Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

WWWポイント:79点

Domaine des 13 Lunes Une Hirondelle Rousette de Savoie 2018

ちょっと前にジュラの赤を試しましたが、今日はその少し南のサヴォワの白です。
サヴォワ(Savoie)では生産量の70%が辛口白で、ジュラ同様土着品種が豊富。
アルテス、シャスラ(スイス原産とも)、ジャケールが代表的なサヴォワの品種。
今日のワインはAOC Roussette-de-Savoie。アルテス100%で作られるAOCです。
ルーセットというのがアルテスのシノニム、と言うっか、現地での呼称です。
AOC名になるくらいですから、現地呼称の方が一般名称より通りがよさそうです。


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作り手はDomaine des 13 Lunes。「ドメーヌ・13の月」という意味です。
何やらビオディナミくさい名前だなと思ったらその通りでした。(笑)
DRCやルフレーヴにビオディナミを伝授した巨匠ピエール・マッソンの後継ぎ、
ヴァンサン・マッソンに師事したシルヴァン・リオタールさんが、
2016年にサヴォワに設立した超新星自然派ドメーヌなんだそうです。


公式ページはシンプルで必要最小限の情報のみ。

よってインポーター情報に頼ります。
・ルーセット(アルテス) 100%
白は除梗せず、80%をグラスファイバー製タンクで、20%を228リットルの樽
(オーク50%、アカシア50%)で発酵後、そのまま10ヶ月間熟成だそうです。

AB (Agriculture Biologique) 認証をFR-BIO-15にて、ビオディナミのデメテール
(Demeter) 認証も2020年取得予定だそうです。認証って時間かかるんですね…。


さて、サヴォワとイゼールの県境の「Abymes」という所にある作り手訪問。
後ほど地図で確認しますが、峡谷の間の一面ブドウ畑の超田舎です。(笑)
13lunes01
畑の向こうにドメーヌを確かに発見しましたが、やはりストビューでは近づけず。
しかし、このテロワール、雰囲気、好きだな~。


例によって、謎に包まれた(?)サヴォワをGoogle Map上に表しますよ!
一応、該当コミューンなど調べつつ線を引いたのでそんなに悪くないです。(笑)
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まず、Vin-de-SavoieRoussette-de-Savoieはサヴォワほぼ全域が対象です。

Vin-de-Savoieは、ジャケール(Jacquière)、ルーサンヌ(Roussanne)
<サヴォワではBergeronというシノニムで呼びます。>、ルーセット
(Roussette=Altesse)、シャスラ(Chasselas)、グランジェ(Gringet)
<オート・サヴォワ県原産のローカル品種>などを使った辛口白が主体。
モンデュース(Mondeuse)、ペルサン(Persan)などのローカル品種や、
ガメ、ピノ・ノワールを使った赤・ロゼもこのAOCで作られます。

Roussette-de-Savoieは今日のワインですが、Roussette (=Altesse) 100%。
名前からしてルーセットですから当然ですよね。逆にルーセットは、
どれだけサヴォワ全域に広く栽培されているんだってことですよね。

で、Vin-de-SavoieRoussette-de-Savoieは、それぞれ後ろに村名を付け、
そのコミューン単独のAOCを作ります。Roussette-de-Savoie ~ は、
品種がルーセットに決まっていていいんですが、Vin-de-Savoie ~ の場合は、
主要品種が微妙に違ったりとその地域の特色があるのでややこしいです。
全部調べて書きませんが(笑)、例えば、Vin-de-Savoie Ayzeの場合、
主要品種がサヴォワ全体ではマイナーなグランジェ(Gringet)になります。
これら後ろにコミューン名がつくAOCは地図に書き込んでますのでご確認を。

今日の作り手Domaine des 13 Lunesは、Vin-de-Savoie Abymesにあります。
このAOCではジャケール(Jacquière)の白が主流だそうですが、確かにここは、
ジャケール100%のVin-de-Savoie la Mise en Abymesというのも出しています。

~ de Savoieが付かない村名単独のAOCが2つあります。一つがレマン湖近く、
クレピー(Crépy)です。ここはシャスラ(Chasselas)主体(大抵100%)の白。

もう一つがセイセル(Seyssel)で、Roussette (=Altesse) 主体の辛口白です。
ローカル品種のモレット(Molette)100%にするとSeyssel Moletteが表示できます。
セイセルはスパークリングの方が主流でSeyssel Mousseuxという単独AOCです。
モレット(Molette)主体のシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)ですが、
ルーセットを10%以上ブレンドする規定があります。ややこしや~。

地図を描いていて気づきましたが、セイセルはローヌ川を挟んで2つあります。
アン県(Ain)側とオート・サヴォワ県(Haute-Savoie)側どちらもセイセル。
seyssel01
もちろん、どちらもAOC Seysselになりますからご安心を。(笑)


