Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

WWWポイント:80点

Castello della Sala Muffato della Sala 2014

アンティノリがウンブリア州に展開するCastello della Sala
前にシャルドネピノ・ネロ(ピノ・ノワール)を試していますが、
その時に極甘口の貴腐ワインも試していましたので記事にしておきます。
その名もムッファート・デラ・サラ(Muffato della Sala)といいます。
因みにパーカーおじさんはこの2014年に92点をつけています。


IMG_0539
貴重な貴腐ワインですからね。500mlの小ぶりのボトルになってます。


公式ページはアンティノリのサイトの中です。

一応ミレジムごとにデータシートもあるんですが、セパージュ詳細は不明。
主体は、
・ソーヴィニヨン・ブラン  60%
で、その他40%が以下のブレンドになっています。
・グレケット (Grechetto)
・セミヨン  
・ゲヴュルツトラミネール 
・リースリング
貴腐菌(Botrytis Cinerea)の付き具合にも依るでしょうから、
毎年比率は変わるんでしょう。でもこれだけの品種全部が貴腐化するのかな?
グレケットはウンブリアの土着品種でシャルドネにもブレンドしてましたね。


ワイナリー訪問は前にもやってますが、名前の通り「サラ城」でしたね。
Umbria00
2010年に一新された最新のGravity Flowシステムがこの中にあります。
醸造工程が進むにつれ建物の下へ降りていく構造で、
最終的にお城の地下30mのセラーにて熟成されるといいます。

アンティノリのサイトから、各地で展開するワイナリーの地図です。
Anti01

ウンブリア州とサラ城の位置関係はGoogle Map上に転記しておきました。
Umbria01
そろそろイタリア全州と主要都市が頭に入ってきましたよ。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_0535
裏ラベルのイタリア語を見ると貴腐菌はMuffa Nobileと言うみたいですね。
Muffaはカビですから、ワイン名のMuffatoもここから来てるわけですね。


さあ、いただきます。
Alc.12.5%。
蜜のようなゴールドです。
IMG_0544

花梨、白桃の香り。
上品な甘さですね。
かすかな苦味も深みに感じます。
単純に美味しいと感じますし、
甘さもソーテルヌなんかのように非常に上品です。
こういう気品を感じる極甘口には、
白ワイン(WWWポイント)の最高点80点がつきます。


*****


Castello della Sala
Muffato della Sala 2014
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Domaine Pierre Labet Bourgogne Chardonnay 2017 Vieilles Vignes

リカマンの30%OFFセールで(笑)ブルゴーニュのピノを物色していると、
赤・白出してるところで赤より白の評価が結構高い作り手がいくつかありました。
(いつもDelectableというラベルのスキャンで検索できるアプリを使ってます。)
たまにはブルゴーニュのおいしいシャルドネも試さないとね…ということで、
そんな中でこの作り手の白をチョイス。お調べ&お試ししますよ。


IMG_0734
ドメーヌ・ピエール・ラベ。所在はボーヌとなってます。
グラン・クリュ、クロ・ド・ヴージョの最大の所有者(5.5ha、全体の10%)、
シャトー・ド・ラ・トゥールのオーナー、フランソワ・ラベが、
父ピエール・ラベから引き継いだラベ家のドメーヌだそうで、
コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの畑(約9ha)からのブドウを、
なんとシャトー・ド・ラトゥールで醸造しているんだそうで。


困ったことに、
Domaine Pierre Labetどころか、Château de la Tourの公式サイトもありません。
こうなったらネット情報頼りです。
・シャルドネ 100%
は当然として、VVと言うだけあってボーヌ村の樹齢約40年のブドウだそうです。
野生酵母で18℃で9週間かけ350L樽(新樽率25%)にて発酵。19ヶ月熟成とのこと。


シャトー・ド・ラトゥールを訪問しておきます。
Chateau_de_La_Tour01
クロ・ド・ヴージョのすごいところにありますね。さすが最大畑所有者です。
Clos de Vougeotについては以前ドルーアン・ラローズを試した際に掘り下げてますので、
そちらをご参照ください。


