・ラルロ(Clos de l'Arlot)に囲まれています。
ドメーヌ名はこの畑から来ています。(Arlotは元々地下を流れていた小川だそう。)


公式ページはカッコいいですが、無駄な効果が多くて少々めんどくさいです。(笑)

さて、今日のワインは道を挟んでドメーヌの真ん前という場所の畑からでした。
このオー・ルーリー(Au Leurey)はもともとはピノ・ノワールの畑でしたが、
2006年にシャルドネに植え替えられたんだそうです。
・シャルドネ 100%
新樽率20~25%の樽で12~15ヶ月の熟成です。


さあ、ドメーヌ訪問。立派な門というか壁ですが、この壁の延長が、
所有畑(モノポール)クロ・ド・ラルロをぐるっと囲う石垣に繋がってます。
Leurey01
そして今日の畑がドメーヌの真ん前です。

公式ページには所有畑の位置が示され、クリックでワイン紹介に飛びます。
Leurey03
畑名もちゃんと書いてあってとっても親切。
前に飲んだクロ・デュ・シャポーにもちゃんとピンが立ってますし、
ロマネ・サン・ヴィヴァンにも区画を持ってるようですね。

いつものLuc Corporation様の地図を拝借してドメーヌと畑の場所を確認。
Leurey02
1級、村名、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、AOCブルゴーニュ、
色分けで分布が非常にわかりやすい。斜面と地層の関係がわかりますね。

そうそう、そのオー・ルーリー(Au Leurey)の畑に行ってみなくては。
Leurey04
いやあ、いい感じです。遠目にドメーヌ・ド・ラルロが見えます。


エチケット平面化画像。
IMG_1988
インポーターシールは透明で控えめで裏ラベルを隠さない優等生。


さあ、抜栓。
IMG_1991
キャップシールのエンボスいい感じです。

コルクも平面化。
IMG_1992
オー・ルーリー専用品ですが横ミレジムはありません。

Alc.13.5%。
イエロー。
IMG_1993

梨、青リンゴ、バター、最初シーチキンっぽかった。(笑)
しっかりと樽が効いている印象です。
まったりとした辛口アタック。
酸も生き生きしてるのに気づきます。
芯は柑橘系のコンク。
苦味もかすかにあって全体的に複雑な感じがし、
エレガントと評してもいいようなまとまりに帰結します。
まったり余韻も長いです。
あとは酸の評価ですね。
もう少し寝かしてもよかったかもしれません。


*****


Domaine de l’Arlot
Côte de Nuits Villages
Au Leurey 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Logodaj Selection Chardonnay & Vermentino 2015

以前、意外においしかったブルガリアのお手頃ワイン、ロゴダジです。
前のはカベソー・カベフラ・メルローのボルドー・ブレンドでしたが、
今日はロゴダジの白(シャルドネとヴェルメンティーノ)を試します。
「赤をおいしく作れる生産者は、白もおいしく作れるのか?」という、
命題の検証でもあります。(笑)


IMG_1710
ロゴダジは1994年創業で、ブルガリアではトップ10に入る生産量だそうです。

 
公式ページは相変わらずブルガリア~ンな雰囲気が漂っています。
Logbann
れれれ、シャルドネは載ってるんですが、ヴェルメンティーノとのブレンドではありません。
ヴェルメンティーノはサルデーニャ島などイタリアで多い品種ですが、ブルガリアでもやってるんですね。
とにかくセパージュはネット情報で、
・シャルドネ 60%
・ヴェルメンティーノ 40%
らしいので、ヴェルメンティーノは結構ガッツリ入ってますね。
熟成は、シャルドネがステンレスタンクで発酵・熟成なので同じでしょう。

 
さて、再度Google Mapで訪問。やっぱりのタンクしか見えません。ショボい…。
Logo02
反対側に事務所なりがあり試飲とかやってそうですが、ストビューで近寄れず。

ブルガリア南西部のストゥルマ・ヴァレー(Struma Valley)に位置し、
北マケドニアとの国境まで車で15分とすぐのところです。
Logo01
ボルドーの緯度と比べる線を入れましたが、割と南にあります。
イタリアのトスカーナくらい。


ラベル平面化画像。
IMG_1667


さて、スクリュー回転。
IMG_1709

Alc.12.5%。
ゴールドイエロー。
IMG_1708

洋梨、蜜入りリンゴ、ライム、華やかな香りです。
酸味が乗った辛口アタック。
薄めのライム系の味、薄っぺらさは否めなません。
う~ん、残念。

赤がおいしいところの白がおいしいとは限らない、
ということがわかりました。(笑)


*****


Logodaj
Selection
Chardonnay & Vermentino 2015
WWWポイント 76点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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