いっぱいローカル品種やら初耳のブドウが出てきたのではないでしょうか。
これ見ても仕方がないですが(笑)一応どんな品種だか雰囲気だけでも…。
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ねっ。違いなんてわかんないよね~。(笑)

ええい!ついでにこれも行っときますか!
13lunes04
とにかく、サヴォワはローカル品種が多くてユニークということだけ、
覚えておきましょう。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_2620
裏ラベルはないですが、よく見ると裏に書くお約束事のようなことは、
表ラベル下の青い部分に書かれていますね。AB、Demeter申請中とも。

裏はインポーターラベルのみでしたので別撮り。
IMG_2621
ヌーヴェル・セレクション公式サイトに今日の作り手の紹介があります。


さあ、抜栓。
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一応コルクは13 Lunes専用品ですが、表面ボロボロ。

コルク平面化しておきます。
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あまり上等なコルクではなさそう。これがビオディナミ?(笑)

Alc.12%。
ゴールドイエロー。
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青リンゴ、花梨、ネーブル。
キラキラした白い花を想像する香り。
爽やかな甘みを感じさせますが、辛口アタック。
白桃、黄桃両方を連想する味わいです。
後味に花梨風味も来ますね。

よく冷やして夏に飲むと最高って気がしました。
サヴォワ、なかなか面白いじゃないの。


*****


Domaine des 13 Lunes
Une Hirondelle
Roussette de Savoie 2018
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Clos Sainte Magdeleine Cassis 2017

プロヴァンスの白と言えば、やはりカシ(Cassis AOC)じゃないでしょうか。
カシはプロヴァンス地方で最初のAOCで、1936年に認証を受けていますが、
AOC法自体が1935年制定なので、いかに昔から銘醸地とされてきたかがわかります。
またプロヴァンスらしく赤やロゼも認められてますが、やはり白が67%を占め、
ロゼは30%、赤に至っては3%しかないです。(そう言われると赤も試したい...笑)


IMG_2554
で、カシで有名な白のひとつがこのクロ・サント・マグドレーヌです。
サック・ザフィロプロ家の4代目ジョナサンさんがワインメーカー。
畑名のSte Magdeleineはフランス各地にあるマドレーヌ寺院のマドレーヌのこと。
いわゆるキリスト教のマグダラのマリアですが、脱線するので詳細は割愛。(笑)


公式ページは写真がいっぱいで見ごたえありますが、ワイン詳細はほぼなし。

仕方がないので、インポーターサイト他の情報に頼ります。
セパージュは、
・マルサンヌ(Marsanne) 45%
・ユニブラン(Ugni Blanc) 30%
・クレレット(Clairette) 20%
・ブールブラン(Bourboulenc) 5%
となっています。マルサンヌとクレレットがAOCカシの主要品種です。
主要品種60%以上、30%以上はマルサンヌでないといけませんが、一応クリアですね。
Ugni BlancもBourboulencも補助品種として当然認められています。
他にPascal Blanc、Sauvignon Blanc、Terret Blancもカシの補助品種です。
Terret Blancだけはなぜか5%以上使っちゃダメとAOCの規定には書いてます。
発酵後、14~18ヶ月間温度管理のできるタンクとコンクリートで貯蔵だそうです。


カシはマルセイユとバンドールの間の海岸沿いにあります。ドメーヌ訪問します。
SteClos02
地中海に面した海岸沿いのすごいところにドメーヌと畑がありました。
トゥーロンから向こうイタリア国境までがコートダジュール(Côte d'Azur)ですが、
手前のカシでも相当海がきれい。作り手訪問で初めて住みたいと思いました。(笑)


公式ページにあまりにきれいな空撮写真があったので貼っておきます。
SteClos03
やはり海風の影響は大きく、毎日塩分をスプレーされるとあります。
作られるワインに独特のヨード化された風味を加えるそうです。


位置関係把握のためプロヴァンスのAOC地図を貼っておきます。
SteClos04
南部ローヌとプロヴァンスを一緒に載せた地図もあったので併せてご紹介。
昔、アヴィニョンからリュベロンの村々経由、コートダジュールに沿った電車で、
ニース、モナコまで旅行をしましたが、その頃から南部ローヌとプロヴァンスは、
同じような雰囲気を持ってるな~と個人的に感じてました。
こういう一体の地図を発見すると、あながち自分の印象は間違ってない気がします。


エチケット平面化画像。
IMG_0018
ユーロリーフとABマーク取得のビオワインですね。

裏ラベルの解説はフランス語なのでGoogle翻訳の画像を貼っておきます。
IMG_0420
「リアルタイムカメラ翻訳」というやつです。ちょっと日本語変ですが。
しかし、便利な世の中ですな~。て言うっか、このブログどんだけGoogle頼り?(笑)