エチケット平面化画像。
IMG_0723
裏ラベルもあまり情報なし。ビオロジックみたいなことしてますとか。


さあ、抜栓です。
IMG_0730
キャップのエンボス、横ミレジムのドメーヌ専用コルク。上出来です。

コルクも平面化。
IMG_0731
エチケットと同じ鳥の紋章入り。

Alc.13%。
黄色に少しみどりっ気。
IMG_0732

リンゴ、白い花、蜜、かすかなヴァニラ。
果実味乗った辛口アタックです。
酸味もなかなか効いていますが、
けっして邪魔しない酸は優秀ですね。
芯に桃のような甘みを感じるのがチャーミング。

うん、楽しめる白です。何気に最高点つけておきます。
ブルゴーニュの白も飲まないといけないですね。


*****


Domaine Pierre Labet
Bourgogne Chardonnay 2017
Vieilles Vignes
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Nicolas JOLY Savennières Les Vieux Clos 2016

ビオディナミの第一人者であり、フランスの5大白ワインにも入るという、
Coulée de Serrantの畑を単独所有するニコラ・ジョリー。
ロワールのシュナン・ブランで探してただけでしたが、結局これをゲット。
ニコラ・ジョリーが出すAOC Savennièresのシュナン・ブランです。


IMG_9946
大失敗でした。まさか10月に入って最高気温32度を記録するなんて…。
今回ネットで買ったのですが、まさかまだクール便が必要だったとは…。
そう、エチケットが汚れていますが、案の定「吹かして」しまいました。
なんということでしょう。正常な味ではなくなってるかもしれません…。


公式ページはよく出来ていて、ゲストブックなんかもあって意欲的な感じ。

そして、とうとうとビオディナミを解説しています。やはり先駆者であり実践者です。
(ビオディナミに関する二コラさんの著書の紹介ページもありますよ。)
神がかり的で宗教的な雰囲気もあるビオディナミには個人的には懐疑的ですが、
畑のテロワールの根源である細菌を殺さないためであるとか、太陽と月の運航が、
自然な畑と繋がってないわけがないじゃないか!とかの論説に妙な説得力があります。

さて、今日のサヴニエール・レ・ヴュー・クロですが、
二コラ・ジョリーの代名詞であるAOC Coulée de Serrantや、
AOC Savennières Roche aux Moines以外に所有する、AOC Savennièresの畑からです。
この畑は東向き斜面でブドウの熟成度は他の2つのAOCより少し劣るそうですが、
同じ地質、若木(20年)ながら同じ苗木(Coulée de Serrantから切り出し)であり、
そして何と言っても、Coulée de Serrantと同じ情熱で作ってるそうです。(笑)
当然ながらのシュナン・ブラン100%、発酵はタンクと樽の併用です。

裏ラベルにも書いてあるのですが、このワインの若くて控えめな香りを目覚めさせるため、
デキャンタージュが必須となっています。
今回不覚にも「吹かせて」しまいましたが、「偶然の自然デキャンタージュ」として、
いい方に効果が出てるといいんですがね。(笑)


ワイナリー訪問してみます。
NicolasJOLY01
二コラ・ジョリーのジョリー家が所有するシャトーですが、
名称をシャトー・ド・ラ・ロッシュ・オー・モワンヌといいます。
すぐ横が例のクレ・ド・セランの畑です。
ジョリー家のモノポール(単独所有)であり、かつ単独畑名のAOCです。
ロマネ・コンティと同じ数少ないパターンです。ゴイゴイスー。

場所はアンジェの近く、ロワール川の右岸になります。
NicolasJOLY02
自作ロワール・マップに白で示しましたので、拡大してご確認ください。


エチケット平面化画像。
IMG_9939
「できるなら絶対デキャンタしろ」と書いてます。「オリは品質の印」とも。


さあ、抜栓。やっぱり、コルクの横も濡れてます。
IMG_9942
キャップシールのてっぺんは白ですが、横にマークが入っています。

コルクも平面化。ここにもシャトーのマーク入り。
IMG_9943
コルクのミレジム表示も貼りつけておきました。

Alc.15%。けっこうなアルコール度数です。
濃いめのイエローゴールド。
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黄桃、ハチミツ、花梨、微妙にパイン。
すごい。圧倒的な香りです。
南アフリカのシュナン・ブラン的か、それ以上?
吹きこぼれによる「なんちゃってデキャンタ」のお陰かも。(笑)
甘さと酸味が絡み合った口当たりです。
すぐにアルコール感が喉に広がります。
何とも言えない厚みを感じる味は、ちょっぴりイチゴ風味。
吹いたから本来の味ではないかも…という不安はあるものの、
とても濃く美味しい。(笑)