さあ、抜栓。
IMG_2548
いやあ、キャップシール、コルクともに立派です。「13」の意味は不明。

コルク平面化。
IMG_2549
きっちり横にミレジムが打ってあるのでインポーズしておきました。

Alc.13%。
しっかりイエロー。
IMG_2552

パイン、トロピカルフルーツ、黄桃。
香りは多くないんですが南国風の香りです。
微かに甘みを感じる辛口アタック。
フルーティな風味と共にやって来る味は、
しっかりペラくないテクスチャーを感じます。
後味で微妙に苦味も感じるんですが、
雑味ではなく深みを与えてくれています。
これが例の塩味かヨードなのかもしれませんね。

ああ、
これをニースの海岸でブイヤベースに合わせて飲みたいな。
しかし、なぜか我が家の今日の夕食はチャプチェ。(笑)
(これも合うけど…。笑)


*****


Clos Sainte Magdeleine
Cassis Blanc 2018
WWWポイント 79点


Domaine des Huards Romo 2015 Cour-Cheverny

ワインエキスパート受験をしていた頃、気になったワインがいくつかあります。
飲んだこともないワインを無理やり覚えたりする空しい作業がいけないんですが、
大抵マイナーなワインで、ネーミングに興味を覚えるパターンが多いです。(笑)
そんな中で、今日はAOCクール・シュヴルニーを試してみます。
希少なローカル品種、ロモランタン(Romorantin)100%で作られますが、
NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で昔やっていた(2000~2009年)、
ぐ〜チョコランタン」を連想したのは僕だけじゃないはず。(笑)


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ロモランタンはこの地区のみで50haほど栽培されるだけなので本当に希少。
そのうちの8haを今日の作り手、ドメーヌ・デ・ウアーが所有しています。
ドメーヌは1846年から続くこの地の老舗で、7代目ミシェル・ジャンドリエ
(Michel Gendrier)さんが家族経営でロモランタンに情熱を燃やしています。


公式ページはそこそこいい感じ。ロモランタンについても語られています。

AOC Cour-Chevernyは3種類あり、今日のは一番下のレンジ。松竹梅の梅です。(笑)
・ロモランタン 100%
は、このAOCの必須条件です。それをビオディナミを実践して栽培しています。
醸造法については特に触れていません。
インポーターの情報ページを貼っておきます。ついでにご確認を。
テラヴェール


まさにクール・シュヴルニーのコミューンにあるドメーヌ訪問。
Domaine_Huards
まわりも畑です。ここはピノの赤やソーヴィニョンの白も作ってますから、
どれがロモランタンの畑かわかりませんね。


さあ、受験時はいい加減に覚えていた位置関係をしっかり調べますよ~。
対象地域をコミューンで押さえてあった地図を発見したので(地図中右下)、
参考にしながらAOC Cour-ChevernyとAOC Chevernyを書き込みます。
Cheverny_Cour01
AOC Cour-ChevernyはCour-Chevernyのコミューン自体よりかなり広範囲です。
またAOC ChevernyがAOC Cour-Chevernyを内包しているのがわかります。
こうなると品種の違いがAOCを決定します。AOC Cour-Cheverny地域でも、
ソーヴィニヨン・ブランで作るとAOC Chevernyになるわけです。

実際AOC Chevernyはソーヴィニヨン・ブラン主体で、シャルドネ、
シュナン・ブランを補助的に使います。トゥーレーヌでもこの辺りから西へ、
シュナン・ブラン主体からソーヴィニヨン主体へと切り替わっていきますね。
また、このAOCは赤とロゼもあり、ガメとピノ・ノワールが主体です。


いつもの、トゥーレーヌとサントル・ニヴェルネを一枚にした地図。
今回(クール)シュヴルニーのエリアがはっきりしたので修正してます。
ChevernyWRONG
ロモランタンが1519年にブルゴーニュから最初にもたらされたというのが、
その名もロモランタン・ラントネ(Romorantin-Lanthenay)という町で、
クール・シュヴルニーの南西30km。現在そこにはロモランタンはありません。

この地図、フランス全体のこのあたりを切り取ったものです。(四角印)
Loire_C_Nivernais02
エリア毎にAOCを押さえてると、それぞれの位置関係や全体像がわかりません。
たまにこうやってフランス地図を眺めないといけませんね。


エチケット平面化画像。
IMG_2221
ユーロリーフと共にビオディヴァン(BIODYVIN)のマークもありますね。
ビオディヴァンはデメテールと並ぶ厳格なビオディナミ認証機関です。


さあ、抜栓。ぬぬぬ!キャップシールなしです。
IMG_2241
ビオワインっぽいですが、衛生的にどうなんでしょう。(笑)