酸が穏やかなのを実感しながらフルーツ感が最後まで続きます。
正直おどろきました。これがビオディナミ?
南アフリカのシュナン・ブランよりパワフルに感じましたよ。


*****


Nicolas JOLY
Savennières Les Vieux Clos 2016
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Schloss Vollrads Auslese Rheingau Riesling 2011

シュロス・フォルラーツ(Schloss Vollrads)の生産者イベントです。
ドイツに5つしかない特別特級単一畑(偉大過ぎて村名抜き畑名だけで名乗れる)、
オルツタイルラーゲ(Ortsteillage)のうちの一つです。ゴイゴイスー。
そこの最高責任者Dr. Rowald Heppさんの解説を聞きながら、その方いわく、
「ひとつの畑、ひとつの作り手、ひとつの品種(リースリング)、そこからの、
5つの異なったワインを味わう」という興味津々、夢のような企画です。


IMG_9258
最終はアウスレーゼ。プラディカーツヴァインでの位も上がってきましたよ。
「Auslese」とは「選りすぐり」ですから、よく熟した「房」を選択的に収穫します。
ちなみに「Beerenauslese」のBeerenはベリー(粒)のことで、
アウスレーゼより上質になるよう「粒選り」することがわかります。

いずれにしても、このランク辺りから、遅摘み(収穫を遅らせる)なので、
非常にリスキーで貴重なワインと言えます。


くどいようですが、プラディカーツヴァイン(Prädikatswein)のおさらい。
この下のQbA(クーベーアー、特定産地上質ワイン)は補糖が認められていますが、
Prädikatswein(旧称QmP/Qualitätswein mit Prädikat)は全く許されていません。
Auslese

・Kabinett:通常収穫の完熟ブドウ(最低エクスレ度:67〜82)
・Spätlese:Kabinettより7日間以上遅い遅摘み(最低エクスレ度:76〜90)
Auslese:Spätleseより糖度の高い房選り収穫(最低エクスレ度:83〜100)
・Beerenauslese:より過熟した粒選り収穫(最低エクスレ度:110〜128)
・Trockenbeerenauslese:主に貴腐により干しブドウ化(最低エクスレ度:150〜154)
・Eiswein:樹上で自然凍結したブドウを使用(最低エクスレ度:110〜128)

エクスレ度はモスト量(Mostgewicht)を表すもので、
モスト(未発酵葡萄搾汁)の糖度は規定するものであって、
最終のワインの糖度を表すものではないということでしたね。

尚、最低アルコール度数というのもPrädikatsweinでは規定されていて、
KabinettからAusleseまでは7%。(Trocken)beerenauslese、Eisweinは5.5%です。


これで、同じ作り手・畑の5つの違うリースリングを全部いただきました。
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仕事柄ドイツに行くことが多く昔から相当リースリングは飲んでますが、
今回のような比較試飲は初めてで改めてリースリングの懐の深さを知りました。


いつもOestrich-Winkel駅を通り越しRüdesheimまで行ってましたからね。
SchlosVollrads04
次機会があればシュロス・フォルラーツへ行こうと誓うのでした。


ラベル平面化画像。
IMG_9274
甘口上等ワインはハーフボトルですね。


さあ、いただきます。
Alc.7.5%。アルコール低し。甘味はかなりの予感。
明るめのゴールド。
IMG_9278

黄色系の果実味。アプリコット。
煮詰まったライム?って表現はおかしいでしょうか。(笑)
爽やかな果実味は残ってます。
甘いアタック。ストレートな甘さです。
喉をくすぐる甘さは決して甘すぎない感じ。