コルク平面化。
IMG_2242
ドメーヌのシンボルマークですね。

Alc.13%。
蜜のようなゴールド。オレンジ気味かな。
IMG_2243

梨、黄桃、と、それらのシロップ漬け。
かすかにゼラニウムっぽいものも。
総じて爽やかなフルーツを思わせます。
若干酸の乗った辛口アタック。
レモン味のお菓子、カバヤの「ジューC」?(笑)
生き生きした酸がきめ細やかにパレットに広がります。
喉越しからフィニッシュにかけて苦味が出てきますが、
グレープフルーツのようなおいしい酸です。
ロモランタンは酸が特徴的とのことですが、
こういうことなんですね。おもしろい。

しかし、今まで飲んだ数少ない白の中でですが、
例えるものを思いつきません。個性的なんですね。



*****


Michel-Gendrier
Domaine des Huards Romo
2015 Cour-Cheverny
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Paradise Ridge Kanaye The Grape King Chardonnay 2015

リカマンの店頭で東洋人の古びた肖像写真のラベルが目に留まりました。
カナエ...ザ・グレープ・キングとな。長沢鼎(かなえ)とすぐにわかりました。
1865年の薩摩藩英国留学生の一人、後のカリフォルニアの葡萄王、長沢鼎です。
漫画「ソムリエール」の第8巻・第52話がこの「葡萄王」のエピソードでした。
印象深い話で、しっかりと記憶に残ってました。これは試さなきゃです。


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ソムリエールの第52話を読み返しました。かなり詳しく長沢鼎を解説しています。
当時13歳、薩摩藩英国留学生で最年少の長沢鼎(鎖国中のため本名は磯永彦助)は、
なんだかんだ(笑)でロンドンからカリフォルニアに行き着きワイナリーを興します。
ブドウ栽培やワイン作りを極め、そのファウンテングローブというワイナリーを、
カリフォルニア有数のワイナリーに育て上げます。
イギリスに最初に輸出されたカリフォルニアワインはナガサワ・ワインだそうです。
現在のカリフォルニアワインのルーツはなんと日本のサムライにあるという訳です。

1983年にレーガン大統領が来日した際、国会にて「侍から実業家になった長沢鼎は、
私たちの生活を豊かにし、日米友好の歴史の中で特筆すべき」と演説したそうです。
レーガンさんは元カリフォルニア州知事なので「The Grape King」はよく知ってたはず。

ファウンテングローブ・ワイナリーの跡地はナガサワ・パークとなってるそうですが、
畑の一部は今日のワインのパラダイス・リッジ・ワイナリーが継承しています。
パラダイス・リッジは長沢鼎の偉業を称えて、かつて長沢鼎がブドウを育て、
ワインを作ったロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑から生まれるブドウを使い、
このワインをリリースしたんだそうで、2015年は1865年から数え150周年になります。

公式ページは「アメリカあるある」でワイン紹介はショップ兼用です。

在庫のあるラインアップしか載ってなくて、今日のワイン発見できず。
よってインポーターのHotei Winesの情報を見ます。と言っても、
・シャルドネ 100%
フレンチオーク樽で熟成くらいしか情報はないですが。(笑)

それよりも、このパラダイス・リッジ・ワイナリー、2017年の大火(山火事)で、
所在のSanta Rosaの町もろとも焼けてしまったんだそうです。
(現地ではこの大火を「Wine Country Wildfires」と呼んでいるとのこと。)
今ある建物(下写真)は先ごろやっと再建したものだそうです。
PRW01


お約束のGoogle Map訪問。これが入り口ですが、敷地は奥まっています。
ParadiseRidge02
この辺りがナガサワパーク含めファウンテングローブという地区になってます。
畑の中にある「LOVE」のモニュメントが有名らしいです。

Santa RosaからSonoma市街へ向かう途中のKenwoodというところに、
パラダイス・リッジのテイスティングルームも構えているそうです。
ParadiseRidge01
Santa Rosaの市街の北側がファウンテングローブになるわけですね。

Sonoma County AVA(American Viticultural Area)とそのサブリージョンの地図を見ます。
Sebast03
Santa Rosa市街を見つけてください。そのすぐ北がパラダイス・リッジ。
Russian River ValleyとFountaingroveのAVAの境界にあることがわかります。


ラベル平面化画像。
IMG_2059
裏ラベルにはしっかりカナエ・ナガサワの解説があります。


さて、抜栓。
IMG_2128
無印の集成コルクですね。

コルク平面化。URL、メアド、TEL番号入り。(笑)
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パラダイス・リッジはビック(Byck)・ファミリーがやっています。

Alc.13.2%。
ゴールドイエロー。かすかに緑がかってます。
IMG_2130

蜜入りリンゴ、梨。フルーティ。
パンドミ、バニラとしっかり樽香も。
きれいな酸がかすかに乗った辛口アタックです。
コクはあるんですが、酸のおかげで味わいは軽めに感じますね。
フィニッシュまで生き生きした果実感を感じられて楽しめます。