ハチミツかけたブルーチーズと一緒にと言われたのでやってみると…
何だこれ、ハーモニー過ぎる!(笑)
今度家でもやってみようっと。

ブルーチーズにハチミツだけでも美味しい気がしますが…


*****


Schloss Vollrads
Auslese Rheingau Riesling 2011 
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Schloss Vollrads Schlossberg 2015 Grosses Gewächs

シュロス・フォルラーツ(Schloss Vollrads)の生産者イベントです。
ドイツに5つしかない特別特級単一畑(偉大過ぎて村名抜き畑名だけで名乗れる)、
オルツタイルラーゲ(Ortsteillage)のうちの一つです。ゴイゴイスー。
そこの最高責任者Dr. Rowald Heppさんの解説を聞きながら、その方いわく、
「ひとつの畑、ひとつの作り手、ひとつの品種(リースリング)、そこからの、
5つの異なったワインを味わう」という興味津々、夢のような企画です。


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まずはVDP*格付け最高峰、GG(Großes Gewächss=Great Growthの意)、
シュロスベルグというシュロス・フォルラーツの特級単一畑からの一本。


VDP (ファーデーペー、Verband Deutscher Prädikatsweingüter)について、
おさらいをしておきましょう。
ドイツのQbAやPrädikatsweinの等級は甘さが基準で品質自体がわかりにくいですね。
そこで、VDP(ドイツ高品質ワイン醸造家協会)が1910年に独自に審査・認定を始め、
畑に格付けをしています。テロワール重視のフランス式ってことですね。
写真にあるように、キャップシールのVDPロゴ(鷲のマーク)を入れた上で、
以下の等級を表記することになります。
・Gutswein(グーツヴァイン)・・・地域名ワイン
・Ortswein(オルツヴァイン)・・・村名ワイン
・Erste Lage(エアステ・ラーゲ)・・・1級畑ワイン
・Grosse Lage(グローセ・ラーゲ)・・・特級畑ワイン
 この特級畑からの辛口ワインには、特に、
・Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)・・・“Grand Cru”
 と表記され(今日のワインではGG)、Qualitätswein trockenが併記されます。
(後に載せてある裏ラベルをご参照…。)

ややこしいですが、これら等級を図示するとこんな感じです。
GG
VDP等級が全部Prädikatsweinの範疇に入るかは疑問ですが…。
Grosses Gewächs(GG)に併記されるのが「Qualitätswein trocken」ですからね。


シュロスベルグは別格ですが、同時にこれらと一緒に試したわけです。
IMG_9279
泡のゼクトから、並ワインのカビネット、甘口シュペートレーゼ、アウスレーゼまで。


最初に、このシュロス・フォルラーツ(Schloss Vollrads)という生産者は、
ドイツに5つしかないオルツタイルラーゲ(Ortsteillage)のうちの一つ
(偉大過ぎて村名なしで畑名だけで名乗れるワイン)と書きましたが、
残りの4つも含め以下に全列挙しておきます。

<まず、ラインガウに4つ>
・Schloss Vollrads(シュロス・フォルラーツ)…Winkel(Oestrich-Winkel)
・Steinberg(シュタインベルク)…Hattenheim
・Schloss Johannisberg(シュロス・ヨハニスベルク)…Geisenheim
・Schloss Reichartshausen(シュロス・ライヒァルツハウゼン)…Oestrich(Oestrich-Winkel)
<1つだけモーゼル>
Scharzhofberg(シャルツホフベルク)…Wiltingen 

以上の5つです。フランスで言えば5大シャトーって感じですね。
ちなみにワイン名は、Schloss Vollrads以外は「-er」がついて、
Scharzhofberger(シャルツホーフベルガー)とかSchloss Reichartshausener(シュロス・ライヒァルツハウゼナー)みたいになります。


ワイナリー訪問。
SchlosVollrads01
実は仕事でよく行く、Wiesbadenという町のすぐ近く。
するとRowaldさんは名刺をくれて、「ぜひ寄ってくれ」とのこと。
ビジネスでしょうが(笑)気さくな人です。今度行きますからね~。


冷やされていたのでラベルべろべろですが平面化撮影。
IMG_9269
裏ラベル表記に注目。Schlossberg GG(Grosses Gewächs)のあと、
VDP. Grosse Lage(特級畑)とQualitätswein trockenが併記されてます。
そして、特定生産地帯のラインガウ、品種のリースリングと続きます。