カリフォルニア葡萄王のシャルドネ。
そして薩摩藩士、侍の魂が息づくワイン。
なんとなく満足度が高いです。(笑)


*****


Paradise Ridge
Kanaye The Grape King
Chardonnay 2015
Russian River Valley
Sonoma County
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine de l’Arlot Côte de Nuits Villages Au Leurey 2017

ブルゴーニュ白の経験値を上げるため、ドメーヌ・ド・ラルロの白を開けましょう。
以前Côte de Nuits Villages Clos du Chapeauを試し、相当おいしかったところ。
きっと白もおいしくできる作り手に違いないと見込んでの抜栓であります。(笑)
Côte de Nuits Villagesですから、一応村名AOCであるわけだし…。


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ドメーヌはニュイ・サン・ジョルジュの南側のプルモー・プリセーにあり、
(プルモー・プリセーはAOCニュイ・サン・ジョルジュを名乗れます。)
周りが所有の1級畑クロ・ド・ラルロ(Clos de l'Arlot)に囲まれています。
ドメーヌ名はこの畑から来ています。(Arlotは元々地下を流れていた小川だそう。)


公式ページはカッコいいですが、無駄な効果が多くて少々めんどくさいです。(笑)

さて、今日のワインは道を挟んでドメーヌの真ん前という場所の畑からでした。
このオー・ルーリー(Au Leurey)はもともとはピノ・ノワールの畑でしたが、
2006年にシャルドネに植え替えられたんだそうです。
・シャルドネ 100%
新樽率20~25%の樽で12~15ヶ月の熟成です。


さあ、ドメーヌ訪問。立派な門というか壁ですが、この壁の延長が、
所有畑(モノポール)クロ・ド・ラルロをぐるっと囲う石垣に繋がってます。
Leurey01
そして今日の畑がドメーヌの真ん前です。

公式ページには所有畑の位置が示され、クリックでワイン紹介に飛びます。
Leurey03
畑名もちゃんと書いてあってとっても親切。
前に飲んだクロ・デュ・シャポーにもちゃんとピンが立ってますし、
ロマネ・サン・ヴィヴァンにも区画を持ってるようですね。

いつものLuc Corporation様の地図を拝借してドメーヌと畑の場所を確認。
Leurey02
1級、村名、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、AOCブルゴーニュ、
色分けで分布が非常にわかりやすい。斜面と地層の関係がわかりますね。

そうそう、そのオー・ルーリー(Au Leurey)の畑に行ってみなくては。
Leurey04
いやあ、いい感じです。遠目にドメーヌ・ド・ラルロが見えます。


エチケット平面化画像。
IMG_1988
インポーターシールは透明で控えめで裏ラベルを隠さない優等生。


さあ、抜栓。
IMG_1991
キャップシールのエンボスいい感じです。

コルクも平面化。
IMG_1992
オー・ルーリー専用品ですが横ミレジムはありません。

Alc.13.5%。
イエロー。
IMG_1993

梨、青リンゴ、バター、最初シーチキンっぽかった。(笑)
しっかりと樽が効いている印象です。
まったりとした辛口アタック。
酸も生き生きしてるのに気づきます。
芯は柑橘系のコンク。
苦味もかすかにあって全体的に複雑な感じがし、
エレガントと評してもいいようなまとまりに帰結します。
まったり余韻も長いです。
あとは酸の評価ですね。
もう少し寝かしてもよかったかもしれません。


*****


Domaine de l’Arlot
Côte de Nuits Villages
Au Leurey 2017
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WhiteWhiteWine01

Logodaj Selection Chardonnay & Vermentino 2015

以前、意外においしかったブルガリアのお手頃ワイン、ロゴダジです。
前のはカベソー・カベフラ・メルローのボルドー・ブレンドでしたが、
今日はロゴダジの白(シャルドネとヴェルメンティーノ)を試します。
「赤をおいしく作れる生産者は、白もおいしく作れるのか?」という、
命題の検証でもあります。(笑)


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ロゴダジは1994年創業で、ブルガリアではトップ10に入る生産量だそうです。

 
公式ページは相変わらずブルガリア~ンな雰囲気が漂っています。
Logbann
れれれ、シャルドネは載ってるんですが、ヴェルメンティーノとのブレンドではありません。
ヴェルメンティーノはサルデーニャ島などイタリアで多い品種ですが、ブルガリアでもやってるんですね。
とにかくセパージュはネット情報で、
・シャルドネ 60%
・ヴェルメンティーノ 40%
らしいので、ヴェルメンティーノは結構ガッツリ入ってますね。
熟成は、シャルドネがステンレスタンクで発酵・熟成なので同じでしょう。

 
さて、再度Google Mapで訪問。やっぱりのタンクしか見えません。ショボい…。
Logo02
反対側に事務所なりがあり試飲とかやってそうですが、ストビューで近寄れず。