さて、いただいてみましょう。
Alc.13.0%。淡い黄色です。
青リンゴ、ライムを弱く感じ、イチジクの様な複雑な風味が加わります。
ペトロール感はあまりないですね。
IMG_9265

Rowaldさん曰く、
シュロスベルクという単一畑はVVで根が深いわけで、
地中深い所のミネラルを吸い上げるそうです。
確かにミネラル感半端ないですね。
甘み感じるアタックなんですが、でも甘くない。
複雑な味を味わってると、やはりかすかな甘みが出てきます。
味の構造を楽しめるリースリングとは…初めての経験かもしれません。
一緒に出てきたソーセージに合うな〜。(笑)
余韻、後味に酸が締めにかかります。
上等な赤でよくある、ストーリーのある味わいです。
あっぱれ。

白は80点満点としてるので、これ以上は付けられませんが、
ただの80点ではないですよ。
次に続きます。


*****


Schloss Vollrads
Schlossberg 2015 Großes Gewächss
Rheingau Riesling
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Lucien Lurton & Fils Garonnelles 2015 Sauternes

究極の貴腐ワイン、シャトー・ディケムはそりゃあ美味しいです。
しかし、庶民は毎日パカパカ飲むわけにはいきません。(笑)
そこで、やまやでお手頃だったルシアン・リュルトンのAOCソーテルヌ。
これがそこそこ美味しければ、ありがたいんですが…。


IMG_8876


ボルドーの名だたるシャトーを持つリュルトン家。
3代目ルシアン・リュルトンは多くの格付けシャトーを繁栄させましたが、
1992年に10人の息子・娘に引き継がせ今に至るとのこと。
今日のワインの「Lucien Lurton & Fils」を調べてみたものの実態よくわからず。
昔マルゴーに住所があったようですが、今はどこなのか突きとめられず。

Lurton家のホームページはそれぞれのリュルトンさんのことは詳しいんですが。

このページのそれぞれのリュルトンさんの写真をクリックすると所有シャトーがわかります。
すごいですよ。ここもあんたらのかいな~!ってなります。(笑)


しかたがないのでネットでワインを調べます。
・セミヨン(Sémillon)100%ということはわかりました。
畑その他は不明ですね。
AOCソーテルヌですから、ソーテルヌかバルサック、プレイニャック(Preignac)、
ファルグ(Fargues)、ボンム(Bommes)の5つの村のどこかでしょうけどね。
(バルサック村はAOCバルサックも名乗ることができます。)

参考に以前作ったソーテルヌの地図を再掲します。
Sauternes02
マル印のシャトー・ディケムは別格の特別第1級。ひとつしかありません。
普通の第1級は11シャトーあり、一応全部地図上に示しています。

第1級11シャトーを上げておきます。
・CH.ラ・トゥール・ブランシュ(Ch. La Tour Blanche)<Bommes>
・CH.ラフォリ・ペラゲ(Ch. Lafaurie Peyraguey)<Bommes>
・CH.クロ・オー・ペラゲ(Ch. Clos Haut Peyraguey)<Bommes>
・CH.ド・レイヌ・ヴィニョ(Ch. Rayne Vigneau)<Bommes>
・CH.ラボー・プロミ(Ch. Rabaud Promis)<Bommes>
・CH.シガラ・ラボー(Ch. Sigalas Rabaud)<Bommes>
・CH.クーテ(Ch. Coutet)<Barsac>
・CH.クリマン(Ch. Climens)<Barsac>
・CH.スデュィロー(Ch. Suduiraut)<Preignac>
・CH.ギロー(Ch. Guiraud)<Sauternes>
・CH.リューセック(Ch. Rieussec)<Fargues>