ブルガリア南西部のストゥルマ・ヴァレー(Struma Valley)に位置し、
北マケドニアとの国境まで車で15分とすぐのところです。
Logo01
ボルドーの緯度と比べる線を入れましたが、割と南にあります。
イタリアのトスカーナくらい。


ラベル平面化画像。
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さて、スクリュー回転。
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Alc.12.5%。
ゴールドイエロー。
IMG_1708

洋梨、蜜入りリンゴ、ライム、華やかな香りです。
酸味が乗った辛口アタック。
薄めのライム系の味、薄っぺらさは否めなません。
う~ん、残念。

赤がおいしいところの白がおいしいとは限らない、
ということがわかりました。(笑)


*****


Logodaj
Selection
Chardonnay & Vermentino 2015
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WhiteWhiteWine01

Joostenberg Noble Late Harvest 2018 Chenin Blanc

南アフリカ、Joostenbergが作るシュナン・ブランの貴腐ワインです。
Joostenbergは以前もコストコでゲットしたカベソーを試しています。
そう、今日のこれもコストコで売っていました。(笑)
フランス、ロワールでもコトー・デュ・レイヨン(Coteaux du Layon)など、
シュナン・ブランの極甘口が有名ですね。これはまだ試したことがないですが、
南アフリカの極甘口シュナン・ブランをいただくと、また課題が増えます。(笑)


IMG_1641
小ぶりのハーフボトルなのですが、この方がキラキラきれいに見えます。


公式ページでワイン情報確認します。

このワインも主要ラインアップとしてちゃんと紹介されています。
ミレジム毎のデータシート完備なのですが、残念ながら2015年以降更新されてません。
まあ、2018年も大差はないでしょう。
・シュナン・ブラン 100%
オーガニック栽培の樹齢29年の自社畑からです。
2015年は11回に渡り収穫をしたそうです。というのも、一粒づつ、
ちゃんと貴腐化して乾燥した果実だけを選ぶからだそうです。
除梗なしで自然酵母を使ってオークの旧樽で発酵させます。
そのまま9ヶ月熟成させボトル詰めされます。なかなかお手間入り。


ワイナリー訪問。幹線道路から遠目に見るだけ。近づけず。(笑)
Joostenberg01
ステレンボッシュの「Muldersvlei」という町です。
場所的にはパールとステレンボッシュの間くらいです。

裏ラベルを見ると、W.O.(Wine of Origin)はパール(Paarl)になってるんですが、
Joostenbergの所在地からすればステレンボッシュ(Stellenbosch)のはず。
正確な畑の場所が不明なので南アフリカのワインマップを貼ってお茶を濁します。
Joosten01
まあ、パールとステレンボッシュの際々にあるってことですね。(赤マル)
両方の畑からブレンドすると、広域のW.O. Western Capeになるのかな?


ラベル平面化画像。
IMG_1477
結構、透明ボトルの平面化は難しい。ましてやハーフボトルとなると。


さて、抜栓です。
IMG_1642
集成コルクですが、すごく小さく「DIAM」の表示がありました。

ネックにはこんなシールが貼ってました。Tim Atkinの93点ってすごいのかな?
IMG_1643
いつものSWSA (Sustainable Wine South Africa)認証ラベルと違いますが、
シールサーチのページでこのシールの番号(8669-780010)を入力すると、
このワインの素性が検索できました。

Alc.13.5%
濃い蜜色のゴールドイエロー。
IMG_1639

花梨、マーマレード、レモンピール。
サラッとした口当たりにサラッとした甘さ。
味わいは、やはり花梨の風味です。
喉越しでごくかすかな苦味はいいアクセント。
甘ったる過ぎないからスルスルいけます。

で、
すっごくニコラ・ジョリーのシュナン・ブランを連想します。
同じ品種なので、当たり前のようではありますが、
今まで別物の印象だった南アフリカのシュナン・ブランが、
自分の中で初めてロワールのものと繋がりました。


*****


Joostenberg
Noble Late Harvest 2018
Chenin Blanc
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Joachim Flick Hochheimer Königin Victoriaberg 2016 Riesling Trocken

リースリングを物色していると、ちょっと派手目のラベルが目に入りました。
おまけにネックに鷲のマーク。VDP.エアステ・ラーゲ(VDP. Erste Lage)ですね。
ドイツでの1級畑に相当する格付けの銘醸畑ということです。思わずこれに決定。
あとでわかりましたが、英国ヴィクトリア女王の名前を冠した超有名畑でした。


IMG_1551
1845年に英国ヴィクトリア女王がこの地を訪れ、ワインにむっちゃ感動。
同年12月5日に証明書を発行し、畑に女王の名前をつけることを許可しました。
1854年にはラベルのイラストにある記念碑(現存)が建てられています。