参考までに今回は第2級も上げておきましょう。(笑)
・CH.ダルシュ(Ch. d’Arche)<Sauternes>
・CH.ブルーステ(Ch. Broustet)<Barsac>
・CH.カイユー(Ch. Caillou)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デーヌ(Ch. Doisy-Daëne)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デュブロカ(Ch. Doisy-Dubroca)<Barsac>
・CH.ドワジィ・ヴェドリーヌ(Ch. Doisy-Védrines)<Barsac>
・CH.フィロー(Ch. Filhot)<Sauternes>
・CH.ラモット・デスプジョル(Ch. Lamothe-Despujols)<Sauternes>
・CH.ラモット・ギニャール(Ch. Lamothe-Guignard)<Sauternes>
・CH.ド・マル(Ch. de Malle)<Preignac>
・CH.ド・ミラ(Ch. de Myrat)<Barsac>
・CH.ネラック(Ch. Nairac)<Barsac>
・CH.ロメール・デュ・アヨ(Ch. Romer-du-Hayot)<Fargues>
・CH.ロメール(Ch. Romer)<Fargues>
・CH.シュオー(Ch. Suau)<Barsac>

<>内は所在ですが、<Barsac>(バルサック村)はAOCバルサックが名乗れます。
ソーテルヌ・バルサックの公式サイトというのもあります。
ディケムとか載ってないので「何だかな~?」ですが。(笑)


実は甘口白のAOCはガロンヌ川対岸にも広がっています。
SweetWhite-2
ソーテルヌにこだわらず、こんなところで「偉い」甘口を探すのもいいかも。


エチケット平面化画像。
IMG_8870


さて、抜栓。
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横ミレジム入りはなんとなくうれしいです。

コルクも平面化撮影しました。
IMG_8878
これ自体はAOCソーテルヌの汎用品なんでしょうね。

Alc.13.5%。
オレンジがかった濃いイエロー。
IMG_8877

ハチミツ、花梨、ドライフルーツ。
極甘いんですが、ねっとり感なく喉越しサラリ。
ごくごく微かな苦味はいい効果を出してると思われます。
アルコール感と甘みのハーモニーが余韻でも続きます。
充分美味しいです。「偉い甘口白」ですね。
ディケムと比べてはいけませんが…。笑)


*****


Lucien Lurton & Fils
Garonnelles 2015 
Sauternes
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Pascal Jolivet Sancerre 2018

この前、プイィ・フュメを試したので、今度はサンセールをと選んだのが、
「ソーヴィニヨン・ブランの魔術師」とも呼ばれるパスカル・ジョリヴェ。
ワイン商の長男パスカル・ジョリヴェ氏が1982年にロワールにワイナリーを設立。
初リリースから間もなく高評価を得、ロワールを代表する作り手になったとか。
(以上、ネットからの受け売りです。笑)


IMG_8855
認証マークなんかは見当たりませんが、かなりの自然派の作り手らしいっす。


公式ページはカッコいいではあるのですが、
個々のワインの説明は極小でちょっと残念です。
まあ、ソーヴィニヨン・ブラン100%ですし、
無農薬、手摘み、グラヴィティ・システム、
天然酵母…というキーワードで理解しておきましょう。


さて、ワイナリー訪問です。またもや近づけず。遠目に見えます。
PascalJolivet01
サンセールの市街地のすぐ近くです。歩いても30分ぐらいの距離。

サンセールのコミューンは、ロワール川に面した丘の上にあります。
PascalJolivet03
「丘の上の町」に中世からの歴史的な美しい建物が散在しています。

サンセールとプイィ・フュメを一緒に俯瞰しておきましょう。
PascalJolivet02

う~ん、普通にネットで拾った地図の方がわかりやすいですね。
PouillyFumeSancerre


エチケット平面化画像。
IMG_8539
エチケットの絵の下に「Route de Chavignol, Sancerre」とありますが、
「シャヴィニョール村への道」の風景を絵にしたってことでしょうか。

実際、パスカル・ジョリヴェからシャヴィニョール村へは一本道で、
ずっと畑を抜けていく道になってます。これがモチーフでしょうかね。
PascalJolivet04


さて、抜栓です。コルク、キャップシールはシンプル~。
IMG_8853

Alc.12.5%。
薄いイエロー。
IMG_8854

青リンゴ、ライムか花梨。
メトキシピラジンの緑のニュアンスはないです。
フレッシュな甘み感じるアタック。
すぐにきれいな酸に包まれたミネラル感の味わいが来ます。
喉越しに、軽い苦味がまたいいアクセントですね。
フィニッシュまで爽やかなミネラル感を存分に楽しめます。
WWWポイントは80点満点。よってこれは満点です。