今日の作り手、ヨアヒム・フリック家は2010年にこの畑を購入。モノポールです。
公式ページはワイナリー情報は豊富ながら、ワイン情報はショップページのみで貧弱。

・リースリング 100%
熟成は、40%はステンレスタンクで、60%はオークの大樽で5ヶ月のようです。


ワイナリーと畑の場所は突き止めました。黄色で示しています。
flick01
フランクフルトからライン川に注ぎ込むマイン川のほとりですね。
ここもラインガウになるんですね。よって、いつもより広域の地図です。

上の地図中の白い四角で囲った部分を拡大するとこんな感じ。
flick02
マイン川沿いの細長い畑がHochheimer Königin Victoriabergの畑です。
ラベルにも描かれている記念碑が川に向かって立っています。

フランクフルト空港の近くですが他にもいい畑がたくさんありそうですね。
出張時は空港とライン川沿いのヴィースバーデンまでの往復でしたから、
すぐ近くを何度も通っていたわけです。


ラベル平面化画像。美しいです。手描きのイラスト調なのも素敵。
IMG_1415
裏には英語でちゃんと畑名のいわれが書かれています。

なのに、何ですかこのインポーターシールの貼り方は。丸隠し…。
IMG_1414
頼みますよ~、モトックスさん。


さあ、抜栓ならぬ、スクリュー回転。
IMG_1549
VDPのエアステラーゲはこんな風にネックに表示。

VDPは「ドイツ高品質ワイン醸造家協会」で、1910年に独自に審査・認定を始め、
畑に格付けをしています。畑、テロワール重視のフランス式ってことですね。
写真にあるように、キャップシールのVDPロゴ(鷲のマーク)を入れた上で、
以下の等級を表記することになります。
・Gutswein(グーツヴァイン)・・・地域名ワイン
・Ortswein(オルツヴァイン)・・・村名ワイン
・Erste Lage(エアステ・ラーゲ)・・・1級畑ワイン
・Grosse Lage(グローセ・ラーゲ)・・・特級畑ワイン
 この特級畑からの辛口ワインには、特に、
・Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)・・・“Grand Cru”
 と表記され、Qualitätswein trockenが併記されます。

Alc.12.5%。
しっかりしたイエローゴールドです。
IMG_1550

洋梨、花梨、めっちゃペトロールきますね。
パンドミー。樽は効いていますね。
キレのいい酸を乗せた辛口アタック。
青リンゴ的味わいは、コクもあってなかなかの貫禄。
喉越しから余韻にかけてもいい酸を楽しめる感じです。
ヴィクトリア女王ほどの感動なのかは定かではないですが。(笑)


*****


Weingut Joachim Flick
Hochheimer Königin Victoriaberg 2016
Riesling Trocken
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Tenuta Cucco Langue Chardonnay 2017

セッラルンガ・ダルバ城のすぐそばにあるテヌータ・クッコ。
以前ランゲ・ロッソを試しておいしかったので、バローロもストックしてます。
いずれもリカマンで購入。時々割引になるのでついつい手を出してしまいます。(笑)
同じくテヌータ・クッコのランゲ・シャルドネをまたリカマンで発見したので、
今日はバローロを抜栓する前にこちらをお試ししておこうということにしました。


IMG_1359
Langhe DOCは1994年制定、白ワイン用品種は以下が認められています。
Arneis、Chardonnay、Favorita、Nascetta、Riesling、Rossese Bianco、
Sauvignon Blanc。品種名を併記するには、85%以上の使用が必要です。
アルネイスやファヴォリータ、ナシェッタなどローカル品種もありますが、
国際品種もガッツリやってそうですね。


公式ページはしっかりしていますが、ワイン情報は淡泊。

今日のワインは、
・シャルドネ 100%
手摘み収穫。発酵・熟成はステンレスタンクとフレンチオーク樽併用。
期間は12ヶ月です。
フレッシュさ保つためマロラクティック発酵は行わないそうです。


DOCバローロの地域にあるセッラルンガ・ダルバへ行ってみます。
集落はセッラルンガ・ダルバ城の周りのこじんまりしたものです。
そのかなりの部分がテヌータ・クッコの敷地・建物になっています。
Cucco02
すぐ隣に教会があるのですが、そこもテヌータ・クッコです。
その名もサン・セバスティアーノ教会(Chiesa di San Sebastiano nel Borgo)。

セッラルンガ・ダルバの位置関係をGoogle Mapで確認しておきます。
Cucco01


ラベル平面化画像。
IMG_1273
サン・セバスティアーノ教会のフレスコ画があしらわれています。
この「天使の楽隊」のフレスコ画はシンボルとして各ワインラベルに使われてます。

その教会とフレスコ画の写真を貼っておきましょう。
SanSebastiano
この教会がテヌータ・クッコの一部だと言いますから驚きですね。


さあ、抜栓。
IMG_1401
Cork Supply社のテクニカルコルク(Vinc+)です。

コルクも平面化。
IMG_1357

Alc.13.5%。
濃い目のイエロー。
IMG_1358

白い花、バニラ、バター。
果実的な香りは弱く、樽がかなり効いてる感じです。
酸味のある辛口アタック。
マイルドな酸は甘みもかすかに感じさせます。
マロラクティック発酵していない効果でしょうね。
味わいは豊かでいい感じです。
ミネラル感もあります。


*****


Tenuta Cucco
Langue Chardonnay 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Franken Müller-Thurgau trocken 2017

特徴的なボックスボイテルのボトルです。ドイツのフランケン専用でしたね。
以前同じ所のドミナを試してますが、今日は王道ミュラー・トゥルガウをいただきます。
そう、これもKALDIに置いてあるやつです。(笑)


IMG_1303
この「GWF」というのは「Gebietswinzergenossenschaft Franken」の略、
つまり、「フランケン・ワイン協同組合」ということでしたね。


公式ページはきれいですが、ショップ兼用、協同組合らしい感じです。
英語表示の切替ボタンを押すと、なんとGoogle翻訳されるという手抜きですが。(笑)

カルディで売ってるシリーズは一番下のレンジなのか公式ページには見当たりません。
まあ、ミュラー・トゥルガウ100%で、樽はないでしょうからいいんですけどね。

ミュラー・トゥルガウは、1882年にトゥルガウ出身のスイス人植物学者、
ヘルマン・ミュラー教授がドイツのガイゼンハイム研究所で開発した交配品種ながら、
今ではリースリングに次いでドイツで2番目に生産される代表品種になっています。
で、フランケンでは、土着のシルヴァーナーを抜いて一番生産される品種です。
<*2017年データ:Müller-Thurgau (25.9%)、Silvaner (24.3%)、Bacchus (12.2%) >

ミュラー・トゥルガウはリースリングxシルヴァーナーの交配種など諸説ありましたが、
最新の解析では、リースリングxマドレーヌ・ロワイヤルの交配種と判明しています。
(マドレーヌ・ロワイヤルは、ピノ・ノワールとトロリンガーの交配品種)


ワイナリー訪問といきたいですが、協同組合なのでどこへ行けばよいやら。(笑)
2,100の生産者が会員で、総畑面積も1,200ヘクタールあるそうで。
Frank01
ドイツワインのサイトからフランケンの風景を貼ってお茶を濁します。


ついでにフランケンをもう少し深堀りしておきます。
やはり「川起点」で考えます。マイン川がフランケンを貫いてますね。
シュヴァインフルトから大きく蛇行してフランクフルトの手前までの河畔です。
Frank02
フランケンは大きく3つのベライヒに分類されます。
一番西側、フランクフルト寄りが、
Mainviereck(マインフィアエック/四角地区 )
真ん中のヴュルツブルクを含む三角形の地帯が、
Maindreieck(マインドライエック/三角地区)
一番東側、四角でも三角でもないのが、(笑)
Steigerwald(シュタイガーヴァルト )

ややこしいのが、これ以外に、タウバー川沿いのベライヒが、
Tauberfranken(タウバーフランケン)といってバーデン地方に属します。
また、遠く離れたボーデン湖の北岸東側にBayerischer Bodenseeがあり、
これはフランケンの飛び地のベライヒになっています。ややこしや。


ややこしついでに、13あるドイツの特定生産地帯(Bestimmtes Anbaugebiet)を俯瞰。
ドイツワインの地図もあまりいいのがネットでころがってないんですよね。
German02
(いつか怒られそうですがお馴染みワインフォリーの地図です。)

これはまた違うやつで日本語ですが、なんだかクリソツ。
German01
みんな、あちこちパクりまくりなんでしょうか。
なんとなくわかりました? フランケンにあるバーデン、タウバーフランケンと、
バーデンのベライヒ、ボデンズィー近くのバイエリッシャー・ボーデンズィー


ボックスボイテルはラベル平面化撮影しなくても平面です。(笑)
IMG_0950
PrädikatsweinKabinettなので最低エクスレ度(果汁糖度)は67度。
(1リットルの水より何グラム重いか=1リットル当たりの糖度)
しかし、Trockenなので最高残糖分9g/l以下の辛口ワインに仕上げてあります。


さて、スクリュー回転。
IMG_1304
キャップは一応マーク入り。

Alc.11.5%。
イエローです。
IMG_1301

青リンゴ、華やかな香りは白ユリかな。
甘さは本当にかすかで食事に合わせるのに程よい印象。
ニュートラルなフルーティさを感じる味です。
飛び抜けた特徴がない感じですが、それが特徴とも言えそう。
あっさりなのに安っぽさがないのがいいですね。
後味もクリアでよろしい。


*****


Franken Müller-Thurgau
trocken 2017
Prädikatswein Kabinett
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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