*****


Pascal Jolivet Sancerre 2018
Route de Chavignol
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

St. Urban Trockenbeerenauslese Rheinhessen 2016

ドイツの甘口ワイン。
アウスレーゼベーレンアウスレーゼと順に試してきましたが、
今日はとうとうトロッケンベーレンアウスレーゼです。
こういうドイツの極甘口ワインも好きになってきましたが、
何と言っても等級の名前の響きがかっこいいです。(笑)
何度も口に出してご満悦。トロッケンベーレンアウスレーゼ...。


IMG_7972
ドイツの等級についておさらいしておきましょう。
このワインの等級はプラディカーツヴァイン(Prädikatswein)。
2007年7月までは「Q.m.P」、いわゆる「Qualitätswein mit Prädikat」
(生産地限定格付け上質ワイン)と呼ばれていたやつです。
「Prädikat」とは「肩書」のことで、以下の「肩書」が名乗れます。

・カビネット(Kabinett):普通に収穫された完熟ブドウから。
・シュペトレーゼ(Spätlese):7日間以上の遅摘みブドウから。
・アウスレーゼ(Auslese):更に糖度が高く房選りされたブドウから。
・ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese):更に糖度高く粒選りで。
・アイスヴァイン(Eiswein):樹上自然凍結で作るアイスワイン。
・トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese):貴腐ワイン。

最低エクスレ度(糖度)はこうなっています。
(1リットルの水より何グラム重いか=1リットル当たりの糖度)
・カビネット(Kabinett):67度
・シュペトレーゼ(Spätlese):76度
・アウスレーゼ(Auslese):83度
・ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese):110度
・アイスヴァイン(Eiswein):110度
・トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese):150度
尚、プラディカーツヴァインは補糖が許されていません。


さて、この「St. Urban」なるブランド、元詰めは、
アイニッヒ・ツェンツェン(Einig-Zenzen)となってます。

しかしながらワイン情報がネット上にもあまりありません。
品種は「Ortega」らしいですが確証はないです。
オルテガはラインヘッセンやファルツに多い品種で、
ミュラー・トゥールガウとジーガーレーベ の交配品種だそうです。
オルテガと聞くと黒い三連星のオルテガ、マッシュ…を思い出します。
年代がバレますね。


細いボトルは苦手ですが平面化撮影完了。
IMG_7848
「TBA」って「Trocken Beeren Auslese」のことなんですね。
ラインヘッセンのプラディカーツヴァインですね。


どうでもいいですが、そのラインヘッセンの写真を貼っておきます。
Rheinhessen03
ラインガウからライン川越しにラインヘッセン方面を眺めたものです。
高解像のカメラで撮ってますので、クリックですごく拡大できますよ。


さて、抜栓。
IMG_7974

Alc.9.5%。
ゴールド、濃いコンクな黄色。
カリン、梅の香りを感じます。
うま甘です。
クセがなく、ただただ甘美。
満点。


*****


St. Urban
Trockenbeerenauslese Rheinhessen 2016
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Ritter Záhony Goldschatz Beerenauslese 2017 Pfalz

KALDIで買ったドイツの極甘口ワインです。
ベーレンアウスレーゼなので糖度(エクスレ度)は110以上。
いわゆるアイスヴァインと同等なのであります。


IMG_7268
ドイツの等級についておさらいしておきましょう。
このワインの等級はプラディカーツヴァイン(Prädikatswein)。
2007年7月までは「Q.m.P」、いわゆる「Qualitätswein mit Prädikat」
(生産地限定格付け上質ワイン)と呼ばれていたやつです。
「Prädikat」とは「肩書」のことで、以下の「肩書」が名乗れます。

・カビネット(Kabinett):普通に収穫された完熟ブドウから。
・シュペトレーゼ(Spätlese):7日間以上の遅摘みブドウから。
・アウスレーゼ(Auslese):更に糖度が高く房選りされたブドウから。
・ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese):更に糖度高く粒選りで。
・アイスヴァイン(Eiswein):樹上自然凍結で作るアイスワイン。
・トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese):貴腐。

最低エクスレ度(糖度)はこうなっています。
(1リットルの水より何グラム重いか=1リットル当たりの糖度)
・カビネット(Kabinett):67度
・シュペトレーゼ(Spätlese):76度
・アウスレーゼ(Auslese):83度
・ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese):110度
・アイスヴァイン(Eiswein):110度
・トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese):150度
尚、プラディカーツヴァインは補糖が許されていません。


う~ん、作り手の公式ページも所在もぜんぜんわかりません。
これはKALDIのサイトのワイン紹介。情報量ほぼゼロ。
セパージュはネット情報でこんなのが出ました。

・Bacchus(バッフース)
・Huxelrebe(フクセルレーベ)
・Ortega(オルテガ)

なんだか初めて聞くようなのばかりです。


気を取り直して、このワインの産地である「Pfalz」を調べます。
Pfalz01
ラインヘッセンのすぐ南の地域ですね。
それでもフランスのアルザスより北に位置しますが。


ラベル平面化画像。瓶が細長くて真ん中だけ撮影。
IMG_7267
樹氷のような写真。アイスヴァインかなと思ってしまいます。


さて、抜栓。
Alc.9.5%。
ゴールドイエロー。
柑橘系、青リンゴの香り。
カリンの甘さです。
甘~いんですが、サラっとしています。
こういうのは極甘口でもスルスル飲めます。
やっぱり、うま~い。


*****


Ritter Záhony Goldschatz Beerenauslese 2017
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Robert Weil Riesling Trocken 2016 Rheingau

一時期、ドイツへ行くことが多かったので、
白ワインは不案内な自分もリースリングはかなり飲んでいます。
いいリースリングってたまに飲みたくなるんですよ。
てなわけで、ラインガウのトップ生産者ロバート・ヴァイルであります。


IMG_6875
1868年創業の150年もの歴史のあるワイナリーですが、
1988年に日本のサントリーが経営権を取得しているそうです。


公式ページは若干使いづらい作りになってます。
英語表示はできますが、サントリーの経営なのに日本語表示はできません。
サントリーのワイナリー紹介ページはここです。

ワイン個々の情報はなさそうなのでショップサイトに頼ります。
リースリング100%は当然ながら、残糖は7g/lのようです。
基本、ステンレスタンクで熟成。5%だけオークの大樽に入れるようです。


ワイナリー訪問と思いますが、ストビューがぜんぜんありません。
サントリーのページの小さい写真でも見ておきますか。

ラインガウでの場所はこんな感じです。
Weil01
仕事で頻繁に行ってたのがヴィースバーデンとマインツ。
フランクフルト空港から車で20~30分です。
休みには電車でライン川沿いを移動、リューデスハイムへよく行きました。
記事下の「White White Wine」の写真はここで撮ったものです。
リューデスハイムの一面のリースリング畑、なかなか素晴らしいです。


ラベル平面化画像。
IMG_6722


ネックにはVDP(プレディカーツワイン生産者協会)のマークが。
IMG_6880
「VDP. GUTSWEIN」は4段階あるうちのベーシックワインです。
VDPは、2012年ヴィンテージから、
エステートワインに相当するVDP.グーツワイン(VDP.Gutswein)、
村名ワインに相当するVDP.オルツワイン(VDP.Ortswein)、
1級畑に相当するVDP.エアステ・ラーゲ(VDP. Erste Lage)、
特級畑に相当するVDP.グローセ・ラーゲ(VDP.Große Lage)
の4段階の格付けを行なっています。


さて、抜栓。コルクもキャップシールもカッコいいです。
IMG_6881


Alc.12%。
薄めのゴールド、シルバーゴールドって感じ。
リンゴ、桃。
ペトロール臭はあまり感じません。
フルーティーながらシャープな味はトロッケンですなぁ。
かすかな甘みを感じようとするとありそうな気がするレべル。
これが残糖7g/lの辛口なんですね。

さすが著名な作り手です。
かなりうまいリースリングです。
ちなみにパーカーおじさんは89点だそうで。


*****


Weingut Robert Weil
Riesling Trocken 2016 Rheingau
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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